ウォッシャーは、平なところに置く事が重要です。(水の重さは、1立方フィートあたりおよそ28Kgです)。
流し台の中でも外でもウォッシャーを置くことはできますが、ホースがねじれないくらいのスペースを確保してください。
最も細いホースは給水用のホースです。
ウォッシャーの1つの穴が開いた面に、これを繋いでください。

また、給水用のホースには、きつく留めるためのクランプがついています。

プライヤー1つで、締められます。

しっかりと奥まで、黒い部品をウォッシャーに、繋がなければいけません。
全く水が漏れないようにするためには、テフロンテープ(地元のホームセンターで手に入れることができる)で部品を巻いてください。

必要なら付属のホースを切てもよいですが、水を吸い出すためには、排水ホースを少なくとも45センチ残してください。

蛇口と給水ホースの間に弁を取り付けることを勧めます。

水量の調節は、より容易になるでしょう。
ホースのサイズは、

  1/2" 給水用ホース 

  3/8" 排水用ホース(クリップ付)

  3/4"排水管ホース

補足

排水用ホースの端には、クリップが取り付けてあります。

ウォッシャーを水で満すには、クリップを閉じてください。(また、給水を止めるまで、クリップを閉じてください。)

水が仕切りの先まで来たら、排水ホースのクリップを開けて、水がほとんどオーバーフロー室に流れ込まくなるまで、水圧を上げ下げして捜しあててください。(もし、完全に水を交換したいならばこの限りではありません。)

クリップの開け方を変え、あふれ出る水の量を変化させることによって、1分あたり19リットルから7.5リットルの流水量を得ることができます。

1分あたり3.8リットルから7.5リットルがお勧め流水量で、排水ホースを開いている間、オーバーフロー室に流れる水はほんのわずかです。(6切では、1分あたり3.8リットル、大全紙では、1分あたり7.5リットル)。

1分あたり11リットル以上でウォッシャーを使わないでください。


クリップを閉じて、水道を止めても、ウォッシャーは、水をいっぱいに溜めていることができます。プリントをウォッシャーに入れる前の数分間、ウォッシャーに水を流し入れ、ほこりやちりなどが水洗機の中から洗い流されることを確認してください。
印画紙を入れる:

 プリントを完全に沈めてください。

 ウォッシャーの容量を超えた使用は、しないでください。

 処理できる印画紙は以下の通りです:

 PWO81: 8×10 12枚、5×7なら24枚

 PW114: 11×14 12枚、8×10なら24枚です。

 PW162: 16×20なら12枚、11×14なら24枚、8×10が24枚です。

 PW202: 20×24は12枚、16×20 12枚、11×14は、24枚。 8×10なら36枚です。
 背中合わせ、または向かい合わせの状態でプリントを入れないでください。よく洗えません。

仕切りは取り外せるので、プリントをウォッシャーに一度に運ぶため使いたいと思うかもしれません。

 プリントがウォシャーの仕切りに張り付くのを防ぐために、付属の「プリント棒」を使用してください。

 プリント棒先端のゴムは、ウォッシャーから、小さいプリントを取る時のに使用します。

 また、仕切りカバーは、プリントが浮くのを防ぎ、均等に仕切りを区切るために付属しています。
 水洗時間:

 長期保存のための具体的な水洗時間を示すには、要因が多すぎます。(つまり、紙のタイプ、現像処理、水温など)

 もしANSIが推奨する2欲定着法、ハイポクリアエージェント、それから毎分5.7リットルの水量で45〜60分水洗すれば、永久にハイポの最大の濃度7mc2以下にする事ができます。

コダックのHT-1 Hypo Estimator キットとデュポンのWashtest(モーガン・アンド・モーガンズ・ラボ インデックスで、見つけられる)は、あなたのプリントを耐久性テストする2つの簡単な方法です。
維持管理:

「Photo-Flo」(コダックの洗浄剤)は、乾いたウォッシャーについた水滴跡の大部分を取り除きます。

ウォーター・ジェットが水の堆積物で詰まると、パイプクリーナーかストレートピンがこの問題を解決するでしょう。

 プリント・ウォッシャーを洗う必要があれば、中性洗剤を使うことができます。

酸かアンモニアを含むどんなクリーナーも使用しないでください、ウォッシャーを損傷する危険があります。

印画紙サイズとマウントボード及びブックマットサイズの関係 

マウンティングボードサイズとブックマットサイズ
11×14 12×15 13×16 14×17 16×20 18×22 20×24 22×28 24×30
印画紙のサイズ 8×10
10×12
11×14
12×15
14×17
16×20
18×22
20×24

◇は、マウントボードサイズ
◎は、マット適合サイズ
△は、マットできるサイズ

 プリントと額装のバランスを見るには、Mat Aranger http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se271489.htmlで確認できます。 
 プリントの余白を3インチとるとバランスが良いので、プリントサイズの長辺側に6インチ足したサイズがバランスの良い額のサイズだということがわかります。
 ノートリミングの場合、下の表のような関係になります。(11×14インチの印画紙を基準に考えているので、8×10インチの印画紙を小さい額に入れる場合、2インチ程度の余白で十分かと思います。)
 額とのバランスを考えると、額の長辺から6インチ引いた大きさにプリントすればよいのですが、印画紙の保存性も考えると、1インチほど余白を取るべきなので、このような関係になります。

8×10 11×14 12×15 14×17 16×20 18×22 20×24
4×6
6×9
8×12
10×15
12×18

ブックマットサイズ ストレージボックス ミュージアムケース
8×10
10×12
11×14 P.GIArchival Methods
13×16
14×17 Archival Methods
16×20 P.GIArchival Methods
18×22
20×24 P.GIArchival Methods
22×28 Archival Methods
24×30 P.GIArchival Methods



参照データは、P.G.Iと「ファインプリントテクニック」(写真工業 P.184) から引用。