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毒を以って毒を制す遣り方は また新たな毒を齎すでしょう よく遣ったね お疲れ様 もう頑張らなくてもいいんだよ 腕が無いから何も掴めない 足が無いから前へ進めない それでも目だけは逸らさない 生きて 生きて 生きて その先が地獄であっても 泣いて 縋って 逃げ出して 僕等は強くなんてないんだから 世界は美しい 生きる僕等は酷く醜いけれど 絶望した 拒絶した 落涙した なんだ、泣く余裕があるじゃない 独りが恐い？ 傍にいて？ 勘違いするな 皆始めから独りきりだ 何を後悔してる 自惚れるな 僕等は英雄なんかじゃない この世界に僕等は生きている 両足を揃え、肩を並べ、この地に立っている 認めろよ 納得出来る死なんて始めから存在しないんだから 世界が終わるその瞬間 僕が言うべきは謝罪？ それとも感謝？ たった一つの思いだけで 何処まで走る事が出来ますか？ 最果てなど存在しない 在ったとしても 僕は永遠に辿り着けない 辿り着かない 不可能なんて誰が決めた？ 限界なんて何時見えた？ 探さなくても 答えなら始めから持ってたじゃないか 光を求めれば闇に怯える事になる 闇に沈めば二度と光は見られない 後悔する暇あるなら進め 悩む前に行動しろ 届かず砕けた夢の欠片が 今も胸に突き刺さる 泣いた 笑った その分だけ傷付いた 分からない 何もかも理解したくない 涙が無い 笑顔が無い それでも呼吸は止められない 五月蝿いな 言われなくても始めから頑張ってる 泣かない 怒らない 喚いたって何も変わらない 呼吸するように 勝手に生きる事が出来たらいいのに 全て失っても 生きる事だけは諦めない 逃げるな 追い駆けろ 捨てるな 守れ 死ぬな 生きろ 傍にいる 例えどんなに哀しい夢の中でも それが幸せだったなんて 思いたくない 目を開けろ、眠ったって終わりは来ない 泣きながら 笑いながら 怒りながら 叫びながら この世界には勇者も英雄もいない 困難を切り開くのは自分しかいない
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