コンビニ銀行大歓迎                         

イトーヨーカ堂が銀行業務に算入、のニュースについて皆さんどう思われますか。 私は大歓迎です。最近の都市銀行について私が一消費者として感じているのは、資産家でも社会的権力者でもない人間に対しての冷たさです。儲かることしかしない、金持ちしか相手にしないという基本理念がはっきりとわかり易くてむしろ、表面上形だけやさしくて実は狼というよりは安心できるのでよいのですが。
(ここでひとこと言い訳しておきますが、銀行の社員の人、窓口の担当者ご自身はやさしい人が沢山いるはずで、ここで言っているのはあくまでも銀行という組織の話ですので誤解なきようお願いします。私も地元ではお世話になっています。)

ともかく、大手銀行がやりたがらないような、小口のこまごまとした振込みや振替、引き落とし等々の分野をあちらこちらにあるスーパーの店先でやってくれるのですから、これは応援したくなりますよね。

・・・という記事をアップしたのが確か4年近く前のことでした。
今は、この話しはどうなってしまったのかと調べてみたら、イトーヨーカ堂とセブンイレブンにATMが設置されているアイワイ銀行として実現していたので安心しました。

スーパーやデパート(この言葉ももはや古い感じですね)にはシャワー効果というのがあって、 たとえば6階に人気のあるコーナーがあると多くの人がそこを訪れ、その帰りに5階、4階、と立ち寄りながら降りてくることでお客が増えるのだそうです。 銀行はおそらく利便性から1階にできると思われますがが、少なくとも我々にとって便利なことが一つ増えるのですから、大歓迎ですよね。

ところで数年前から一部のコンビニが生命保険の保険料の支払い窓口になっているのはご存知と思います。私の扱い生保でも今まで現金のみであった初回の保険料をコンビニで支払うこともできるようになりました。世の中の流れですね。

ところで先日ある買い物をした際に郵便振り替えで代金を支払う事にしました。
駅の近くの郵便局に行くと振替の窓口には3人ほどお客さんが順番を待っています。 4つの窓口のうち人が並んでいるのは1箇所で、他の窓口では仕事のない局員が談笑中。担当が違うし、登録の装置も限られているので仕方がないのでしょう。

割り切れない気分で並んでおりましたが数分経っても列が短くならず、いらいらしつつ振替用紙を眺めるとその用紙は郵便局だけでなくコンビニの振替用紙にもなっていることに気づきました。郵便局のとなりがコンビニだったことを思い出して、私は郵便局を出ました。 コンビニに入り、代金支払いを終えるまでになんと1分もかからず終了してしまいました。本当にあっという間に済んでしまい、これからはもっとコンビニ支払いシステムを利用しようと心に誓った私でした。
コンビニは本当にコンビニアンスです。 ちょっとオデン臭いこともあるけれど。



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