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　　　　　　　　　　★☆★寄せ植え☆★☆
　
　　　　　寄せ植えは辞書で引くと，“flowers planted together”ですが，この森では，coniferがメインということで，
　　　　conifers planted togetherとなります。コニファー同士の組み合わせも見応えはありますが，ここでは，コニ
　　　　ファーと草花を組み合わせることにします。また，空間の演出ということで，花壇の混植の様子も紹介して
　　　　いきます。
　　　　　１つの庭の中で，アクセントとなるフォーカル・ポイント（見せ場とも訳しましょうか？）を作ることは，庭に
　　　　変化や奥行き，あるいはリズムを生み出すことができます。少し大きめのプランターにコニファーを植えて
　　　　庭の一角におくと，まさにフォーカル・ポイントとなります。
　　　　　
　　　　　コニファーと草花を組み合わせる場合には，メインになるコニファーを１株（あるいは数株）プランターの中
　　　　心付近に置き，空いているスペースに草花を植え付けていきます。どちらかというと，草花の方はあまり葉
　　　　が大きくなく，草丈の低いものが適しています。できれば宿根草で地上部が枯れないものがベストです。コ
　　　　ニファーとのコントラストがはっきり出るように配色も考えるといいですね。

　　　　　草花の方が，葉っぱだけの寒い時期はコニファーが主役ですが，花が咲き始めると草花の方が主役とな
　　　　ります。コニファーファンからすれば花の咲く時期もコニファーが主役で花がコニファーを彩ってくれている等
　　　　と考えていますが・・・。
　　　　　コニファーと草花は，互いが交互に互いを引き立てるとてもよい関係です。できれば，人間関係もこうあり
　　　　たいものです。