遠州鉄道電車図鑑[助信－上島間高架化計画]

助信－上島間高架化計画

１．事業目的
遠州鉄道沿線地域は，浜松都心部と浜北及びテクノポリス地域を結ぶ重要な地域でありながら，遠州鉄道によって東西交通の分断，交通渋滞及び交通事故が多発している状況である。
　このため，Ⅰ期区間（遠鉄新浜松駅～助信駅）に引続き遠州鉄道鉄道線を連続立体化し，併せて幹線道路の整備，面整備等による市街地整備や交通結節機能の強化などを図るものである。

２．事業内容
事業延長：約３．３Km
事業主体：静岡県
事業期間：平成１４年度～平成２２年度
全体事業費：163億円
高架方式：単純高架方式
駅舎整備：助信駅・曳馬駅・上島駅
踏切除去数：２０箇所
交差道路数：１７路線（都市計画道路３路線，市道１４路線）

(浜松市・都市計画部都市計画課)

曳馬駅の改良などにより10分ヘッドの実現を図る。

(鉄道ピクトリアル１９９８年４月増刊号)

遠州鉄道鉄道線連続立体交差事業は、静岡県が事業主体になって浜松市鉄道事業者の遠州鉄道と連携をとりながら、事業推進を図っていくものであります。現在、平成16年秋ごろの工事着手を目指して、事業認可や工事協定などの諸手続を進めていることを、事業主体の静岡県からお聞きをしております。これらの高架化工事につきましては、延長約3.3キロメートル区間のうち起点の助信駅付近から着手し、その後、曳馬駅付近、終点部へと順次施工し、平成22年度の完成を目指しております。

(浜松市議会・平成１６年２月定例会より)

もどる