2013年5月のテーマは、「威嚇」でした。
体長10cmほどしかない可愛いてのひらサイズのヒョウモンダコですが、見かけによらず強力な毒をもっていて、身の危険を感じると全身に明るい青の模様を浮かび上がらせて「毒、あります!!」とアピールします。
そんな威嚇のための色合いだけど、黄褐色に明るい青という色の組み合わせはポップで素敵だと思います。
この2匹は、作り方の順番が全く逆の2匹です。
透明なガラスの滴に乗っている小さめのタコは、まず足をつくって、その後に頭と目をつけていきます。
それに対して、大きめなタコはまず頭と目を作って、最後に足をつくります。
両方やってみましたが、滴の上に足からつくる手順の方が安定してつくれる印象かな。
作品のベースの黄色は、アベンチュリンの煌めきのあるガラスを使用して、同心円のパーツで模様を表現してみました。