浅間高原の四季はじつに美しく表情豊かで、さまざまな大自然の装いをみせてくれます。
標高は約1300メートル、気温は真夏でも平地より7〜10度くらいは低いので、都市部が猛暑の日でもかなり涼しく快適なエリアです。
そのかわり真冬はマイナス10度くらいまで下がる日もあり、地表は固く凍結します。気候はおおむね北海道の札幌くらいと思えばまちがいありません。このため桜の満開は5月のゴールデンウィーク頃になります。
その後の野山一面はまばゆいばかりの新緑に輝き、畑や道ばたには草花が咲きみだれ、最高に美しい装いに変身します。
秋の訪れは早めです。浅間山麓の広大な紅葉は10月下旬が最高の見頃となり、ホテル1130の屋上や浅間牧場などから一望すればそこは絶景です。また近くにある景勝地、吾妻渓谷は少し遅れて10月末から11月初めが見頃となります。
冬は白一色となり、凛とした峻厳な世界に変わります。白い浅間山を前に立てば人の心は透明になるのです。ただ降雪量は多くありません。
浅間高原は草津温泉、万座温泉、鹿沢温泉まで車で30〜45分、白根山や渋峠、志賀高原まで1時前後、軽井沢は25分ほどの距離です。
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