03’GSX−R1000K3

 

 正妻はアクマで響子さんなので、新R1000は正妻のメンツを潰す様な事をしてはイケマセン! 故に紹介HPも目立たぬ様にしました。(笑) 同じGSX−Rの名を冠する以上、二人の関係は姉妹かな?(12歳違いの姉妹だな…)


[現在までの履歴]


03/07/12 ?????km RBに注文! 本体価格119万、総額138万6780円
03/07/18 00007km 納車… だと金が掛かるので引き取り。(^^;;;
03/07/26 00469km オイル(MOTUL300V CHRONO)&フィルター交換
03/08/03 00978km スライダー作成
03/08/09 00978km じわっとリレー装着、Wスライダー化…(^^;;;
03/08/13 01156km Rスタンド用スイングアームコマ装着
03/08/23 01312km ステップバー交換、ピリオンステップ除去
03/08/24 01507km オイル(300V CHRONO)&フィルター交換
03/09/06 01925km Fフォークオイル交換(カヤバ&オーリンスのブレンド)
03/09/23 02063km Rブレーキペダル リターンスプリング交換
03/11/02 03027km オイル(300V CHRONO)&フィルター交換、エアクリブロー
03/11/22 03082km 下回り全清掃&注油
03/11/30 03101km Fフェンダーホースガイド ネジ止め化
04/03/13 03368km Rフェンダーカット
04/04/29 04416km Rバネ レート7.5の物に交換
04/05/04 05115km オイル(300V CHRONO2L,SPORT1L)交換
04/05/23 05290km Rバネスペーサ BESTEX製に交換
04/05/29 05442km Rタイヤ交換(BT101中古)
04/05/30 05442km Fフォークオイルレベル 101→150mmに変更
04/08/12 05940km F&Rブレーキフルード交換
04/08/21 06091km エアクリ洗浄&ブロー(祝! 無事故無転倒6千km突破!)
04/09/05 06091km L&Rレバー分解清掃注油
04/09/11 06247km L&Rステップ&ペダル分解清掃注油
04/11/21 06976km F&Rタイヤ交換(ドラエボ120,180)
04/12/18 07315km オイル(300V CHRONO2L,SPORT1L)&フィルター交換
05/03/20 07364km F油面以外、全てノーマル状態に復元。
05/04/10 07577km Rブレーキリターンスプリング交換、Rピリオンステップ&ステダン撤去!
05/07/01 07948km 継続車検終了
05/07/02 07948km Fフォークオイル交換(101mm)&ドナドナ




[現在までの経過]


2003/春〜夏

 雑誌で新型R1000の紹介記事を見て、そのDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン:ダイヤモンドに近い程に緻密な分子構造を持った炭素。 当 然固さもダイヤに近く滑り抵抗の少なさや対摩耗性に関しては、チタンコートを遥かに凌ぐ!)でコーティングされた倒立Fフォークのインナーチューブに惚れ た!

 後、不細工だったルックスが、一応我慢できる範囲になった事。 重いだけで意味の無い、ミーハー向けの6ポットキャリパーが4ポットになった事。 (しかもラジアルマウント&分割パッド方式!) R7よりも8kg軽いのに馬力は約40PSアップ! マフラーのフルチタン化などなど…(スペック的に は、今の響子さんとほぼ同等!)

 しかし、問題は購入資金である! R7を売れば簡単だが、あんな単車は一度売っちまったら、もう2度と手に入らないのは確実だし… でも今の収入だと買い足す余裕など全く無いし、何よりも4台あるんじゃメンテし切れない!

 散々悩んだ挙げ句、やはり身分違いの恋だったとR7を手放す事にし、ついでの勢いでトレーラーとAX−1も処分する事に決めた。


2003/07/12 AX−1を下取りにして、RBにR1000を発注!(しかし、なんで単車に排ガス検査料2万なんてのがいるんだ〜…凸(-"-)ッタク)
2003/07/14 代金振り込み!




2003/07/18[引き取り]

 夕方に電話をしたらOKとの返事だったので、19時過ぎに引き取ってきました。 帰りに少しだけ雨に降られましたが、明日はもっと降るらしいので、ま、仕方無いでしょう。

 しかし、見送るRBの兄ちゃんの、なんと不安そうな事よ…(^^;;; 『最初はタイヤが滑りますから、くれぐれも気を付けて…(このオッサン、 無事に家まで帰れるんやろか?)』とか、イライラする程にひつこく何度も繰り返しておりましたが、こんなもん、R7の乗り難さに比べればカブみたいなもん です。

 ホンの5kmばかり流した感じでは、滅茶苦茶乗り易い!\(^_^)/ ポジションは響子さんと余り変わらない上に、シートはむしろ低いくらいで 幅も狭く、足つきが楽! オマケに(響子さんには劣るが)トルクがある上に軽いので町中でも楽々です!(R7がやはり特殊車両だった事を思い知らされまし た。)

 気になったのは、半クラッチの幅がチト広過ぎて違和感がある事(ま、これは、半クラッチが難しいと言われる油冷1100に慣れている為でしょ う。) 後、シフトストロークが長くてカッチリ感が無い事。 ステダンの効き過ぎで、倒し込んでから切れ角が付くまでにワンテンポ遅れる事。(勿論、撤去 するつもり。) 排気音が大きめで音も濁っており品が無い事。 常時点灯方式である事。 アクセルの遊びが1cm近くもあって不快なのとチェーンが張り過 ぎ!

 家に帰って雨滴を拭き取っていると、各部の安っぽさが目に付きます。 とにかくプラスティック類に厚味が無くペラペラ! ま、これのお蔭で軽いんでしょうが、R7の質感に慣れた目には、どうにも…

 明日、明後日を掛けて各部を大まかにバラしてから組み直し、月曜に本格的な試乗を行うつもりです。




2003/07/19、20[初バラ]

取り敢えずの計測データです。

  名  称

  数 値 デ ー タ

  備     考

倒立Fフォーク

重量:3.4kg(片方) クランプ径:上50mm、下54mm 有効長:720mm アクスル穴径:(左右共に)32mm 取付幅:207mm バネレート:0.85kg/mm(米レーステック社より)

フリクションの無さだけで競うなら、ほぼ無敵! これなら安物オーリンスに換える意味は無い!(因みに響子さんのアドバンテージSHOWAは、重量4.6kg!)

前輪

重量:12.0kg  ディスク径:300mm アクスルシャフト内幅:24mm(HEX)

ディスク込み重量。 指定エア圧2.5kg。(因みに響子さんは、10.6kg!)

後輪

重量:16.0kg

ディスク&スプロケ込み重量。 指定エア圧2.9kgってマジかよ?。 やはりチト重い… マグ鍛欲しいな〜…(;_;) 幅も180に落とそ。

Fキャリパー

重量:1080g 取付ボルト:M10(細目)×60mm 取付ピッチ:108mm ピストン径30mm×4 

トルクスねじ結合による分割ボディ。 パッド裏面に両面テープが貼ってあってピストンにひっついてる。 パッドスプリングが強過ぎるので撤去。

Rキャリパー

重量:1070g ピストン径:38mm

パッドスプリングが強過ぎるので撤去。

Fブレーキマスター

ピストン径:14mm


Rブレーキマスター

ピストン径:14mm


ヘッドライトユニット

重量:1310g

ライトハーネスの線径が非常に細く、容量に不安を感じる。 常時点灯が鬱陶しいので、じわっとリレーを装着。(上のライトは普段、カプラーを外してる…(^^;;;)

Fカウル

重量:2.3kg

エアダクト&取付ネジ込み。

サイド&アンダーカウル

重量:2.5kg

取付ネジ込み。 Fカウルと共にフローコントロールを積極的に行っているのが分るが、その分分解に手間が掛かるので、取り敢えず慣らしの間は外す。

テールカウル

重量:1280g

テールランプ込み。 付け外しにややコツが入る。 恐らく殆どの人がヘルメットフックで傷を付けてしまうだろう…(^^;;; 只、取付精度は良い。

バックミラー

重量:245g(片方) 取付幅:M6−42mm


ガソリンタンク

重量:7.4kg

R7と比較して整備性が非常に良く考えられており、着脱が滅茶楽。 只、容量の割に重い。

Fフェンダー

重量:540g

着脱がやり難く一考を要す。(対処済)

メーターユニット

重量:300g

信じられん軽さ!

Fシート

重量:780g

ボルト留めされてる。

Rシート

重量:830g

キーで取れる。

Fアクスルシャフト

重量:480g 右サイド対辺幅24mmの六角レンチ(又はM16のボルト&ナット)が必要。

分解に癖あり。 Lクランプを弛めシャフトを弛める。→Rクランプを弛めた後、カラーとシャフトを左右から抜いて前輪を外す。

ステアリングダンパー

重量:460g

ハンドリング優先の為、撤去。

エアダクト

重量:R370g、L360g

Fカウルとの組立に癖あり。 ベストな方法を模索中。

Fライトステー

重量:780g

アルミ製

ハンドルウェイト

重量:90g(片方)


クラッチレバーアジャスター

重量:12g

アルミ製で質感高し

Fサイドリフレクター

重量:55g(片方)

ダサいので撤去。

ステム下の穴

穴径:16mm


テールランプユニット

重量:1.0kg

ウィンカー&ナンバープレート込み。 これもR7に比べて非常に良く考えられており、簡単に外せる。(ハーネスは全てワンタッチカプラー) 只、後から見るとデザインが浮いてる…(^^;;; 荷掛けフックが付いているがチト不安。

エキパイ

重量:2.2kg

集合部込み

テールパイプ

重量:0.8kg


サイレンサー

重量:3.4kg

音が悪いのは排気デバイスの為と思われるので、できればフルエキに換えたい。

エアーボックス

重量:1320g

これもインジェクターがマニホールド内に付いている為、R7よりも遥かに楽に外せる。

ウィンカー

重量:100g

軸部が柔らかく、90度曲げてもOK!

バッテリー

重量:4.2kg

FTX12−BS、MFタイプ。

ECU

重量:360g

驚異の軽さ!(R7の約1/4)

Rショック

重量:3.0kg 有効長:330mm 上穴:M10凸幅30mm 下穴:M10凹内幅30mm シャフト太さ:φ16mm バネレート:8.6kg/mm(米レーステック社より)

プラカバーが付いていてシャフトが汚れ難いのは良いが、バネ長が無意味に長くて187mmもある。(って短いとイニシャル調整ができない事が判明…(^^;;;) 色もオーリンズの真似なんぞするな! 只、コンプレッサー無しでバラせる点はグッド!

Rシートカウル

重量:480g

結構取り付け精度が良くキッチリと填まる。















[初バラ感想]

 ザッとバラしてみた感想は、非常に整備性に付いて良く考えられていると言う事で、正直驚きました。 R7と同程度の整備性を覚悟していたのですが、実際には遥かに楽で拍子抜けする程… ま、嬉しい誤算って奴ですね。

 R7だとタンクを外すのに四苦八苦するのですが、R1000の場合はタンクの前を付属の棒で持ち上げて作業する事ができるので、この状態でホース類(燃料1、ブリーザー×2、配線カプラ1)を外した後、タンク後端のボルトを抜けばスポッと外せます。

 又、タンク前方にエア抜き穴が無い為、逆立ちをさせる様にして置けば燃料が漏れる事もありません。(R7だと、どんな置き方をしても必ず何処かのホースから燃料が漏れてしまう為、完全に燃料を抜いてからでないと作業ができませんでした。)


  又、インジェクターがマニホールド内にある為(R7は吸入ファンネルの上にある為、先にそれらを外す必要がありました。)、エアボックスも簡単に外せます し、更にはスロットルリンク部分がフレームに邪魔されないのでこれの整備も楽です。(R7はフレームの陰になっていて、滅茶苦茶やり難い。)



 やや気になったのは、Fフェンダーで、(カシメられたブレーキホースガイドが邪魔で)Fタイヤを外してしまわないと取れないんですな…(-"-) (2003/11/30 ブレーキホースガイドをネジ止めに変更。) 後、エアフローコントロールを積極的にやっている為、カウル下部のカバー類が滅茶多 くて組み立てるのが面倒な点。

 Fカウル下部のカバーだけなら良く見掛けますが、驚いたのがステムの下にもエアーを逃がさない為のカバーが付いていた事。(写真下の扇形のカバーで す。) とは言え、慣らしの間はオイル交換等で頻繁にカウルを外す必要がある為、いちいちこんなもんを外す様な根性はありません。 故に、サイド&アン ダーカウルやエアフロコントロール用のカバー類は全て外しました…(^^;;;(ステダンも含めて、約3kgの減量。)



 これこれ! このフォークに惚れたのさ!(純正流用のチューニングパーツとしては、ピカイチでしょう。 ハッキリ言ってしまうと、このフォークをわざわざ摺動抵抗の大きい30万の安物オーリンスに換えて喜んでいる人はバカです…(^^;;;)



 この薄さと小ささを見よ! R7のECUの約1/4と言う軽さ! 時代の進歩を感じさせるパーツであった…(;_;)



 な、なんと、ラジエーターの取付ネジを弛めるだけで、これだけの隙間ができます!(整備性を考えた設計をしないと、こんな隙間は絶対に空かない! ファ ンの無い左側は更に広い。) これだけ隙間があれば作業がどれだけ楽か、水冷4発のマフラー交換をした事のある人なら分ってくれるでしょう…(^^;;;  只、下部のオイルクーラーを避けながら、このエキパイを抜くのは三次元パズルでして、解けなかった人は素直にオイルクーラーを外して作業しましょう… (^^;;;

 それとエキパイに付いて、もう一つ設計に感心した事があります。 と言うのは、締め付けボルトを弛めてもプレートが下に落ちてしまわない事なんですね。 (エキパイが単なるパイプ曲げでは無く、コストの掛かる巻き溶接で造られており、プレートのスグ下で膨らませてあるので、そこで止まる。) 外す時はとも かく、取り付け時にこのプレートが滑り落ちてしまって苦労させられた人も多いと思うのですが、そんな事まで考えて設計されているんですな〜…

 後、シート裏側全体が一枚物のプラ板で覆われており、浸水の心配が無い事。(響子さんはツギハギプラ板の為、雨中走行をすると継ぎ目から浸水してドロド ロになる…(^^;;;) 部品の配置や配線が非常にスッキリしていて、どのパーツを外すにはどの配線を外したら良いかが一目瞭然! 更には、配線を通す 専用の穴まで空いており、形状を見ただけでどのパーツをどの位置に固定すれば良いかが一発で分るし、カウル類の取り付け精度も良いなど、とてもスズキ車と は思えないデキ…(^^;;;



 やっと完成した、[うるせ〜、ど〜せ慣らしなんだからこれでイんだよ!仕様](別名:裸エプロン仕様ともいふ…(^^;;;) マダ計ってないけど、多 分ガソリン満タンで200kgを切るでしょう。(これならカウルが無いのでスライダーを左右2個づつ付けられる!(^^;;;)

 さあ、いよいよエンジンの初始動!(引き取りの時は、RBの兄ちゃんがエンジンを掛けやがった…(;_;)) R7と違ってオートチョークなもんで、セ ルボタンを押すだけの簡単始動。(只、キーをONにしてからメーターのセレモニーが終わるまでに4秒程掛かるのが結構かったるいし、いちいちクラッチを握 らないといけない。) エンジンが冷えている内は、勝手に1500rpm程度でアイドリングし、温度が上がってくると1000rpmに落ち着く。(ってま るっきり4輪車やな〜…) アイドル時の排気音は実に静かなんだが、少し開けると結構大きな濁った音がする。

 で、20km程走ってきましたが、アクセルとハンドリングがダルですな… ま、エンジンのアタリも出てないし、前後のサスも、イニシャル、ダンパー共に 最弱にしてありますから、12年間熟成を重ねた響子さんと即同じレベルになれる訳も無いのですが、それにしても全てが鈍い感じ…(R7なんか初試乗のコー ナーでイキナリ、スコーン!と旋回してビビったんだが…(^^;;;)

 特にアクセルの反応ですが、確かにドン付きは無いのですが、逆に言えばドン付きを恐れる余りに、開け初めのツキを悪くし過ぎてしまった感じです。 ま、 CVキャブに慣れた人なら違和感無く扱えると思いますが、FCR等に慣れてしまった人には、カナリ気になるでしょう。 R7に比べると格段の進歩ですが、 単車のインジェクション技術はマダマダ発展途上ですな〜…(;_;)

 後、前ブレーキは、剛性感が凄くて気に入りました。(ちょっとレシオが大き過ぎて効き過ぎの感があるが… 分割パッドだし、減りも早いだろうな。) 逆 に後は、レシオは響子さんと同じ筈なのに全然効きません…(^^;;; レバー(ペダル)比が小さいのかな? 後、ステップが丁度足を下ろした位置にあっ て邪魔(可到式の為、左右への張り出しが大きい事も一因。)なのと、排気音がやはり好きになれない…(どうもフン詰まりな音で、排気デバイス無しのフルエ キに換えたいな〜…(;_;))

 明日は天気さえ良ければ、朝から300km程走ってきたいんですが、なんか雨みたいですね…(;_;)




2003/07/21[慣らし1]

 体重測定(ガソリン満タン慣らし仕様):F100kg、R97kgの計197kgを達成!(この車重で164PSは効くぜ!) 天候の回復してき た午後から、200kmばかり走る気で出掛けたら、六甲の裏側でドド降りに…(;_;)(ま、遅かれ早かれいつかは雨に当たるのが宿命とは言え、チト早過 ぎた様な気が…) 進行方向の空がどんどん暗くなってきたもんで、こらアカンわと引き返し、結局100km程度しか乗りませんでした。(現在の走行距離: 112km)

 走行800kmまでは、6千rpm以下でとの事ですが、トップだとほぼ160km出ます…(^^;;;(6千以下の回転数に限れば、R7の10倍は速い ですな…(^^;;; バックミラーもR7の10倍は見えるので安心!<って何が?) 排気音、エンジン音共に響子さんより格段に静かですし、カウルの防 風も完璧な為、160kmの実感がまるで無くて眠っちゃいそうです。(風切り音の少なさも含めて今までで一番!)

 それと驚いたのが、この季節にリッターバイクを転がしているのに、熱風を全く感じないんですな… 響子さんは勿論の事、R7も走れば下半身、停まれば上半身を中心に熱風が吹き付けてきて、正直ウンザリしたもんですが、この辺りも技術の進歩なんでしょうか?

 後、慣らしなんでノークラシフトでガチャガチャやってみましたが、FCRの様に上手くシフトダウンが決まりません。 やはり、わざとツキを悪くしている 様です。 それと駆動系の遊びが多いのとインジェクションのマッチングが悪く、(前方の信号が赤だった時などで)高いギヤのままエンブレで車速を落として 行くと、40km以下くらいでガクガクとシャクります。

 ワインディングを走ると、どうも倒し込みやS字の切り返しでステップに過重を掛け難い気がしたので調べてみたら、響子さんと比べてステップ幅が広い事が 分りました。 同じGSX−Rの名を冠する単車だけあって、ライディングポジションは殆ど同じなのですが、どちらもニーグリップをするタンク部分の幅が約 25cm程なのに対して、響子さんは(ステップの先端から先端までの)幅が52cm、R1000は幅が57cmと、その差は実に5cm!(ま、響子さんに は、ヨシムラのステップが付いていますから仕方無いですね…)

 言わば、R1000の方は、X(エックス)脚状態でステップを踏ん張っている訳で、これでは積極的に過重を掛けるのが難しいのも当然でしょう。(R1000は可到式の為、実際の感じは数値以上の物があります。 又、くるぶしグリップのやり難さに付いても同。)

 これの対策に付いては、以前、響子さんに付けていたヨシムラのレーシングステップ(ペグのみ)を移植するつもりです。(幅自体は余り変わらないが、固定式なので実質的により内側で踏ん張れる様になる。)




2003/07/26[慣らし2]

 天気がイマイチだったんですが、慣らしがてら豊岡のBITOまで、[マグタン]を見に行ってきました。

 本日の走行340km、総走行距離469kmで、初回のオイル&フィルター交換。 燃費は丁度20km/Lとこの手のバイクにしては仲々優秀! 一日で これだけ走ったのは、2年振りくらいかな?(ちょっとステップが高いのか、足がヤケに疲れたけど、上半身は、ま、こんなもんでしょう…)

 で、又も雨に降られました…(;_;) ま、小雨だったので良しとしましょう。 それに濡れたワインディングでもアクセルが鈍い分、走り易い事が分りましたし…

 しかし、マグ鍛イイっす! 半端な軽さやないですな〜… スーパーライトを持たせて貰った時も驚いたけど、これは、その軽さに呆れます…(^^;;; 軽さだけでなく、(削り出しの分)工業製品としても非常に美しくて、何とかやりくりしたいもんです。




2003/07/27[慣らし3]

 本日の走行180km! 昨日、オイル交換を済ませたので、今日はワインディングを中心に4〜6千rpmを使って軽い負荷を掛けた走り方をしてきました。

 って、要は進入時にシフトダウンをしてエンブレを効かせ、立ち上がりでキチンとアクセルを開けてやる訳ですが、流石にオイルが良い物(モチュールのクロ ノ)に変わると、回転&シフトフィールがまるで別物になります…(^^;;; 只でさえ軽いフケが尚一層軽くなるし、ミッションもカチカチ決まる様になる しで、随分と気持ち良く走れる様になりました。(ま、当初は、響子さんと比較すると余りにも静か過ぎる故に、イメージよりも随分と進入速度が速くなってし まって何度もビビりましたが…(;_;))

 後、ミッションに関してですが、普通、ロー→2ndへのチェンジでは、間にニュートラルがある為にシフトストロークが長くなってしまって、ノークラシフ トをした際には『ガチャコン!』と言った大きな音とショックが出がちなのですが、コイツにはそれが無く、他の3rd→4th等へシフトした時とまるで同じ シフトフィールなんですな…

 ま、普通の人は余りノークラシフトなんかしないと思いますが、私の様に軟弱でノークラシフトをしないとスグに左手が辛くなる人には、凄く助かります。

 で、途中で休憩して再スタートしようとしたら、何故かメーターパネルに[CHECK]の表示が〜…(;_;)(勿論、エンジン掛かんない。) 何度か キーをON/OFFする内に復帰しましたが、滅茶苦茶怖かった…(^^;;;(だって場所は丹波篠山の山の中なんだもん…(;_;))

 う〜ん、何でもかんでもマイコン制御ってのは、やっぱ好きになれんぞ。(注:後日、又も出たので取り説を良く読んでみたら、『キルスイッチ、サイドスタ ンドをチェックして下さい。』と書いてありました。 って、サイドスタンドが出ていて、且つ、ギヤが入った状態だとチェックになる様です。)




2003/08/02[慣らし4]

 本日の走行330km! 慣らしの為にカナリ顰蹙な運転(8時半出発の14時帰着!)をしたにも関わらず、燃費はコンスタントに20kmをマーク! これならツーリングで静かに流せば22〜3kmは伸びるでしょう。(流石はインジェクション!)

 丹波から京北を抜けて日本海まで行ってきましたが、山中のワインディングを一人で走っていると、その静かさ、速さ、乗り心地の良さ等、とてもじゃないが 今一番速いスポーツバイクだとは思えません…(^^;;; う〜ん、時代は進んでる!(トップスナッチは40km程度まで落とせるが、そこからの加速は正 直かったるい。 50kmも出ていれば充分トップギヤが使える。)

 途中で走行距離が800kmを越えた為、8千rpmまで回す様にしましたが、8千だとエンジン&車体に細かい振動が出ます。(因みに8千rpmだとトッ プで203km程度。) とは言え、リッターバイクで8千rpmなんて、一般道ではマズ使わない領域ですしね… ワインディングでロー、セコを使って8千 まで引っ張ると、やはりレスポンスを押さえてあるらしくて、かなり雑な開け方をしてもスムーズな加速をしてくれ、決して無闇に流れたりはしません。 楽と 言えば楽なんですが、これに慣れるとヘタになるでしょうね〜…(^^;;;

 アンダーカウル類を外した事で、冷却性に問題が出るのではと思っていましたが、外気温32℃で水温は常に78〜84℃をマーク。(途中、停滞で10分程 ノロノロ運転が続いた時だけ、95℃まで上昇!) 熱風に付いても、足首付近が暖かくなる程度で、響子さんやR7&AX−1みたいに熱風が吹き付ける事は 無く、至極快適でした。

 ハンドリングは、やはり(良くも悪くも)スズキですな… ヤマハみたいなスパッ!と切れる感じは無いけど、その分、コーナー途中にギャップがあっても殆 ど気にせず走れます。 Fサスの動きの良さも手伝って、R7だと大きくハンドルが振られるトコでも、『ドンドンッ!』ってなショックだけ…(^^;;; (ったく、こんな単車にステアリングダンパーなんぞいらねえって!)

 後、燃料が減ってきた時に単に警告灯が点くだけじゃなくて、R7みたいに連動したトリップメーターが欲しいですね。




2003/08/03[スライダー作成]


 購入前から、レーシングスライダーだけは何としても装着せねばと思っていたのですが、これが単なるプラスティックのコマとボルトだけなのに約1万円もす るんですな〜…凸(-"-) この不景気と材料費&加工費から考えれば、せいぜい1セット2〜3千円! 交換用のコマが一個千円くらいが妥当でしょう。

 なもんで取り敢えずスライダーを仮作成してみました。 材料は、スケボーの車輪(ウィールと呼ぶそうな…)、M10細目のステン寸切りボルト、ゴムクッ ションと言った所。 ウィールはナット固定、ゴムクッションはボルトに差し込んであるだけで、転倒時に最初の一撃を受けた時点で切れ込みの入ったボルトご と脱落し、後の役目をウィールに託します。(って、そう上手い具合に行くのだろうか…?(^^;;;)

 今は仮作成の状態なので、根元部分のスペーサー代りにM12のナットを噛ましていますが、いずれは機会を見てアルミで削り出すつもりです。

 黄色のラインは、純正状態でのメインハーネスの取り回しです。 見事にフレームの真横を通してあり、転倒時に無事に済むとは到底思えなかったので、スライダーの下を通す様にしました。 メーカーにも是非、一考を願いたい所です。(簡単に断線して、走行不能になる。)



 上から見ると分る様に、左右での取り付け位置が違います。 これは、取り付けに利用したエンジン固定ボルトの位置が、右側は後部のボルトが、左側は前部のボルトの方が外に張り出している為です。

 市販されているスライダーは、カウルの熱抜き穴を利用している為、左右共に前部のボルトで固定するしか無いのですが、私の場合はサイドカウルが無いので、より効果的な後部ボルトに取り付ける事にした訳です。(特に右側はマフラーがありますしね…)

 まぁ、正直、デザイン的には許せない面もあるのですが、跨った状態だとタンクで隠れてしまって非シンメトリーである事など分らないので、見なかった事にしときましょう…(^^;;;(左右2個づつ付けるってのも一案ですな。<おい!)



 設計図的には、こんな感じ。 これは右側の図で、左側はカラーを介さずに直接エンジンとフレームを固定しています。 ま、多少不細工ですが、費用は一個 辺り、M10ステンボルト10cmで160円、M10ステンナット2個で120円、ウィール600円、M12ナット(タダ)、ゴムクッション280円の合 計1160円、作成時間が1時間程度だったんで、マア個人的には納得してます。(^^;;;(何処か、このウィールを2個つなげたくらいのプラスティック のコマを一個千円くらいで出して欲しいもんです。)


2003/08/09[じわっとリレー装着]


 常時点灯は鬱陶しいし(スモークのベンツの後に停まったら上品なオジサマから、『おどれ、まぶしいやろが! 消さんかい!!』と言われた方が何人もおら れるとか…(^^;;;)、いちいちライトのコネクターを外すのも面倒なんで、[じわっとリレー]と言うヘンな名前の減光リレーを入れました。(ニュート ラルに入れると減光するって言う、良くあるタイプ。)

 写真では、ヘッドライトの下に貼り付けてますが、見ての通り非常にサイズが小さく(5×4×1cm)て、機能的にも十分です。 でも、残念ながら生産中止だそうな… って、やはり車検に通らないからでしょうか?

 私はたまたま某掲示板にて、『そのリレーなら持ってるけど、HIDを入れたので、もういらない。』と仰る方に逢う事ができ、格安にて譲って頂きました。 \(^_^)/(ヤフオクで探しても見つからなかった品物が、地域限定の超ローカル掲示板で手に入るなんて正に日頃の行いやね〜!(^^;;;<ばき!)



 只、R1000の点灯パターンが少し変わっていて、上下2段の内の上段はLowのみで常に点灯! 下段は普通にHigh、Lowが切り替るタイプなん で、説明書通りに配線する事はできません。 結局、Highビーム時には、上下3個のフィラメント全てを点灯させるしか無く、又、車検時に戻す事を考える と、説明書通りに切った貼ったをする訳にも行かず、ちと手間でした。(写真参照:上段Lowと下段Lowへの配線をコネクターから外した上でまとめ、間に リレーを接続、又、配線も分離可能にしました。)



 後、ヨシムラのステップバーに付いては、構造上の相違から移植は不可能と分りました…(;_;) 気が悪いんで、スライダーをダブル化してやりましたとさ…(^^;;;(これでデザイン的にも完璧!?)


2003/08/23[ステップバー交換]


 [雨だと慣らしはできないけれど、晴れてもやっぱりできないの…(;_;)オソマツ]

 と言う訳で暑くて乗る気になれないので、諦めていたステップバーを無理矢理付ける事にしました。 付けられないと言うのは御覧の通り、響子さん用のヨシムラ(上)はナット固定なのに対し、純正(下)はボルト固定なんですね…

 又、響子さんに使う事があるかもしれないので、切った貼ったは余りやりたくなかったんですが、ペダルの軸受けが填まる部分の径が完全に同じだったので、 思い切ってヨシムラステップのネジ部分を切断し、ステップ側からプレート側に掛けてM8ボルトを貫通させ、プレート裏からナットで固定する様にしました。


 こんな感じで、結構渋くなったりして…(^^;;; 只、純正がM10固定なのに対しM8なもんで、チト強度的には不安があります。 ま、全体重を掛けたくらいなら大丈夫ですが、もしもコケた時は諦める事にしましょう…

 ついでに、Lピリオンステップ・ブラケットとRピリオンステップを撤去したので、全部で800gは軽くなったかな?

※2003/08/24 暑さでとろけそうになりながら200km走ってきました。 結果、フィーリングが非常に良くなりました! 純正ステップだと、く るぶしグリップの時にジョイント部分がゴツゴツと靴底に当たったり、曲がる角度が悪くてフトした拍子にグニッ!と曲がったりして違和感を感じる事が多かっ たんですが、それが無くなり、更にはステップの高さがホンの数mm低くなった事もあって、足が随分と楽になりました。 ホントは左右の幅をもう少し狭くし たい所ですが、響子さんよりもスイングアーム幅が広い為、今以上に内側に寄せるのは仲々難しい様です。

P.S  水温が95℃を越えたくらいになると、アイドリング時にエンジンから少しシャリシャリした音が出る。 夏場は、やっぱコンペ(15W−50)にした方が良いかも?


2003/09/06[Fフォークオイル交換]

 詳細は、響子さんHPの[メカ]→[K3倒立フォーク]を参照して下さい。


2003/09/23[リヤブレーキペダル・リターンスプリング交換]

 Rブレーキが踏力の割に効かない(と言うか、踏力と効きとの比率がリニアじゃない)感じがするのは、どうもリターンスプリングが強過ぎる性では無 いかと思ったので、ホームセンターで買った遥かに細い線径のバネと換えてみました。(きちんと潤滑されていれば、リターンスプリングが無くてもマスターシ リンダーピストンのバネの力だけで充分戻る程に軽い。)

 結果、15km程試乗しただけですが、右足親指付根のフィールが格段に向上し、効き自体もアップ!(これは、お勧めできます。) 


2003/11/02[祝3000km達成!]

 と言う訳で無事に3000kmを越えました! エンジンオイル交換とエアクリーナー清掃とプラグチェックを済ませて、これで来週のCRS(練習会)参加準備も完了です。

1:エアクリーナーボックスのフタを止めているネジ。 緩めても外れない様にプラの爪が付いています。 細かい事ですがスズキの本気を感じさせてくれます。(只、全部のネジじゃないのが玉に傷と言うかスズキらしいと言うか…(^^;;;)

2:3000kmの間、ハイオクを使い続けたプラグ。 昔のハイオクと違って実に綺麗に焼けていました。 今後は様子を見ながら少しづつレギュラーに切り換えていくつもりです。

3:スズキの本気2! ヘッドカバーがマグネシウム合金製でした。(雑誌で読んだ記憶が無いが…?)

P.S RBに頼んでいたパーツリストが入荷しました。(勿論、正規品!)


2003/11/09[CRS(練習会)参加]

 慣らしが終わったのでCRS主催の練習会に行ってきました。 大排気量車による練習会への参加は、10年前のトライカーナ以来だったので滅茶苦茶疲れました…(帰宅後、疲れた体に鞭打って洗車したのも効いてる。)

 生憎の雨模様で只でさえヘタになってるのが更にガチガチに固まっちまうし、セッティングも極低速度域に振ってなかったので散々な有様でしたが、ま、初回はこんなもんでしょう…

 走ってみて気になったのは、ローの20km以下くらいでガクガクと酷くしゃくってしまう事と、雨の性か前ブレーキからキーキーと言った引き摺り音がした 事くらいで、思っていたよりは乗り易かったです。(シャクリに関しては、ドライ路面でもう少しペースが上がれば問題無いと思われる。)

 今回は出掛けに雨が止んでいたのと参加費5.5千円が勿体無いのとで参加しましたが、以後は絶対にヤメるつもりです…(^^;;;(特に、ポートアイラ ンドのあの場所でやる限りは!) と言うのも路面の泥がチト特殊で、車体に付いた泥が流れてしまわずにどんどん溜って行くんですな〜… しかもエキパイな んかだと焼き付いた様になってしまって洗車くらいじゃ全然落ちない! 埋立地で塩気がふんだんに含まれている事を考慮すれば、これはメカ系の人間に取って 脅威です…(;_;)

 取り敢えず帰宅後ザッと洗車してやり、前後キャリパー、ステップ、レバー等のサビの出易い部品を外しておきましたが、来週末にはキチンと清掃&注油をするつもりです。

 最後に、写真を送って下さった、某[はまさん]に深く感謝致します。

2003/11/15 補足
  この泥はマジでシャレにならん…(-"-) エンジンクリーナー※を使ってラジエーター&オイルクーラーの前面から水を吹き付けたら出るわ出るわ… 下に 溜った量を見れば半端じゃない事が良く分る。(勿論、バケットの中にも一杯溜ってる。 ブラシで落とせる範囲の泥は全て落としてあったのに…)

 こんなもん、コンプレッサーとエンジンクリーナーが無ければ、どないもならんぞ…

 今、私は、雨の日に参加した事を猛烈に後悔している…(;_;) 予定では今日中に前半分を終わらせて、明日はスイングアーム&リンク廻りをやるつもりだったが、この調子だと来週にまでずれ込みそうだ。(他の参加者は、一体どうやって掃除してるんだろう?)

 それと、軽量化に真剣に取り組んでいる割には、クーリングファンが鉄枠で結構重いのが気になった。 冬場はどうせ不用だし思い切って外すか?(^^;;;

※エンジンクリーナー: コンプレッサーのエアーを使って、水や灯油等の液体を高圧で吹き付ける事ができる道具。(言わば塗装用のスプレーガンをもっと大雑把にした様な代物。)

2003/11/22 補足
 君は[]を見た事があるか!?(スイングアーム裏側の、殆どのオーナーが見ないであろう場所にRの文字が〜…(^^;;;) って、だから何なんだ?と言われればそうなんですが、こう言う遊び心と言うか拘りと言うか結構好きっす!

 その他の拘りとしては、Rサス&リンク廻りのボルトが全て中空になっていたり、リンクのテンションロッドやブレーキホースガイドまでがアルミ製だったり と感心する事ばかり。 やや気になったのは、サイドスタンドを外さないとリンクアームとフレームを接続しているボルトが抜けない事くらいでしょうか?(こ のサイドスタンド固定ボルト、ネジロックがキツい上に力を入れ難い場所にあって外すのが一苦労!)

 で、やっと作業が終わったので車体の下に溜っていた泥を掃除したらこれだけありました…(^^;;;(バケットに溜っていた分は含んでいないので、それと合わせれば一体どれ程の量がラジエーター&オイルクーラーに入り込んでいたのか、チト信じられん…)

P.S: 計測データ一覧表に、Rショックの採寸データを追加しました。


2003/12/18[パーツリストの事]

 今日、リンドバーグに頼んでいた(パーツリストの)見積りが届きました。(新車購入時にRBに頼んでいたんだが、3ヶ月を過ぎても何の連絡も無かった為、諦めてリンドバーグに尋ねてみた次第。)

 そしたら、価格4800円の送料1000円! 対するRB経由のは、1万円…(舐められてますな…凸(-"-))

 ま、賢明な諸氏は、リンドバーグで買って下さいませ。


2003/12/14[CRS(練習会)参加]

 う〜ん、やはりローで20km以下(15kmくらい?)になるとガクガクと酷くしゃくる事がありますね。

 特に水温が100℃近くになると顕著で、途中でイキナリ「ガクガク、バコッ!」ってエンストしてしまい、必死で支える羽目になりました…(;_;) やはりこう言った極低回転域は、苦手なんでしょうか?>インジェクション


2004/01/03[極低回転域でのエンブレ時に発生するシャクリに関する考察]

仮定1: 極低回転域に於ては、(高回転時と比べて)単位時間辺りの角速度変化が大きく、言わば脈動状態にある。(K3のクランクマスの小ささは、脈動に更に拍車を掛けるであろう。)
仮定2: 1の脈動周期と駆動系の固有振動周期が近い為にシャクリが発生するのでは無いか?
仮定3: M型に於てシャクリが発生しないのは、上記の固有振動周期がズレている為では無いか?

※参考データ エンジン停止時にローギヤを入れて車体を前後に動かした時の移動可能距離は、K3=7cm、M=4cm。(更に、M型のテクマグホイールはハブダンパーが純正に比べて非常に固い為、遊び量から推測される以上に周期が短くなると考えられる。)

仮定4: 上記の仮定が正しければ、駆動系の遊びを減らしてやればシャクリを大幅に軽減(もしくは無に)できる筈である。(しかし、どうやって? それが一番問題だ。 ダンパーゴムの横に薄いアルミ板でも入れてみるか? う〜ん悩むぜ…)

実験1: 取り敢えず簡単にできる事から試してみようと思い、チェーンの遊びを約半分(2cm程度)にまで減らしてみた。(上記参考データで言うと7cm→6.5cmに減った程度で、期待した割には殆ど変わらない。) さて、結果は…?

結果1: トップギヤでシャクリ始める速度が、35km→32kmに低下。 更に30kmまで下げるとシャクリが消えた事から、やはり原因は99%以上の 確率で駆動系の共振による物だと思われる。 今以上にチェーンの遊びを減らすと一般走行でRサスが縮んだ時に駆動系に無理が掛かるので、練習会に参加する 時だけもう少し遊びを減らしてみるつもり。(もしくは、ハブダンパーを固くする為にマグタンに交換するのも効果的だろうな…(^^;;;ムリダナ)


2004/03/13[リヤフェンダーカット]

 ヤフオクでノーマルRフェンダーが安く(2600円)手に入ったので、今使っている方をカットしてみました。

 でも… 期待した程には変わらない…(;_;) やはりリヤカウルからナンバーが離れ過ぎですよね〜…

 アルミ板を使って、もっと近付ける事も考えたのですが、結合部分が不細工になるので諦めました。 やはり、やるならきちんと型取りをしてFRPで造りたいです。(純正は、凸凹がまるでプラモの様にキッチリと填まってる。)

 カットしたついでに、サイドリフレクターと裏側の補強棒を撤去しました。(200gは軽くなったかな?)


2004/04/18[排気デバイスの誤算]

 シャクリへの対策として、排気デバイスを全開固定してみました。(ワイヤーを外しただけでバルブはバネで全開固定となる。)

 結果、排気音殆ど変わらず、低域トルク殆ど変わらず、シャクリ殆ど変わらずの変わらず尽くし… 只、メーターパネルにFIのエラー表示が〜…(;_;) 一体何の為に貴重な時間と労力を裂いて作業をしたんだろう…?

 しかし、モーターを撤去したのならともかく、まさかワイヤーを外しただけでエラーが出るとは思ってもみませんでした。

 モータープーリーからワイヤーを外すのは簡単なんですが、逆はタンクを外さないと難しく、又、本日は体力気力共に最低ラインの為、再装着は又、後日…(;_;)

2004/04/25補足: 山間部で回してみて、ノーマルより音が太くなっている事を確認。 反面、3〜6千辺りのトルクが落ちて、今まで 2ndで楽に上っていたワインディングがキツい。(うっかりローにまで落としてしまい、やっとトルクが落ちた結果である事が分った。) 又、燃費も普段よ り1〜2km落ちて、18km台にまで落ちた。 次回、ワイヤーを繋いだ状態で同じコースを同じ様なペースで走ってみて確認を取るつもり。

2004/04/29 元に戻した。(試しに開閉ワイヤーを逆に付けてみたら、ちゃんと認識してエラーが出た!(^^;;;) それから作業はタンクを浮かしただけで可能でした。


2004/04/29[Rバネ交換]

  遊びでリヤバネをWPのレート7.5kg/mmの物に換えてみました。(純正は、8.6kg/mmだとか…) 知らない人が見れば一見、WPですな… (^^;;;(イニシャル量は、ノーマルが9.3mm掛かっていたので、9.3×8.6/7.5=10.7で、取り合えず11mmに設定。)

 只、WPの物は全長が短くてそのままではイニシャルが掛けられない為、手元にあった配水管用のプラ部品を削って、取り敢えずのスペーサーを作って嵩上げ をしました。(写真右側参照。 配水管そのまんまやがな…(^^;;;) 尚、プラ部品の滑りが悪く、イニシャル調整がやり難いです。(何か手を考えね ば…)

 更には、バネ内(外)径も少し小さくて、ノーマルに付いていたドロ避けパイプが付きません。 又、イニシャルアジャスターリングも出っ張りが当たってしまう為、下側を逆向けに付けました。(写真左側参照。)

 本当は、フロントの油面を下げて前後の固さをバランスさせてやるつもりだったのですが、面倒臭いので取り敢えず前はそのままで試乗。 結果、思っていた 程に操縦性は悪化せず、流す程度なら充分な物でした! それに乗り心地が凄く良くなったのが印象的で、公道ならコッチの方がイイですな…(^^;;;

2004/05/23 マトモなスペーサーに交換。 詳細は、本館→メカの[バネを換えてみよう!]参照の事。
2004/05/30 前後のバランスを取る為に、Fフォークのオイルレベルをノーマルの101mmから150mmに変更。


2005/03/20[売却を決意!]

 仕事が忙しくなって2台の面倒を見るのが難しくなってきた為、K3を売る事にしました…(;_;)

 イイ造りをしてるんですが、やっぱリッタークラスを2台っつ〜のは贅沢ですしね。

 今日(3/21)RBに持って行ったら、58万と言われてしまいました…(;_;)(無事故無転倒の上、メンテ完璧、カウルは新同品なんで、最低でも70万は行くと思ってただけにショックでした…)

 流石にこの値段では売る気になれないので、ヤフオクに出すか、はたまた諦めて置いておくか、チト思案中…

 響子さんが体調不良(チェンジシャフトのオイルシール劣化によるオイル漏れ)を起こしたので、少なくとも7月の車検が終わるまでは置いておく事にしました。

 2005/06/05 この3月にRBに持って行った時に、『リヤのパッドが終わり掛けているので、その分だけ引かせて貰います…』と言われてい たのですが、今日、ヤフオクへの出品準備の為にチェックしてみたら、8割方残っていました…凸(-"-) 分っていて噛ましやがったのか、それとも単にバ カなのか?>RBのニイチャン(数年前に店長が変わってからは、融通は利かなくなるわ買い叩くわで、どうも良くないですな〜…>RB神戸東店)

 05/06/12 07763km ヤフオクへ75万にて出品。
 05/06/19 07763km 81.1万にて無事落札。
 05/06/26 07929km 落札者による現車確認OK!(嬉しいよ〜な、悲しいよ〜な…(^^;;;)
 05/07/02 07948km 引き渡し!(;_;)サヨ~ナラ~ッ!