九州周辺の山旅
2012
年まで
こ
れまでもコツコツと続けてきた登山。九州内では、100名山のうち70余山に登ってきました。しかしながら、いつどこに登ったのか記録がなく、写真から探
るしかない始末で整理できません。
2013年の記録
11月23日 熊本県雁回山(木原山314m)
夫婦2人で宇城の木原山に登りました。この山は別名雁回山とも呼ばれています。
平安時代、この地に城をかまえた弓の名人鎮西八郎為朝が山の上を飛ぶ雁を射落とすため、雁が迂回したとの伝説から付けられたとか・・・
今回は、木原不動尊、六殿宮の後方から山頂へ上る富合コースを登り、下りは御領貝塚や阿高貝塚のある御領地区に下りる城南コースを取ることにしました。
低い山なので登山靴等は必要ないかなと思いつつも、普段通りの準備をして登ったのが正解でした。
勾配は結構あるし、道はすべるし、一回りすると結構な時間がかかるなど、山はなめてはいけないと改めて思いました。
木原不動尊、六殿神社(11:40)-一ノ滝分岐(12:15)-三ノ滝(地蔵堂?)-稜線(12:45)-第二展望所(12:50)
-第一展望所・山頂(13:15)ー林道終点(13:30)-御領貝塚(14:20)ー木原不動尊(15:00)
木原不動尊。祝日でもあり参拝者も多い。 紅葉も見ごろの六殿神社。楼門は茅葺で重文指定です。
登山道途中の三の滝?地蔵尊、不動明王が鎮座。 山頂そのものは樹林の中で視界なし。
途中の第二展望から熊本市側。2.5で視界不良。 御領貝塚から山頂方面。白いのはすべてシジミの貝殻
10月29~30日 大分県九重山(中
岳1791m 稲星山1774m 白口岳1720m 大船山1786m 平治岳1643m 1泊2日)
友人と3人で、29日に熊本を出発し、長者原登山口へ。紅葉も期待
していましたが、3、4日前の寒波で期待薄と覚悟しての入山。
29日は長者原(9:40)から すがもり越えー久住別れー天狗ヶ城ー中岳(12:55)ー稲星山ー白口岳ー鉾立峠ー法華院温泉(15:30)泊
長者原から。晴天です。 中岳山頂は平日でも多くの登山者でした。 中岳から見た御池と久住山、星生山。
稲星山の頂上。ここに来ると閑散としています。 白口岳山頂。ここから鉾立峠へ急な坂を下ります。 法華院温泉に宿泊。温泉で足がつりました。
夕日に映える大船山。あたりが暗くなる中に浮き上がる素晴らしい景色でした。
30日は 法華院温泉(7:30)ー大船山(9:30)ー北大船山ー大戸越(10:40)ー平治岳(11:45)ー坊がツル(12:50)ー雨が池ー長者原登山口(14:50)
大船山頂上直下から見た坊がツル。 大船山頂の御池の紅葉は10日遅れ? 大船山頂から三俣山を望む。
最後の山頂の平治岳にて記念撮影。 ススキのタデ原湿原を経て長者原へ。疲れが見えます。
落葉が多かった中、ドウダンだけは鮮やかな色を見せてくれました。 雨が池ー長者原間の観察路はいつ行っても気持ちがいいです。
霜の中でも、マツムシソウがまだ咲いていました。ご苦労さん。
そのまま、数時間砂糖液に漬けこんでおく。
1日目に10kmの6時間、2日目は12kmの7時間という久々のハードな山行きでした。
60代3人の初老集団で、足がつりながらもとても楽しい思い出深い山旅でした。久々の山小屋泊りの山旅でしたがこれもいいですね。
ただ、間に合わなかった紅葉は残念でした。あと10日早くいくべきでした。
10月18日 富山県立山(浄土山 2831m)
夫婦2人で、17日に熊本を出発し、翌18日朝から立山へ入りました。台風26号後の寒波で、立山も初冠雪とか。
朝から晴れ渡り、朝日に虹が出ていました 立山駅前の駐車
場。7時40分のケーブルカーで出発 美女平あたりは紅葉が少し残っている程度
室堂平は、一面の銀世界。正面の雄山も真っ白。安全に行けるところまでとの気持ちで、写真右端の一ノ越へ向けてスタート。
一ノ越に到着。正面奥に富士山が見えています。左奥は八ヶ岳、右奥は
南アルプスなのでしょうか。
一ノ越を過ぎ、雄山の途中からのパノラマ。すばらしい。奥の槍ヶ岳、穂高岳だけは分かります。
そのまま、数時間砂糖液に漬けこんでおく。
剣山。15年ほど前に登りましたが、雪化粧の剣岳は近寄りがたい存在感がありました。
雄山の中腹で記念撮影し、ここで引き返す決心 代わりに正面右の浄土山(2831m)に登ってきました。
ぎりぎり秋山登山が可能かと思って臨んだのですが、思わぬ雪山に遭遇することになりました。
登頂は断念しましたが、晴天のもと、雪化粧した山々のパノラマには大感動でした。
9月23日
熊本県雁俣山(1315m)
連休最後の日、孫2人と一緒に雁俣山に登ってきました。歩きやすい登山道で、日照りにさらされない良いコースです。
カタクリの季節とは異なるため、連休中とはいえ人影はまばらでした。
二本杉峠駐車場からの入り口案内板 途中はササの中も多かったですが、道幅は十分。ただクモの巣には注意を!
山頂での記念撮影。熊本方面の眺望は抜群でした。 途中にはヒメシャラの巨木もたくさんありました。 孫が喜んだカエル(アカガエル?)。
9月17日 熊本県 阿蘇杵島岳
(1326m)・往生岳(1238m)
澄み切った秋晴れの一日でした。男3人の山旅。火口周辺がガスの多立ち入り禁止となっていたため、急遽、杵島往生コースへ変更しました。
この日は、天草上島、天草下島、島原半島、多良・教ヶ岳、脊振山塊、英彦山と100kmの単位で鮮明に見えていました。
往生岳の山頂標識と 杵島岳での登頂記念撮影です。
空気が澄んでいるせいか9月でも緑鮮やかです。 ススキがキラキラ輝いてきれいでした。最高の気候です。
9月11日 大分県 久住山
(1786m)
1か月ぶりです。靴底のビブラム交換に時間がかかりました。夫婦2人で10時30分牧ノ戸峠を出発。
久々の久住山でしたが、以前よりも道がきれいに整備されていました。何よりも山頂の石積みがなくなり
すっきりとしていたことには驚きました。何となく風格がないような・・・
アセビやリンドウなどの花が咲いていました。そのまま、数時間砂糖液に漬けこんでおく。
8月10日 熊本県 阿蘇中岳(1506m)・高
岳(1592m)
夫婦二人と孫二人(6歳、4歳)の4人で砂千里から中岳、高岳を往復しました。
孫2人とも自分の足で登りましたが、さすがに年下の方は最後はおんぶでした。
7月17・18日 熊本県・大分県
涌蓋山(1500m)・万年山(1140m)
6人と1匹で猛暑の中を1泊2日の山行きです。小国郷のはげの湯から草原の中を涌蓋山へ一直線に上ります。
草原にはキスゲも咲いていました。とにかく暑かった・・・・!
翌日、万年山に登りましたが、登り口の牧場の風景は絵本の世界です。この草原の中の道をしばらく歩くと万年山の山頂でした。
6月27日 熊本県 阿蘇中岳
(1506m)・高岳(1592m)
夫婦二人で。 梅雨の中休みのとても暑い日でしたが、火口直下の砂千里に車を置いて、南岳、中岳、高岳の定番コースを歩きました。
平地は35度でも1000mを超えるとさすがに風はさわやかでした。いい汗をかきました。
5月16日 熊本県・宮崎県 白鳥山
(1639m)から時雨岳(1546m)へ
夫婦二人で。椎葉越えの峠に車を置き、白鳥山へ。
うっそうとして神秘的な白鳥山の雰囲気は昔と変わらないものの、シカの食害で地面に緑がない異様な景色でした。こりゃひどい!
山シャクヤクはちょっと遅いくらいだったのでしょうが、それでも堪能できました。(毒があってシカは食べないとか)
白鳥から時雨岳へまわったのですが、鹿の侵入防止の網がいたるところに設置されており、人間用のオリの中を歩いてきたという感じでした。
途中で目撃したシカも優しそうな眼をしており、憎めないところが困ったものです。
2月23日 鹿児島県 紫尾山
(1067m) 冠嶽(516m) 烏帽子岳(522m)へ
夫婦二人で。
紫尾山は車で登れます。頂上らしきものは、テレビ塔の林の中にありました。
冠嶽の山頂には祠があり、ここからは眺望が得られました。冠嶽には、秦の始皇帝の命令で徐福が不老不死の薬草を探しに来たとか・・。
地元に「冠嶽」の名をつけた焼酎がありましたので買って帰りました。
烏帽子岳はうっそうとした林の中に神社があり、その裏手にひっそりと山頂の表示がありました。何か悪いことでもしているかのようにひっそりと。
2月24日 鹿児島県 稲尾岳
(959M)
ビジターセンターに車を置き、センターで説明を聞いたのち山頂へ向かいました。
途中までの道は、小川の中にあります。川を上る感じですが、とても気持ちのいい道です。
尾根に上ると三角点や稲尾神社のあたりも見えてきます。眼下には種子島も。
山頂や神社あたりは全く眺望はありませんでした。
標高は低いものの、清流と照葉樹林の中を歩くこのコースはとても魅力的でした。
1月31日 熊本県 女鞍岳(623m)へ
4人と1匹で登山。高低差もなくちょっと物足りない感じでした。が、1匹は早々にダウンし、リュックの中で楽ちん!!