Robert Carlyle(ロバート・カーライル) |
アントニア・バード監督とTVパーソナリティのマーク・カズンズとともにプロダクションを設立したばかりのロバート・カーライル主演のBBC人気テレビドラマシリーズがビデオリリースされます 日本クラウンから1月21日が第1回で9月まで毎月2巻ずつ発売になります 『マクべス巡査 ―Hamish Macbeth―』 全18巻 このドラマはBBCが1995年から1997年にかけて放送したものです。 イギリスでは圧倒的な人気を得た作品です。 スコットランド北部のハイランドにあるロックドゥ(Lochdubh)という静かな村を受け持つ巡査ヘーミッシュ・マクベス(ロバート・カーライル)のまわりで次々と奇怪な事件がおこります。それをブラック・ユーモアを交えながら次々とヘーミッシュ巡査が解決していくという探偵ドラマ・シリーズです。 No.1 『ロックドゥ村の塩泥棒 (THE GREAT LOCHDUBH SALT ROBBERY)』 No.2 『トラブル・メーカー (A PILLAR OF THE COMMUNITY)』 No.3 『怪盗ラズベリー・アイス (THE BIG FREEZE)』 No.4 『ジョックに捧げる哀歌 (WEE JOCK'S LAMENT)』 No.5 『山上の告白 (A BIT OF AN EPIC)』 No.6 『悪魔になったマクベス (A PERFECTLY SIMPLE EXPLANATION)』 No.7 『ローズ号を捜して (IN SEARCH OF A ROSE)』 No.8 『イザベルの変身 (ISOBEL PULLS IT OFF)』 No.9 『開局 ラジオ・ロックドゥ (RADIO LOCHDUBH)』 No.10『誰もいない島 (NO MAN IS ISLAND)』 No.11『お葬式は豪華に (THE LOCHDUBH DELUXE)』 No.12『殺し屋がやって来た (THE LOCHDUBH ASSASSIN)』 No.13『友情 (THE GOOD THIEF)』 No.14『巡査の鑑 (THE HONOURABLE POLICEMAN)』 No.15『マクベスの休暇 (DEFFERED SENTENCE)』 No.16『小学校を救え (THE TROUBLE WITH RORY)』 No.17『試合は命懸けで (MORE THAN A GAME)』 No.18『運命の石 (DESTINY)』 近況 ★『ワールド・イズ・ノット・イナフ ―The World is Not Enough―』 年明けに公開されるOO7シリーズ最新作(ピアース・ブロスナン主演)に悪役としてスキンヘッドで登場します ★『アンジェラの灰 ―Angela's Ashes ―』 監督…アラン・パーカー。フランク・マッコートの自伝『アンジェラの灰』(ピュリッツァー賞を受賞作品)をもとに、貧しいアイルランド人一家を描く作品。カーライルは飲んだくれの父親役、共演エミリー・ワトソン ★『ザ・ビーチ ―The Beach―』 監督…ダニー・ボイル、レオナルド・デカプリオ主演。カーライルはカメオ出演 ★『Plunkett & MaCleane 』 1998年作品。監督…ジェイク・スコット。18世紀版”明日に向かって撃て”的な作品でPlunkett役をカーライル、MaCleane役をジョニー・リー・ミラー、リヴ・タイラーが共演します。 ★『ラビナス ―Ravenous―』 監督…アントニア・バード。人肉食を扱ったホラー的作品。共演ガイ・ピアース、ジェレミー・デイビス ★『Looking After Jo Jo』 1998年BBC製作TVシリーズ。全4話からなるスコットランドが舞台の犯罪ストーリー。カーライルはJohn Joe McCann役。 1961年スコットランド・グラスゴー生まれ。4歳の時に両親が離婚、父親の元でそだちました。 17歳で学校を中退してペンキ職人として働いていましたが、21歳の時、アーサー・ミラー原作の戯曲『The Crucible』(50年代の”赤狩り”の風潮に反発して作られた戯曲です)に影響を受けて演劇の世界にはいりました。同戯曲は1996年ニコラス・ハイトナー監督がダニエル・ディ・ルイス、ウィノナ・ライダー出演で映画化しています。 グラスゴー芸術センター (Glasgow Arts Center)に所属します。 1990年『Silent Scream』で映画デビュー。 1991年、劇団レインドッグ(Raindog)を設立。 1996年の『トレイン・スポッティング』―Trainspotting―や1997年の『フル・モンティ』―The Full Monty―で人気に火がついたようですが、ニカラグアの内戦を描いた『カルラの歌―戦士たちの鎮魂歌』―Carla's Song―での、やさしく一途な青年役でファンになった人も多いようです。 グラスゴーの出身ということでアイルランドなまりがあるのか、特徴のあるアクセントの英語を話します。そのいっぷう粗野とも聞こえる彼の語り方が、カーライルの魅力をいっそう引き出しているように思えます。 『リフ・ラフ』、『カルラの歌』でケン・ローチ作品に、『司祭』、『フェイス』でアントニア・バード監督とコンビを組んでいます。 『フル・モンティ』では英国アカデミー賞主演男優賞を受賞。 1999年の新年の叙勲では、OBE(Order of BritishEmpire)を受賞しています。 1999年 BAFTA TV 賞 Best Actor 『Looking After Jo Jo』 (1998) 1998年 BAFTA Film賞、Golden Satellite賞、Golden Satellite賞 Best Actor London Critics Circle賞、ALFS 賞 MTV映画賞、SAG賞 『The Full Monty』 私はカーライルの作品では『フェイス』が一番好きです。決してカッコイイわけではないのに、哀愁という言葉がよく似合い、なぜか、カッコイイと思える作品です。最後のシーンでは感動している自分を感じることが出来ます。『フェイス』の中で、カーライル演じるRay の部屋にはケン・ローチ監督作品の『Hiddn Amazon』のポスターが貼られていました。『Ravenous』でアントニア・バード監督作品に4度目の登場となります。 これから出演はハリウッド作品が続きます。悪役として登場するのは、カーライルファンとしては少しショックですね。でも、それもまたすばらしいのかもしれませんね。(トレイン・スポッティングもそれなりに、素敵でした) *.+'.ロバート・カーライルをこよなく愛するFlixさんのファンサイト*.+'. Flix's Tribute to Robert Carlyle
このページの写真は映画のチラシからです。 Return to いろいろな情報を調べる際に利用させていただいているWebサイト |