たまにはサーキット
またにはサーキット。クラブが主催するサーキット走行もそれはそれで面白いのですが、走れる時間の割には料金が高い。筑波2000でも15分で1万円前後だったりします。行儀のよい方々ばかりの走行会だと走る車も高級車が多かったりしますが、コースインするなりいきなり無茶な走り方をしだす方や超トロトロの方などいろいろ。それにコースインする台数が多いので、最初の1週目は完熟走行と言っても最後も車がコースインする前に先頭が一周してきてしまう始末。結局全力で走れるのは3〜5周程度。たまにちょっと走りたいだけなら十分かもしれませんし、ドノーマルだと3周でも結構きつかったりします。ま、だんだん物足りなくなってきたという事もあり、筑波サーキットのライセンスを取得し、フリーで走れる様にしました。1回の走行時間は30分。年会費もありますが、1回の走行は休日でも3500円だったりします。これって超安く感じませんか? 大抵走りにいく時は2セット予約していきます。1回(30分)の走行時間は結構長く感じるし、車にはかなりきつい時間となります。でも途中でピットに入り、タイヤの空気圧を測ったり変更したり、調子を診ながら走っても十分な時間です。途中でブレーキの効きが悪くなってきたりエンジンオイルの温度が上がり気味になったりした際にはクーリング走行したりと自分のペースで走れます。それでも10周以上は攻めれるのでタイヤは結構デロデロになってしましますね。
格好もそれなりになってきます。一応スポーツだし格好も大事。なによりも安全を考えたらね。ヘルメットやグローブはもちろんの事、専用レーシングブーツやレーシングスーツも着用です。真冬でも1回走るとアドレナリン出まくりで超温室の車内という事もあり、汗はとんでもない量がでます。スーツは汗を吸ってずっしり重くなる始末。そんな走りを2回もするときっと体重は減っているでしょう。当然着替えの下着も持っていきます。
車は当然自分の愛車。しっかり整備して臨まないととんでもない事態がおきる事もあると思います。自分はガンガン攻めて走るわけではない(ノーマルだし重い車体ですからドン亀です)ので、そんなに負担がかかっているとは思いませんが、それでも一般道しか走らない車に比べたら酷使している訳で、ブレーキのエア抜きや交換、パットのチェックやその他油系の漏れチェック等はこまめに行います。走っている最中にオイルを吹く車もいます。そうなると他車にも迷惑だしとっても危険です。サーキット側も赤旗を出す事もあります。そんな事にはならない様に気分的にも余裕を持って走りに行きます。 タイヤはサーキット用に事前に交換しておき早めにサーキットに向かいます。着いたらトランクルームから荷物やスペヤタイヤを降ろしたり、サスの硬さを調整したり、空気圧を減らしたり、ホイールナットを増し締めしたりと結構やることがありますので。それからエンジンルーム内のキャップ関係にテーピング、レンズにもテーピング、そんな事をサーキットでするのも楽しみの一部です。椅子持参で車の脇でくつろぎ、他の方とおしゃべりしたりと車談義に花咲きます。自分の車自慢をする人もいますし改造箇所を丁寧に説明してくださる方、ま、いろいろな方がいますね。
E36@325
友だちの車ですが、こんな感じまで改造しちゃった人もいます。内装な当然ありません。軽量化を図る為にボンネットはカーボン、サイドウインドウリア側はポリカーボネート(だったっけ?)、フェンダーも穴を開け、ネットを裏から張ったり、燃料タンクも専用タンクに変更。さらにキャリパーを冷やす為に水を積んで水槽用のシリコンホースを各キャリパーまで伸ばし、ポンプで水をかける様になっています。リアトランク上には3Dデザインの複雑な曲面をもったリアウイング、フロントはスポイラーにガーニッシュ。エンジンもアルピナのビッグ6。これでナンバー着けて一般道を自走してきます。