みくるべ短距離散歩


2011年9月19日。 この日は、ガイドブックで見た表丹沢県民の森へ行こうと、三廻部方面へ行きました。 そこで見つけたのが、バス停の貼り紙。



あ、ここのバスなくなっちゃうのか。しかも今月末。
上り方面のバス停なんて、手書きだもんな。

ということで、バス停の写真も撮りながら行くことにしました。



これはみくるべ入り口バス停付近の丁字路にありました。
彫られていたのがなんなのかよくわかりません。
上地区はここに限らず、古い石仏がたくさんあります。



急坂を歩いて行くと、こんなものがここにも。

あまり、自然破壊をしませんように。



少し歩くと、東耕地。

開拓地のような地名ですが、三廻部の歴史の始まりはかなり古いです。
その中で比較的新しいということはあるかもしれませんが。
どんな由来があるのでしょう。


その次は榎戸。田圃の向こうに山が近いです。

こんな山の近くに田んぼの水を引き込むのがこの三廻部用水。
室町時代初期に作られたと言われ今も活躍中です。

しばらく行って現在の市営水道の取水所を過ぎるとY字に分岐。
右に行くと、用水沿いに四十八瀬川の芭蕉堰堤に行けるようです。
とは言え。目的地は左なのでそちらへ向かいます。


終点です。バスの。



こんなのどかな場所が目的地じゃ、利用者が少ないのも仕方ないのか…
バス停の南側はこんな感じです。

いい季節です。ちなみに田んぼの影は道の向かいの木々です。


1日5本しかないバスのうち、16時00分発がやってきました。
昔は、箱根登山バスのみくるべ行きをたくさん見た気がするんですが、
(そういえば秦野駅からも出ていた気がする)
数年前にこの近辺の路線は神奈中に買収されています。
新松田行きや松田ランド行きも一緒に廃止になってしまうようです。


バス停のポールは箱根登山のままですね。
運転手さんが親切に時間を教えてくれました。

さあ、ここからは歩くしかありません。
広い道を右に折れ、三廻部病院の前を通り抜け急坂を上ると、
三廻部林道入り口です。

冷たい水が桶に流れていました。
飲めるのか、飲めないのか?それだけでも書いておいてほしかった…。
林道に入ってしばらくいくと、植林記念碑が。
林道沿いには杉の木が多かったです。

隙間から覗く景色。眼では海まで見えていました。



もう少し行くと上秦野林道とぶつかって、県民の森はすぐです。
ところが、久々にトレッキングシューズを履いたので靴擦れになってしまい、
林道の合流点で断念。県民の森はいつかリベンジしよう。
そのかわり、先ほどのバスの写真が撮れました。
あれは実は戻ったときに撮ったものでした。

BACK TO THE TOP ☆参考文献
『ふるさと秦野景観100選』