讃美歌90番 「ここもかみの」
歌詞は、20世紀初頭になくなったアメリカの有力な牧師Maltbie D.
Babcockによるものである。Babcockがナイアガラの滝に近く豊な自然に囲まれたLockportの町の牧師をしていた頃、散策に出かける時に
いつもの口癖の”I am going out to see my Father's
world”の”わたしの父の造られた世界”を主題にして作詞されたものと言われる。これをもとに讃美歌化されたものが、現行歌曲のイギリスの古曲と良く
調和するところからこの組合せで良く歌われるようになった。このイギリスの古曲は”Terra Beata”と記されているがこれは”祝福された大地”と
言う意味である。アメリカのFranklin L.
Sheppardによって20世紀の始めに”Alleluia”讃美歌集として編纂された中に現在の讃美歌の旋律として編曲して加えられた。
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