日本唯一のサンドイッチ型城下町、杵築 
日本唯一のサンドイッチ型城下町、杵築
江戸時代は杵築藩松平氏3万2000石の城下町として栄えた杵築には、 今も武家屋敷や商家が往時の姿をとどめ、江戸時代の風情が色濃く残っています。

南北の高台に武士が住み、その谷間に商人が暮らしたため凸凹である 『サンドイッチ型』城下町となった杵築。
その『サンドイッチ型』の形状は日本唯一と言われ、また 全国初の「着物が似合う歴史的町並み」に認定された美しい町並みです。

サンドイッチ型がよく分かる石畳として、杵築を表す風景ともなっている「酢屋の坂」を始めとして、 武家屋敷と商人の町を結ぶ数々の坂が残っています。

 ▲ 杵築城

 ▲ この景観が有名。奥の坂が「酢屋の坂」

 ▲ 酢屋の坂
杵築城
杵築のシンボル的な存在である『杵築城』は、 室町時代初期に、木付氏によって八坂川の河口にある台山(だいやま)の上に築かれたお城です。 台山は、北は高山川、東は守江湾に囲まれた天然の要害でした。
当初は台山山城に主郭部が設けられていましたが、慶長元年(1596年)の震災と、慶長2年(1597年)の暴風雨によって天守が損壊したため、 台山山麓に居館が移されました。
その後、慶長20年(1615年)には江戸幕府が制定した「一国一城令」により、廃城となります。
現存しているのは、一部の石垣などで、 現在の天守閣は、昭和45年10月に再建された模擬天守です。

 ▲ 八坂川河口付近から見た杵築城
酢屋の坂 / 塩屋の坂
南北の高台に武家屋敷が、その谷間に商人の町があるという、凸凹型の「サンドイッチ型城下町」の形状が良く分かるスポットであり、 時代劇やドラマのロケにも使われる景観です。
北台側の坂道が 「酢屋の坂」、 南台側の坂が「塩屋の坂」です。

 ▲ 酢屋の坂
北台武家屋敷通り
北台武家屋敷は、「杵築城」に近い方の武家屋敷集落で、杵築城から北台武家屋敷を結ぶ坂が 「勘定場の坂」です。
長い土塀や白壁の続く町並みが、江戸時代の面影を色濃く留めており、 「酢屋の坂」から 「勘定場の坂」までの間に、 「大原邸」 「能見亭」 「磯矢亭」 の屋敷が残っています。

 ▲ 北台武家屋敷通り
綾部味噌醸造元
「酢屋の坂」の横に建つ「綾部味噌醸造元」は、城下町杵築を代表する商屋です。 前身が酢屋だったことから、隣の坂が酢屋の坂と名付けられたそうです。 創業明治33年の老舗で、「どっちの料理ショー」でも使われた程美味しい味噌が造られています。

北台武家屋敷通り
長い土塀や白壁の続く町並みが、江戸時代の面影を色濃く留めています。 「酢屋の坂」から「勘定場の坂」までの町並みで、「大原邸」「能見亭」「磯矢亭」の屋敷が残っています。

鏝絵(こてえ)
杵築には「鏝絵(こてえ)」のある建物が数か所あり、全国有数の数を誇ります。 鏝絵とは、左官職人が鏝を使って描くレリーフで、江戸末期から明治時代にかけて盛んに作られました。 観光マップに場所が載っているので探しやすいです。

▲ 綾部味噌醸造元

▲ 北台武家屋敷通り

▲ 「鏝絵(こてえ)」の残る神田米穀店

▲ 「鏝絵(こてえ)」
page top 
杵築市近郊のお宿 豊後高田市関連商品 information
山香温泉 風の郷
日本有数の泉質!なめらかな湯あたり山香温泉。心なごむ温泉保養地。 日本有数の泉質を誇る山香温泉は柔らかい湯あたりでお肌しっとり♪会席料理ではその季節の自然の素材を盛り込んだお料理をご堪能頂けます。国東半島の緑に囲まれ、心地よい癒しのひと時をお過ごし下さい。
温泉の様子
パストラル三河苑
じゃらん
水産会社直営の宿。新鮮魚介をリーズナブルに味わえる。 別府で水産業を営む宿だから、関アジ・関サバをはじめ、城下カレイ、ふぐなど新鮮な魚をお得に味わえる。ハーモニーランドにも近く、レジャー利用にも最適。杵築城や武家屋敷など、近隣に観光名所も多い。
杵築の美娘
大分県産品を使用した新作スイーツです♪  使用する材料は、杵築市のきつきハウスみかん「美娘(みこ)」  おだやかで温かな豊後の海風と日差しを浴び、 温暖な風土「杵築」でうまれた「美娘」は、 清見(きよみ)オレンジと興津早生(おきつわせ)と ページオレンジを掛け合わせて誕生しました。
EPANOUIR
大分県杵築の高級卵【蘭王】と国産小麦粉。 上質の材料で作っているのでとてもリッチな仕上がりです。 スポンジは【蘭王】独特の黄身の赤みでオレンジ色に染まっています。 甘さ控えめの生クリームを巻いて仕上げました。
dトラベル
日本全国のホテル・旅館等、宿泊施設を広く扱っています。  ご家族、ご友人との旅行はもちろん、  ご出張の際の宿などもdトラベルにお任せください!
近隣 SPOT 関連 LINK
BACK    HOME    PAGE TOP
last visited : 2010/10/17