別府市の堀田温泉にある家族風呂3室のみの日帰り温泉で、 市営「堀田温泉」から約150m、真っ直ぐ高台に進んだ場所にあります。 少し高台になっているので、建物前から別府湾が見えます。
ここの敷地から正面に「白糸の滝」が見えるので、名付けられたものと思われますが、 家族風呂の室内からは滝が見える部屋とそうでない部屋とがあります。 建物裏手にある駐車場からは滝が良く見えます。

個人のお宅の敷地内を温泉施設として改装した感じで、 自宅玄関のすぐ目の前に、家族風呂が3つあるという小ぢんまりした温泉です。 周囲の道はとても狭く、大型の車ですと、駐車場に車を停めるのが大変です。
別府市の家族風呂としては安価の50分1000円の施設というせいか、 以前訪れた時は入れませんでしたが、 今回は入れる！と思ったら、ゴールデンウィーク価格で通常の2倍のお値段でした。

母屋と家族風呂の間には車が2台ほど停めれる駐車場があり、家族風呂の扉が3つ並んでいます。 自動販売機があり、家族風呂の前には薬師如来が祀られています。 そして“猪・鹿肉有ります”の立札も・・・

周囲には硫黄の匂いが立ち込めており、テンションが上がります。 どこからともなく現われたおかみさんに入浴料を払い、今回は一番手前の部屋を利用します。

脱衣カゴと鏡があるだけの脱衣所と、岩をくり抜いた浴槽があり、 設備は必要最小限。 備品はボディソープとリンスインシャンプー、洗面器、浴用イスがありました。
浴槽は大人2人で丁度良いサイズで、ゆったり入る家族風呂に慣れた身には少し狭く感じます。 無色透明のお湯には湯の花が大量に舞っているので、遠目には白濁して見えます。 そして浴槽内のお湯は、入れない程の高温。パイプを使って山水を投入します。

この部屋は一番端なので、高い窓を開けると滝が見えるのではないでしょうか。 この部屋を除いた2室は、別府湾が見えるそうです。写真を見る感じでは、浴槽もこの部屋より広そう。

湯の花がたっぷりと舞うお湯は単純硫黄泉で、源泉温度は70.4℃あるらしいので、 加水なしでは入れません。
浴槽は狭いとはいえ、大人2人での入浴に不便はありませんが、 この日は壊れていたのか、洗い場のシャワーから水しか出ず、浴槽の湯を利用して体を洗いました。 鏡には「お湯が極端にぬるくなったり熱い場合は大声でお知らせください」と書かれていたので、 大声で呼んでみたら良かったのかもしれませんね。

お安いお値段設定も魅力ですが、 別府インターからすぐ近くという立地も良いですね。

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