Frontier's Concept
 「子どもたちを『サッカーの虜』にしよう。」、育成年代のサッカー指導者の究極の目標でしょう。 一生涯、何らかの形でサッカーに関わろうとする人間づくりこそ、私たちの役目だと考えています。 サッカーにもなにがしかの戦術はありますが、試合が始まれば選手自身の判断が最優先されます。卓越した技術を発揮するのも楽しさの一部ではありますが、自分で判断してその結果が報われたときこそ、本来のサッカー楽しさを味わうこととなるでしょう。 試合に勝つことは、チームとしても、子ども個人としても大切なことですが、結果はどうあれ、子どもたちが満足して家路につく、そのことこそ、私たちが求めるものです。チーム全体としてより、一人一人の子どもたちの成長に目を向け、彼らの喜びを大切にしていきたいと考えています。
 また、子どもたちの自主性を養い、自律する心をも培っていかなくてはなりません。過度な命令や規制は、子どもたちの自立のためには弊害が多いのもまた事実です。自由な雰囲気の中、子ども自身が自分で判断し行動する、そんなチームづくりを進めていきたいと考えています。
Enjoy football
Frontier pride

 プライドとは、「自尊心」、「誇り」などと訳されますが、ここでは「チームに所属することによって生まれるチームへの愛情や誇り」ととらえたいと思います。チームに関わる人すべてが、チームに対して愛情を抱き誇りをもつ、そんなチームを目指していきたいと思います。
 チームの主役はあくまで子どもたちです。彼らがこのチームを巣立って行くとき、「このチームにいてよかったな。」と思えるように、保護者のみなさんをはじめ、スタッフも全力でサポートしていかなくてはなりません。 その思いこそ、「Frontier Pride」です。

Frontier family

 チームがあるから子どもたちはサッカーができるのです。子どもたちのサッカーを通して保護者のみなさんの喜びもまた生まれるのです。そして私たちスタッフも、子どもたちが集まるからサッカーの指導ができるのです。
 厳しさの中にも笑顔あふれるプレーの子どもたち、その選手の生活を支える保護者のみなさん、そして、一貫した指導。それぞれが自分の役割を自覚し、チームが形成されるのです。 そこに生まれる一体感こそ「Frontier Family」の心です。それを支えるのはお互いのリスペクト精神であることは言うまでもありません。子どもたちや保護者のみなさん、スタッフが三位一体となるチームを目指しています。