Ken Loach (ケン・ローチ)監督

1936年6月17日、イングランド・ナニートンで労働者階級の家庭に生まれる。 イギリスBBCで数々の活躍をしたあと、’68年『夜空に星があるように ―Poor Cow―』で 映画界にデビューしました。労働者階級を見つめ、リアリズムを追求した人間模様の描写は、作品を 見終わった後、せつなさと現実を見つめ直す勇気のような感動を残してくれるような気がします。 数多くの国際映画祭で、たくさんの賞を受賞していますが、 監督自身が一番好きな作品は 『ケス ― Kes―』だと語っている記事をよく目にします。



監督作品紹介
 ☆....観た作品
 
― Bread and Roses ―  (2000)
マイ・ネーム・イズ・ジョー ― My Name Is Joe―  (1998 英)
  ピーター・ミュラン、ルイーズ・グッドール、ゲイリー・ルイス
  カンヌ映画祭主演男優賞……ピーター・ミュラン
The Flickering Flame  未公開 (1997)
カルラの歌 戦士たちの鎮魂歌 ― Carla's Song ― (1996 英)
  脚本―ポール・ラバティ
  ロバート・カーライル、オヤンカ・カベサス、スコット・グレン
  グラスゴーのバス運転手だったジョージと無賃乗車をしたカルラの出会い から、カルラの心を救うため旅立った内戦下のニカラグアの悲劇が描かれて います。ポール・ラバティがニカラグアで体験した5年間をまとめた脚本を もとに作られています。
ランド・アンド・フリーダム〜大地と自由   ― Land and Freedom ― (1995 英・スペイン・独)
  脚本―ジム・アレン、
  イアン・ハート、ロサナ・バストール
  ’36年のスペイン独立にまつわる内乱を、義勇兵士として参加した   理想に燃えるデビットの追想懐古で描いています。当時のファシズム、 反ファシズム、そしてその中のスターリン主義、反スターリン主義の 対立のありかたがわかります。
カンヌ映画祭国際批評家連盟賞
レディーバード・レディバード ― Ladybird Ladybird ―(1994 英)
  脚本―ロナ・ムンロ
  クリシー・ロック、ウラジミール・ベガ、モリシオ・ベネガス
  ベルリン映画祭女優賞…… クリシー・ロック   日本公開は96年
レイニング・ストーンズ ― Raining Stones―  (1993 英)
  脚本―ジム・アレン
  ブルース・ジョーンズ、ジュリー・ブラウン、ジェマ・フェニックス
  カンヌ映画祭審査員賞
隠された議題 ―Hidden Agenda―  未公開 (1990)
リフ・ラフ ― Riff-Raff ― (1990 英)
  脚本―ビル・ジェシー
  ロバート・カーライル、エマーマッコート、キャリー・J・ラミン
  カンヌ映画祭国際評論家連盟最優秀賞
祖国 ―Fatherland―  未公開 (1986)
 脚本―トレーヴァー・グリフォス
  ゲルルフ・バナッハ、ファビアン・バベ
Which Side Are You On? 未公開  (1984)
まなざしと微笑み ―Looks and Smiles― 未公開  (1981)
  脚本―バリー・ハインズ
  グレアム・グリーン、トレイシー・グッドラド
  カンヌ映画祭現代映画賞
狩場の管理人 ―The Gamekeeper―  未公開 (1980)
  原作・脚本―バリー・ハインズ
  フィル・アスカム、マーク・エルウェス
ブラックジャック ―Black Jack―  未公開 (1979)
  原作―レオン・ガーフィールド 脚本―ケン・ローチ
  ジャン・フランヴェル、アンドルー・ベネット
  カンヌ映画祭国際批評家連盟賞
家庭生活 ―Family Life ― 未公開 (1972)
  原作・脚本―ディヴィッド・マーサー
  サンディ・ラトクリフ、ビル・ディーン
  ベルリン映画祭国際批評家連盟賞
ケス ― Kes―  (1969 英)
  原作・脚本―バリー・ハインズ
   デビット・ブラットレー、コリン・ウェランド、リン・ペリー
   60年代後半のイギリス、ヨークシャー地方の炭鉱町を舞台に、 その時代の過酷な社会環境を反映させながら、15歳のビリーと ハヤブサの心の交流、そしてビリーの心の行方を描いています 日本公開は96年
   カルロヴィ・ヴァリ映画祭グランプリ受賞
夜空に星のあるように ―Poor Cow ― 未公開 (1967)
  原作―ネル・ダン、脚本―ネル・ダン、ケン・ローチ
  キャロル・ホワイト、テレンス・スタンプ
  カルロヴィ・ヴァリ映画祭主演女優賞…キャロル・ホワイト

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