長い夜





ロッカールームは冷蔵庫
ゼリー、ゼリー、ゼリー、赤
すっぱい女の信号機
点滅する昨日を踏み越える

冷蔵庫の中から扉は開かない 鍵も?

早とちりでぼうに振った晩さん会
それまでの中身も無駄になってしまう
待ちくたびれた小さい灯
足のあいだを赤羽根のニワトリが駆けていったよ
あしあとは鍵穴のかたち
ポケットは何処も からっぽ

僕はもう帰る

冷蔵庫の中には足のない小人の 靴が?

いつか落としてきたの それ
やわらかい夜のかたち
片方の様子を見に行く
残り物には気が向かない
染み出して夜が錆びている
少しだけ はがす
ポケットに残骸を詰めて 上を向く

僕はもう

鍵穴が埋められてゆく 白く
(ユーリ)
(キキ)
(ユーリ)
(小夜)

(ユーリ)

(小夜)
(奈緒)
(奈緒)
(キキ)
(小夜)
(ユーリ)

(ユーリ)

(キキ)

(ユーリ)
(奈緒)
(奈緒)
(奈緒)
(ユーリ)
(奈緒)
(キキ)

(ユーリ)

(ユーリ)





title:小夜

魚の祭 / 吹き溜まる、自転車の道で。 / DrooL CreAm / MC