2010年10月にオープンし、国内最大規模と銘打った道の駅で、田川郡大任町にあります。 地域の特産品や新鮮な農産物が購入出来る物産直売所「もみじ館」をはじめ、 「天然温泉さくら館」でリフレッシュ、 小さな子供が楽しめる遊具も充実し、家族みんなで楽しめる道の駅となっています。 そして道の駅おおとうのイチオシは「1億円トイレ」。 トイレ前には自動演奏のグランドピアノがあり、トイレから眺める日本庭園には滝が流れ、 トイレ内部には陶器で作られた絵が飾られています。

田川郡には添田町の「道の駅 勧遊舎ひこさん」、 香春町の「道の駅 香春」、 2011年にオープンした糸田町の「道の駅 いとだ」と、ここ「道の駅 おおとう」とで4つの道の駅があるという 道の駅激戦区です。 しかし同じ田川郡というだけあり、4つの道の駅の直売所には同じ商品がかなり並んでいます。

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「もみじ館」にあるトイレは「一億円トイレ」「優美トイレ」と名付けられ、読んで字のごとく1億円をかけた(らしい)トイレです。 といっても一番お金がかかっているのは、トイレの入口に鎮座している白い自動演奏グランドピアノなのではないかと思います。 トイレからは日本庭園が見える様になっていて、男性は用を足しながら眺められるとか。 女性用トイレには、個室にそれぞれ花のテーマが持たせてあり、個室の外に掛けてある陶器の絵と、個室内の絵に同じ花が描かれています。 手洗い用シンクは陶磁器が使われ、パウダールームが完備されておりと、つい長居してしまいそうなトイレになっています。

天然温泉さくら館では、大浴場、露天風呂、サウナ、九州では医療機関でしか扱っていなかった薬石浴（嵐の湯）などがあります。 ２つの大浴場は男女日替わりで利用できます。 また、家族風呂が3室あり、入浴料プラス1000円で利用できます。 軽食ができ、宴会場としても使える休憩どころもあります。

今回は家族風呂に入湯しました。 取りあえず、入館して靴を下駄箱へ。料金は50円で、返金されません。 受付にて家族風呂を申込み、料金を払って湯を張る間しばし待ちます。 その間に大浴場を覗いて見ましたが、大賑わいでした。

では、家族風呂へ。 脱衣所にはテレビが備え付けられていました。 家具は籐で統一され、落ち着いた雰囲気です。 そして浴室内は、滑りにくい床になっていて、タイルの様に冷たい！と感じる床でもなくて良かったです。 浴槽は広々していて、横に湯温がデジタルで表示されていました。 これは初めて見た気がします。 湯船のお湯は乳白色でした。 湯が注がれている方が乳白色の気泡具合が多かったので、湯を注ぐ際に機械的に乳白色になっているのかもしれません。 浴室のドアを開けると、日本庭園が見えました。