逆川橋
現在の逆川橋
逆川橋は、県道秦野二宮線の旧道が逆川を渡る橋です。現在のものは幅員6.5m、橋長6.9m。
今の基準からしてみると小さな橋です。
しかし明治39年に開通した二宮街道も、同年に開業した湘南馬車鉄道もこの橋の上を通っていたのです。

橋の歴史を見ると、明治34年、大正2、4年にそれぞれ掛け替え、または改修をしています。
大正12年9月1日、関東大震災でも崩落しました。(大正11年の大地震で墜落とも参考文献にはありますが、翌年の地震の間違えかもしれません。)
その後大正13年12月に鉄筋コンクリート製の現橋が完成し、昭和7年にさらに改修を受けて現在に至っています。

ちなみに現在の県道にも新逆川橋があります。こちらの方も、新常盤橋とほとんどセットの短い橋です。



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☆参考文献
『秦野誌並震災復興誌』秦野町
『秦野市史項目辞典』秦野市
『秦野の近代交通』秦野市教育研究所