メルボルン周辺800kmレンタカードライブ3

バララット〜メルボルン市内をドライブ編

更新日:2005.10.30

9月25日(日)午前:バララット周辺散策 →メルボルン市内着→ 市内を車で回り→Hertzに車返却

 

▲メルボルン郊外にて。トリップメーターが790kmを示し、燃料計は、E(空)を指している。燃料残量警告灯が点灯し、給油を促している。さて、あと、10km,Hertzまでたどり着けるだろうか?


さて,ドライブも三日目、最終日となった。もう、帰らなくちゃ。最終日のコースは、バララット周辺をドライブした後、メルボルンへ戻る計画。早く着いてしまった場合は、メルボルン市内を回ることにした。


車にも慣れて、当面の心配は、ガソリンと、返却時間、メルボルン市内で再び迷子とならないこと の3つ。シドニーでも、最終日は余裕を持たせたため、遊び心を満喫することが出来たけれど、さて、今回はどうかな? 

最悪、17:00までに市内に戻れないと、HertzのDownTown営業所が閉まってしまうので、その場合は、24:00までに空港のHertz営業所に返さねばならない。翌日は、朝9:30のQF179で帰国しなくてはならないので、そうなると、空港泊となってしまう。既に、市内のスカイバスの発着所に近いホテルを予約してあって、最終夜は、カジノでパッと現金を使い果たそうという魂胆なので、この計画がオジャンとなるのはツライ。さて、うまく行きますやら?


←今日もまた、早起きしてYHAをチェックアウトした。昨晩は、火災報知器の誤報もなく、OZの子供たちも大人しくしていたせいで、良く眠れた。しかし、雲行きが怪しい。ポツポツと雨が降り出してきた。また、晴れ間を見つけて移動しないと。

ここ、バララットのソブリンヒル・ロッジYHAは、元軍関係の施設だったようだが、中はきれいに改装され、立派なラウンジもある。今回は、バタンキューと寝てしまったので、これらの設備を利用できず、同宿者との懇談も出来なかった。残念。

Ballarat市街。古い建物が点在している。

Ballaratの駅。短時間の駐車スペースがある。メルボルンのスペンサーストリート駅からは、電車で、1時間45分で来ることが出来る。構内は、屋内にホーム間をまたぐ橋があり、以前、出張で行った、イギリスのニューカッスル駅と同じ構造だった。

←今まで、小さな町ばかり見てきたせいか、Ballaratは、大きな町に見える。立派な教会、2車線の道、大きなショッピングセンターも3つある。

LAKE WENDOUREEの湖畔に到着。お天気は、今にも泣き出しそうだけれど、湖畔に向かうベンチは、座ったら、離れなれなくなりそう。

Botanical Gardens(植物園)入り口。ちょっと、古めかしい感じがいい。なお、この前の通りには、トラムの線路が走っているが、トラムを見かけたことは無い。

→まだ、肌寒い季節だが、いろいろな花々が出迎えてくれる。これは、パンジー。手入れは一生懸命してある感じ。

敷地内には立派な温室があった。周りには、ポピーが植えてある。

→温室の中に入ってみる。小さなコーヒーショップがあって、にこやかに出迎えてくれる。

中身は、メルボルンのFitzroy GardensのConservatory を近代的にした感じ。

←入り口には、レストランがある。まだ、朝早いので、開店準備中。こういうところでのんびりしたいなぁ。

→どこにでも居る という感じになってしまった、ブラックスワン。人を恐れず、近寄ってくる。ちなみに、えさを与えてはいけないとのこと。

LAKE WENDOUREEの湖畔の北側にあったショッピングセンターの中のColes。私は、なぜか、Colesにダイエーに近いものを感じてしまう。それは何かというと、ちょっと、間の抜けている店の雰囲気に潜む、「和み」かな?マークもちょっと似てるしね。

TimTamが、A$1.99でバーゲンされていた。早速お土産に大量購入。ついでに、レジ袋不要の、グリーンバッグも、A$0.99で買った。このお店は、食料品から簡単な電気製品まで何でもありで、朝6時から深夜まで年中無休。クレジットカードの下限枠も無い。おなかが減ったらここに来ればOK!

←既に、燃料残量警告灯が点灯したままになっている。Hertzには、空っぽで返したいが、ガス欠は命取りとなる。田舎に行くと、街以外にスタンドは無い。よって、少量づつ入れる作戦に出た。スタンドはセルフで、A$10とか、A$1という定額ボタン付きの優れものがどこにもある。価格は、A$1.22〜1.33/Lくらい。で、結局、A$10を1回、A$5を2回、最後、メルボルン市内では、A$2を1回買った。2Lも入らないのだけれど、ま、これであと10kmは走るよね?という計算。セコイでしょ?

Ballarat市街に戻り、お世話になったインフォメーションを過ぎて、M8ハイウエーに入った。途中、景色の良いところがあったので、インターを降りたら、再び入れなかった。やむなく、もと来た道を2kmほど戻って、次のインターからUターンしてきた。オーストラリアは、この手のインターが多いので注意。

実は、出発前に、Google Earthを使って、メルボルン周辺の衛星写真を見ていた。メルボルンの外環道路と交差するインター付近に、きれいな町並みと、不思議な建物を発見したので、そこに行って見ようと思っていた。

←で、それが、このインター付近。

→きれいな町並みの中心にあったのは、実はこのように美しい教会だった。 37°46‘24.64“S 144°47’57.96”E

←更に、変わったモスク風の建物がこれ。現在調査中。

→ようやく、メルボルンの高層ビル群が見えてきた。あと、5kmといったところ。ところが、街が近づくと発症する、「迷子病」が再発。VICTRIA ST.を探してメルボルンの北側を、20分ほど行ったりきたりする。ま、それはそれで楽しかったのだが。

←何のことは無い、すぐ近くまで来ていたのだが、通りを一つ間違えていたのだ。気が付けば、Flagstaff Gardenのところに出てきていた。Hertzまでは、1kmも無い。

SPENCER ST.駅(改築中)のそばまで来たので、今夜宿泊する、Explorers Inn Melbourneに寄って、大きな荷物を預かってもらった。ここのレセプションは大通り側にあるので、車が止められない。やむなく、隣のホリデイ・インの前の道に置かせてもらったら、TAXIの運転手が怖い顔をしていた。そこは、TAXIスタンドだったのね?

←時計を見ると、まだ13:00で、17:00まで時間はたっぷりある。ここで、マヅイことに気が付いた。旅行初日から3日分撮ってあったデジカメのメモリを1個初期化してしまったのだ。トラムで回って撮った240枚が全部、パーになってしまった。これは大変!大急ぎで、前に行ったところへ車で飛んでいって、出来るだけ写真を撮らなくちゃ。だけど、市内は車の天敵、トラムが走っている。これは、線路の上を走っているところ。トラムが来ませんように!

→最初に行ったのが、Albert Park。ここも、以前、トラムで訪れて、周囲を散歩した。中央に湖と言えるくらい大きな池を有する非常に大きな公園。ここはF1のコースなんだろうか?所々、シケインがある。

←次に行ったのがSt.Kildaの海岸通り。なんだか、カリフォルニアのビーチの雰囲気。日曜日なので、交通量が多く、ところどころで渋滞していた。日曜には、フリーマーケットをやっているとか?

St.KildaのLuna Parkにも行ってみた。ここは、浅草花やしきと同じで、入場料無料、せこいコースターもある。お子様向けの遊園地といったところ。ただ、入り口のデザインが、ぶっ飛んでますね

←以前、トラムで行って、結構、気に入っていた Chapel St.から、South Yarraに向かう。

South Yarraのカフェ。この Chapel St.には、おしゃれな店が立ち並ぶ。ブランドショップも多い。当然、高級住宅街で、ここの家賃は、いったい幾らなんだろうか?と思ってしまう。また、日本人の方が多く住んでいらっしゃるようで、よく見かけた。

ComoHouse の入り口で、写真を撮った。あの、美しい、お金のかかってそうな庭園と家の写真が消えたのが口惜しい。以前、トラムで訪れたときには、トークンを買って、英語のツアーで家の歴史を聴いて回った。英語の勉強だと思って参加してみたが、途中から付いていけなくなってしまった。

→このあと、王立植物園の近くに車を止めて、周囲を散歩して回った。パーキングは、いつもは有料なのに、券売機のところに行ったら、本日無料のメッセージが流れていた。ラッキー!

王立植物園の入り口。入り口は数箇所あり、どこからでも入れる。前に撮った写真が消えてしまったと思い、大急ぎ30分で見て回り、写真に収めた。実は、前に来たときの植物園の写真は生きていたのだった。疲れた〜。

Royal Exhibition Building まで戻ってきた。この建物は、世界遺産に登録されたそうである。なるほど、立派な建物であった。裏手には博物館があったのだが、そこで撮った写真は消えてしまっていた。

←このドライブ旅行の間に食べた、果物類を購入した、ビクトリアマーケットに戻ってきた。Hertzは、すぐそこである。16:00。まだ1時間あるが、ここでHertzに車を返した。既に燃料計は、Eを切り、地下駐車場への坂道で、エンストするのでは?と心配したが、大丈夫だった。あと、50kmくらい行けたのかもしれない(笑)

→さて、車を返してしまうと、途端にさびしくなった。無料のCity Circle Tramがなかなか来ないので、デパートをのぞきながら、とぼとぼと、ホテルに向かった。

Hertzからのクレジットカード請求は、1回分のガソリン満タン込みで、3日間計A$ 347.29 = \30,173だった。Hertzにしては安かったのではないだろうか?

これも、貸し出し係りのおじさんのお陰だ。Hertzのアンケート用紙には、褒めちぎった言葉を並べ、メルボルン空港のポストに投函した。


 

次の日は,帰国です。

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