無水亜硫酸ソーダ
無水亜硫酸ナトリウム
亜硫酸ソーダ
Na2SO3
  • 現像液では、銀塩を溶解する作用があり、微粒子化するが、濃度が高ければ、画像の鮮鋭度は低下する。 酸化防止剤。
  • 「無水亜硫酸ナトリウムの量を1Lについて20gから200gまで変化して、現像特性を調べてみると、同一の調子に現像した時の感度は75g〜150gで高くなり、粒状性は無水亜硫酸ナトリウムの多い時に微粒子になる。 しかし、画像の鮮鋭度は無水亜硫酸ナトリウムを多くすると低下する。 このような特性のバランスを考えて、無水亜硫酸ナトリウムが100gと言う基本処方が定められている。 微粒子を考えれば、無水亜硫酸ナトリウムの量を150g、200gとすることが考えられる。 しかし、画像の粒状性はフィルムの本来の粒状にまかせて(すなわち微粒子にしたければ、それ相当の微粒子フィルムを用い、現像液で無理に微粒子にしようとしない)、鮮鋭度が低下しないように、無水亜硫酸ナトリウムを75g〜80gとしたアドックスの処方などがある。」(「暗室百科」6 D-76は万能かー変形処方と特性 P.43 笹井 明著)
  • 定着液中では、ハイポが分解するのを防止する。「暗室百科」(写真工業出版社P.34)
ヨドバシカメラ
241円
(2005年3月27日現在)