アートでふくらむプロジェクト SIDE-B企画 「アートの自動的販売機」



 8月30日(日)仙台市青葉区北山に所在する曹洞宗「輪王寺」において実施した。また、今回は
SIDE−B企画とし、大人も子供も刺激的かつ自由で楽しくアートに触れられる(アートが買える)
という内容を心掛けた。詳細については下記のとおりである。



@500円で売るアート〜THE EDGE OF THE WORLD〜
 縦8cm×横6cmの箱に手作りのアート作品を詰め込んで、それを当日500円で販売した。中身
は「昼の絵具」「夜の絵具」やオリジナルのアクセサリーやこけしや人形など、各人が様々な小物
を作成し持ち寄った。箱は26個が売れ、用意した分が売り切れ間近という状況であった。



Aアートの自動的販売機の制作
 当日、段ボールを使って「アートの自動的販売機」としてオブジェを制作した。自動的とネーミ
ングしたのは、段ボール構造であるので自動ではないものの、自動販売機と同じような販売形式
をとり、アトラクションのような楽しい遊び心が各所に見られるような、催し物としてのオブジェ制作
を心掛けたため。A・R・Tのいずれかの穴にコインを入れると、左右に取り付けられた
“けぶえ風船”が鳴り、上記@の商品が受渡口から出てくる仕組みとなっている。
 受渡口や風船を鳴らす為には人が自動的販売機内に入って行うのだが、そのようなローテクも、
来場した子供達にとっては興味の対象となり、始終大人気であった。



Bキャンペーンガール
 @のアート箱のサイズが、タバコのケースに近い事から、タバコ販売等のキャンペーンガール
デモから着想を得て、当日メイド衣裳を身にまとったキャンペーンガールを起用し、
「アート、いかがですか?」の声がけとともに、自動的販売機の周囲で宣伝を行ってもらった。
そのお陰もあり、謎の構造物であるにも関わらず、抵抗なく自動的販売機を楽しんでもらえたもの
と思われる。



Cアートの自動的販売機展
 9月1日〜6日まで、美術カフェ「PICNICA」において後日展を実施。プロジェクト当日に撮影した
写真や作品、自動的販売機を平面状にして展示した。

参加者(敬称略)
有馬涼子
遠藤博恵
加藤高志
KIMURA RYO
ゴトウメリカ
鈴木昭一郎
浜田真輔(ちっく)
ハラダカオル
山内文貴
高橋洋一
武田 卓
横山結花
KIKUCHAN
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