フランス語大王

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 男性名詞と女性名詞
 
 フランス語の名詞は全て男性と女性にわかれています。

人間や動物のように男・女やオス・メスがあるものは、そのまま男性名詞、女性名詞になります。

un homme  男(男性名詞)     une femme  女(女性名詞)
un garçon   男の子(男性名詞)   une fille  女の子(女性名詞)

un chat   オス猫 (男性名詞)
une chatte  メス猫 (女性名詞)

でも、ネコなんか遠目に見たときはオスかメスかわかりませんよね。
しゃべっている時に、いちいちネコを持ち上げて確認するのもいただけません(汗)

そういう時には男性名詞にしておきます。

「魚」un poisson のように、普通の人には判断がつけにくい動物は、初めから男性・女性が決まっていますのでご安心ください。

さて、問題はモノの場合です。これははじめから男性・女性が決まっていますので覚えなくてはいけません。
しかも「まさかアイツが女性とは…」っていうような分類のされ方のものもあります。

表にして覚えようとすると、じきに嫌気がさしますので、不定冠詞(unやune)をつけたり、文章の中で覚えてしまった方が楽です。
あせらず少しずつ覚えましょう。

同じ単語を何度も使っているうちに、男女を逆にした時に妙な違和感がわくようになります。
そうなったらしめたものです。
 普通名詞の男性・女性の例は以下の通りです。
 男性名詞 女性名詞
 un livre  本  une table  テーブル
 un stylo  ペン  une chaise  イス
 un dictionnaire  辞書  une jupe  スカート
 un crayon  鉛筆  une cigarette  タバコ
 un mouchoir  ハンカチ  une télévision  テレビ
 un pantalon  ズボン  une gomme  消しゴム
 un cahier  ノート  une voiture  車
 un train  汽車、電車  une montre  腕時計
 un avion  飛行機  une maison  家
 un tétéphone  電話  une pomme  リンゴ
 un appartement  アパート  une cravate  ネクタイ
なぜ本が男性でテーブルが女性かなどと考えないようにしましょう。
とりあえずはこの22個の単語を使い倒して覚えてしまいましょう。練習問題はこちらです。