道の駅 いんない のすぐ近くにある2連の石橋です。
橋のたもとには休憩所が整備されています。
院内町を代表する石工(いしく)・松田新之助が造った橋で、
県の工事として請け負いましたが、大きな赤字が出たため、
完成後しばらくの間は有料とされ、大分県下では第一号の有料橋となりました。
長い橋脚と美しい2連アーチの石橋で、
橋高は18.3mと院内町最高の高さを誇っています。
松田新之助は、明治末から昭和初期にかけて、町内だけでなく近郊の村も含めて多くの石橋を架けており、
宇佐郡・下毛郡を通じて最も活躍した石工といえます。