はじめに
4次元図形を頭の中に思い浮かべるために、私は以下の2方法を使用しています。
類推法: 2次元図形と3次元図形の関係から4次元図形を類推する。
スライス法:4次元図形を3次元でスライスする。
これらのどちらかを使う、というのではなく、両者を併用しているのです。
なお、これらの名称は正式のものではなく、私が勝手に呼称しているものです。
1.類推法
2次元図形と3次元図形を比較し、同様の関係を3次元図形に当てはめて
4次元図形を構成します。
2次元から3次元へ、2次元面に垂直な方向に1点を加え、拡張
同様に3次元から4次元へ、3次元体に垂直な方向に1点を加え、拡張
ただし、3次元体に垂直な方向は想像しづらいのが問題。
そこで、スライス法を併用します。
2.スライス法
4次元図形と3次元空間の交差時に出来る3次元図形の累積物として
4次元図形を認識します。
まず、四面体を三角形の集積物として認識します。
大きな三角形から順に小さな三角形を思い浮かべ、全体として四面体になるように。
この時、三角形の各点から四面体の辺が、辺から面が出来上がるのを意識します。
同様に、大きな四面体から小さな四面体へ順に思い浮かべ、
全体としての五胞体を意識するようにします。
この時2=>3次元時と同様に、四面体の各点から五胞体の辺が、辺から面が、
面から体(四面体)が出来上がるのを意識します。
このようにして自分を四次元図形に慣らしてゆきます。
以下、続く