1988年仏像シリーズ第17作


円隆寺(京都)<阿弥陀如来像> 

 黄金色に輝く神々しさを表現してみた。見ているだけで有りがたくなるような仏像である。欲を言えば構図をもう少し上げて画けばよかった。これまでの作品はポスターカラーを用いて摺っていたが、色の着きが悪く重ね刷りがなかなかうまくいかず苦労していたが、この年より中性インクを用いこの点での苦労はなくなったが、乾きが悪いのが難点である。