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本は人生のパートナー
人生やマネーライフの参考になる本を選んでみます。

ブログ(独白日記)の読書記事一覧へ

書名 中心テーマ 著者 出版社 定価
投資戦略の発想法 マネーライフ 木村剛 講談社 1700
本屋さんに数多く並んでいる株式投資のノウハウ本の中から,本当に一般庶民のためになる情報を取り出すのは至難の技。株式投資の勉強を始める前にまずこの一冊をお勧めします。
ウオール街のランダムウオーカー 株式投資入門 マルキール 日本経済新聞社 2415
投資理論のやや専門的な説明部分を少しガマンできれば読み物としてまことに面白く株式投資の世界の歴史と基本原理を学ぶ事が出来ます。必読。最近、改定新版が出たばかりです。
人はなぜお金で失敗するのか マネー心理学 ベルスキー・ギロヴィッチ 日経ビジネス人文庫 650
経済学の理論通りにことが運ばないのは現実の経済が人間の営みだからであり、市場における投資家としての人間が投資理論通りに行動しないのは、人が「心の会計」によってお金を動かすからなのです。(この本は「賢いはずのあなたがなぜお金で失敗するのか」を文庫化したものです。)
基礎から学ぶ
   最新お金運用術
騙されない運用術 横田濱夫 講談社文庫 520
マネー世界の裏事情をズバズバと暴く「はみだし銀行マン」シリーズでおなじみの筆者が資産運用について庶民感覚の言葉で解説しています。
金持ちではないFPの言う事など聴くな、なんて言う怖い人です。
痛快! 経済学 経済学入門 中谷巌 集英社文庫 600
大学の経済原論の講義があれほどつまらなく感じたのは、学問がどのように現実社会で役に立つのか、人間にとって経済学がもつ意義は何かという基本的なことからスタートしてくれなかったからだと思われます。純粋な経済学基礎理論を読み物として理解できる入門書。文庫ではなく単行本(1800円)の方がイラスト多用でもっと分かりやすいようです。
小説 上杉鷹山 歴史小説 童門冬二 集英社文庫   980
ソニー生命に転職後、正しい保険の選び方を世に広め、消費者がよりよくなるように業界を変えるのだと意気込んでいた私の信条にぴたりと合ったという面もあります。当時同僚の多くが読みました。改革という言葉をヘラヘラとあまりに軽く使っている今の政治家さんたち全員に読ませて感想文を提出させたい。政治とは本来こういうことだと本質的なことを考えさせられるお話です。 読み物として大変平易で読みやすく、面白いです。
もうひとつの日本は可能だ 経済の本質とは 内橋克人 光文社 1400
私にとって久々の「目からウロコ」の大感動本です。著者についてはテレビ番組などで非常にまともな意見を述べる人として以前から気になっていました。内橋氏が長年取り組んでいる「市場原理至上主義」に対する警告が、ここ数年の世界情報に照らしても如何に正しい指摘であるのかを認識し、また、世界と地球と人類をなんとか危機から救うべく活動する人たちが実は様々な分野に存在することを知りました。私自身もそうした基本スタンスに立って仕事と暮らし方を再構築したいと強く思うようになりました。 …先ごろNHK教育テレビで放送された人間講座『共生経済が始まる』は、その流れに沿って最新データも加味した大変貴重な放送でした。NHKにはまだ良い番組を作るエネルギーが残っていたのです。この放送のテキストは大きな書店ならあるでしょう。こちらもお勧めです。
金融広告を読め 金融商品のウラ 吉本佳生 光文社新書 1200円
 副題:どれが当たりで
    どれがハズレか
パソコンや家電製品などを買う時に、綿密にカタログを読み込んでいる人はどのくらいいるのでしょう。私は例えば3000円のイヤフォンを買う時でもメーカーHPで仕様確認をし、価格ドットコムで値段の相場を調べ、第3者が公開している製品レビューなどからできるだけ情報を集めます。 できるだけベストチョイスができるように、又は、できるだけ後悔しないように頑張っています。 さて、そうしたベストチョイスをすることが非常に難しい商品の代表格が金融商品ではないでしょうか。 銀行勤務経験もある筆者が架空の金融広告を提示し、その詳細を解説する形で外貨預金や投資商品、年金保険など、金融機関が出している金融商品の広告の情報を正確にポイントを抑えて読み取るノウハウを紹介しています。