朝、走る! | |||
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早朝のジョギングを始めて約2年半になります。 ♪走る〜走る〜オレタチ♪のサンプラザ中野氏は最近走っているというだけで一冊の本を出版しました。(有名人はいいなあ) 雪や雨の日、あまりに寒い朝、または二日酔いの朝はお休みします。嫌々走ると長続きしないと思うので、気分が乗らないときは走りません。 飲み会の帰りに自宅前で自転車ごとひっくり返り、その後の約1ヶ月は足腰が痛くて走れなかったことや、ギックリ腰で3週間休んだこともありました。 昨年1年間の走った日の実績は大体週に3日という結果になりました。(157日でした) 1回あたりの時間は40分〜60分で距離にすると6キロ〜9キロです。 自宅からスタートして国立の大学通りや桜通り或いは立川の羽衣町のあたりを通り、国立市第3公園という地点がゴールです。途中で一橋大学のグラウンドを勝手にお借りして何周か走ることもあります。 最近では時速9キロが私の標準的なペースとなっているのですが、このスピードは「速さ」というよりはむしろ「遅さ」と表現したくなるような速度です。それでも単純に計算をすると4時間40分でフルマラソンを完走できるスピードです。このペースは決して息が切れたり心臓がバクバクするということもなく、苦しくなるということはありませんから スタミナの点でも多分大丈夫だと思います。 しかしです、どんなに楽なこのスピードであっても、今の私には絶対にフルマラソン完走は不可能です。 なぜなら、数十分走っているうちにまずヒザが痛み出し、或いは足首が悲鳴をあげ、多分足裏のマメができてすぐにつぶれるだろうからです。 普段特にスポーツをしていない中高年が走る場合に問題となるのが足腰の関節への負担です。 走るという動作は一歩一歩足を進めるごとにジャンプして着地しているため、一方の脚に全体重以上の重量が一度に掛かります。1時間のジョギングでもそれが片足5千回ほど繰り返されるのですから、鍛えていない関節がおかしくなるのは当然なのです。 速度を無視したとしても、フルマラソンを完走するためには、週に5日ほどの1時間以上のジョギングを1年ほど継続することの他に関節周りの筋力トレーニングが最低必要ではないかと思っています。 今のところマラソン完走願望はありませんし、やり始めた頃は3分走るのさえ大変な苦労だったことを思えば随分進歩しているのですから、私には何も不満はありません。 朝のジョギングを2年半も続けていることだけで「自分をほめてやりたい・・・」(懐かしいフレーズ・・・でも超キモチイイ・・なんかよりよほど良いですね)心境なのです。 関節に負担を掛けることなく運動をするにはジョギングではなくウオーキングが適しています。歩きではジャンプすることはなく、後方の足が地面に着いている状態で前の足が着地するので関節にさほど大きな負担が掛かりません。 私の場合、走り始めた動機は単純に運動不足解消であり、加齢とともに劣ってきている基礎代謝力を少しでも上げることなので、無理に走る必要はないのです。 より気楽にできるのでウオーキングだけで50分ということも最近は増えてきました。 やってみれば分かりますが、50分間早歩きを続けるのは結構きついものですよ。 運動不足解消に何かを始めたいと思っている方は、先ずはただの散歩からはじめてだんだん早くしてゆくことをお勧めします。 いずれにしてもまず第一に重要なのは「そのための時間の確保」であろうと思いますが・・・。 さて実は最近、ウオーキング、ジョギングに加えて「ヨーガ」を始めたのですが、これは別の機会にお話しすることにします。
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