このページについて

映画を観ているといろいろと考えさせられることにぶつかります。
せっかくHPを開設しているのだから、考えたこと思っていることをどこかに書いていきたいと思いました。たくさんの思いがあるのですが、最初に考えていきたいと思ったのはホロコーストについてでした。
Fifteen Hoursを通じて、わたしの事を知っている方でしたらなるほどなって思うかもしれませんね(笑)

この思いの引きがねになったのはやはり映画でした。
『シンドラーのリスト』『マイ・リトルガーデン』『生きるために』などなどに描かれたホロコーストに刺激を受けて、いろいろな本を読んだり、いろいろな人にお話しを伺ったり、海外サイトに問いあわせをしたり、ドキュメンタリー作品などを観ました。そして思ったこと。

過去のことではなくこれから先だって、何時、何が引き金になっておこるともわからない差別の世界。
90年代の紛争の中でも、そしてこれからだって争いが起きるところに必ずある収容所の存在。
過去の出来事としてのホロコーストだけではなく、ユダヤ人や同様にホロコーストの対象になった人々関することも含めて、差別と、自己満足や狭い世界観からなる排他的な考え方。
自分の世界観をまもるために他のものの世界観を否定する考え方。
一方的な誹謗や中傷によって自分たちと違うものを排除しようという行ない。

これは、どんな時代になってもあることで、形や大きさはちがっても、いつも身近に起きていることのような気がします。そして、いつ自分が被害者になるかわからないことかもしれないのです。
これらの考え方の暴走は、たくさんの悲劇をうんでいます。
特に身近な世界では「いじめ」なんかもその一端のような気がします。

<おことわり>
大切なことではあってもキリスト教とユダヤ教などという話になると宗教がかってきてしまい、わたしには理解出来きれない世界なので、さらっと読んだ程度なのでそのへんは割り引いて考えてください。

ここにこれから書いていくのは第二次世界大戦時におけるホロコーストについてです。

なんだ、そんなことか? そんなこと誰だって知っているという人もたくさんいるかもしれません。

でも、たくさんの知識のある方でも、最初はよく知らなかったはずです。わたしを含めてその実態をあまり知らない人もたくさんいることもたしかなのです。

興味をもった時は、少しの認識しかなかったことですが、いろいろな形で調べていくうちに、たくさんのことを知ることが出来てその枝葉はどんどんのびていっています。これからも時間をかけて知っていきたいと思っていることなので自分で消化したことから少しずつ書いていくつもりです。
興味をもたれた方は読んでみて、そして考えてみてください。

「わたしのHPつくり」でも書いていますが、このHPはわたしが、いろいろなことに興味をもって知っていく過程のノート作りです。当然、その時点での考え違いや、思い違い、判断間違い、誤字脱字も多くあると思います、それに歴史的な事って変化していくこともありますね。気がついた時には遠慮なく、指摘してくださいね。自分でも考え直したり、気がついたりしたときには直していきます。
(いろいろな意味でこのノートを公開している意味がないと思ったときには、非公開にして自分だけのノートにしていこうと思います)

ここで書いていくことは、こんなに調べたんだよ、すごいでしょ!ではありません(笑)

目にしたひとが、書かれていたことに興味をもってくれて、考えてくれたらと思うことについて触れています。宗教や思想にからんだことでなければ、たくさんのアドバイスをしてくださることを望んでいます

たくさんの人の力をかりて、作っていけたらと思っています。


2001.2.26
ADU

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