讃美歌第二編58番
「いかなればきみはかく」
歌詞の訳者である中田羽後氏編纂の『リヷイヷル聖歌』(1922、 1955)に収録された福音唱歌で、出典はイギリスの Hymns of
Consecration and Faith (no. 375) に掲載の "Jesus has loved me--wonderful
Saviour!"(題名は、原詩の折り返しから、GLORY TO JESUS とも呼ばれる)からである。作詞者のマックギル(J.
Wakefield MacGill、 1829-1902)はスコットランド出身の宣教師である。
曲名Batisteは作曲者アントワーヌ・エドゥアール・バティスト(Antoine Édouard Batiste
1820-1876)の名前である。バティストは、パリ国立音楽院を卒業後、母校で教鞭をとりながら、パリ諸教会のオルガニストを勤め、またオルガン曲を
作曲した。
中田羽後は明治29年(1896年)9月9日
父重治と母かつの次男として生まれ、教会音楽に生涯を捧げられました。昭和35年(1960年)当地において、森山諭牧師と荻窪栄光教会を始めた。昭和
49(1974年)年7月14日 荻窪栄光教会の説教中に召天されました。 荻窪栄光教会は中田師の住んでおられた場所に建っています。
中田師は、日本を代表する教会音楽の権威者として著名でした。また、教会の礼拝で歌われる聖歌の編纂者としても知られています。昭和44年、建堂されたば
かりの教会にパイプオルガンを寄贈されました。木製の暖かい音色のオルガンは、毎週の礼拝の他、音楽特別伝道集会、メサイア公演などで大活躍していま
す。(日本イエス・キリスト教団の荻窪栄光教会のホームページより)
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