今、世界中のいたるところで戦争や地震、洪水、干ばつ等自然大災害がひん発し、
他、様々な不幸により多くの人々が悲惨で不安な生活状況にあります。
この様な時、世界平和及び人々の幸せを真剣に祈ることが私達各人にとって、
ますます必要な時代となっています。
切実な祈りや言葉というのは決して無力ではなく、悪い状況を良い方向に変える力を確実に持っています。
当山では、毎月十八日午前九時より、 境内安置の大慈悲聖観世音菩薩(ありがとう観音)の前
(雨天の日は本堂内)で「世界平和とみんなの幸せを祈願する十句観音経百遍読経会」を行っています。
是非多くの方々のご参加をいただきたくお知らせ申し上げます。
福昌院住職 平賀康雄 合掌
延命十句観音経 | えんめいじっくかんのんぎょう | この経、 常に無心に読誦せば 何ら恐るるものなし 昔より数多の人々 この経にて救われたり 必ず現前の辛苦難題消滅す 日ごと朝夕、どこにても 或いは三遍、或いは七遍 でき得れば二十一遍 時には百遍唱うるべし 沙門黙應康雄 謹白 |
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観世音 南無佛 与佛有因 与佛有縁 佛法僧縁 常楽我浄 朝念観世音 暮念観世音 念念従心起 念念不離心 |
かんぜおん なーむーぶつ よーぶつうーいん よーぶつうーえん ぶっぽうそうえん じょうらくがーじょう ちょうねんかんぜーおん ぼーねんかんぜーおん ねんねんじゅうしんきー ねんねんふーりーしん |
観音経に「観音妙智力 能救世間苦」「十方諸国土 無刹不現身」とあるように
観音様はいつでも、どんな所でも人々の願いに応じて三十三身(様々な形)に身を
変えて現れ、我々衆生を救って下さいます。
また別名、施無畏(おそれ無きを施す)菩薩とも呼ばれる様に、無心、切実な気持ちで
祈る人々の、心の中の不安や恐怖の念をすみやかに取り除き、生きる喜び、元気、
勇気を与えて下さいます。
まず今ある幸せにあらためて感謝し、あとは全てを観音様にお任せし、無心に
南無観世音菩薩と唱えてお参り下さい。
福昌院御詠歌(澄光) | ||
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作詞・作曲 | 平賀康雄 | |
少林の寺に参れば我が心 澄みわたりけり南無観世音 | ||
解説 | ||
少林というのは禅宗の初祖達磨大師に 因むところの、福昌院の山号の事。 本堂内には御本尊聖観世音菩薩が、常に、 導きの光を発してましましておられ、又、 境内の御影石の大観音の慈悲深いお顔が 我々のせわしい日常の思いを払って下さり 清浄な気持ちにさせて下さる事だ。 南無観世音菩薩 |