日本全国ワイドショー              

古い話で恐縮ですが小川ひろしショーというTV番組が大昔にあって、それが所謂ワイドショー番組の走りではないかと思います。 (分かるかなー・・これも古い!)
その後、桂小金治さんの昼の番組も始まり、それ以来ワイドショー番組は増え続けて今や早朝から深夜まで殆どの番組がワイドショーですね。

夕方早めの時間にニュース番組を見ているといつの間にか○○特集とかが始まり、気がつくとワイドショーになっています。 あれ、ニュースじゃないの? と、局を変えても同じ事です。
どうしてこの国はこうしてみんながみんな同じ事をやりだしてしまうのでしょうか。
巨人戦以外のスポーツを見たいと思うとNHKのBS(それもたまあに)しかなく、歌舞伎とかクラシックコンサートとか落語とかも殆どNHKだけ(それもたまああに)。

この間「THE MANZAI」を民放でやっていましたが、お笑いも殆どNHKでしか観られません。お笑いタレント出演のバラエティは沢山あるのに。 
(この記事の初出から2年ほど経った現在2004年では所謂お笑い番組が複数存在しています。ちょっとだけブームらしいので・・)

 プロジェクトXの人気を意識して民放も少しマトモな番組を作ってくれないでしょうか。万物創世記は面白かったのに、、、、。 くだらない番組というのを否定するつもりは無いのです。
くだらない、どうでも良いことを垂れ流す番組にも、それなりの効用があるし、馬鹿馬鹿しいということは楽しいことでもあるので、それはそれでいいのですが、なにも全部をくだらなくしなくてもいいではありませんか。選択肢があまりにも少ないでしょうが。

それに最近の外務大臣発言情報ばっかりの政局ニュース。マスコミって一体何なの。もう少しポリシーをもって仕事してくれないと、付和雷同大好きの日本人は何かのきっかけで本当にとんでもない方向に走ってしまいますよ。小泉内閣はワイドショー内閣だそうです。受けるネタしか披露せず、本当に大事な受けにくいことは後回しにしていたら、どうなるの。

マスコミのことを言い出すといつもきりが無くなります。
このコラムでは、『全部をワイドショーにしないでくれ』というのをテーマということにして、これで終わります。それにしてもプロジェクトXのエンディングテーマ、中島みゆきさんの「ヘッドライン・テイルライン」は泣けますね。CDを借りてきちゃいました。
(長期間ベスト100ランキングの新記録達成しましたね)



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