軽キャンパータイトル

~軽キャンパーの巻(2014-2020)~



愛車ALFA 156は,最近になってまた徐々に愚図りだした.
アイドリングを十分しないと,ノッキングして酷い時はエンスト.
クーラントの焼けた匂いがしたので,エンジンルームを覗くと,
以前に取り替えたウォーターレール付近から液漏れの徴候.
他にもいろいろと懸案が,故障の程度があちこちで顕著になりつつある.
ほんとに可愛いヤツだし,高速での走行は惚れ惚れするのだが,
最近になって,ちょっと限界かなと思い始めてきた.
更に気持ちはとんとん拍子に変貌して,軽自動車に乗り換える決断.
どうせなら気になっていた軽キャンパーを製作したい.
ベース車両を物色,気に入った『HONDA VAMOS Hobio』かな.
車体が小さい分をハイルーフで垂直方向の空間を確保する.
MR車なので前列シート下にも空間があり,音も比較的静かそうだし.
既に廃止されたターボ車を選択,これで少しは俊足が期待できるかも.

HONDA VAMOS Hobio



ナビ&ETC、リヤゲート改外部AC入力&ギャレー製作
ギャレー製作(その2)ルーフまわり
寝床まわりTV・換気など
小物などBS受信
オーバーヘッドコンソールボックスタープ
ノイズ対策あれこれ改修あれこれ改修その2
全体レイアウトエアデフレクター
メンテナンス(★2024.3/2更新)
軽トラの巻(★2024.3/4更新)R/C軽トラキャンパーの巻(2023.10)
100均500円R/Cの巻(2024.2/12更新)



■ナビ&ETC、リヤゲート改
まずは,ナビとETCの取り付け.
ナビはこれまでも使い慣れているパナのゴリラを選択.
ETCはネットでアンテナ分離タイプの格安品を購入した.
取り付け場所を決め,ビス止め.
ヒューズボックスの+B,+ACC電源を探してケーブル分岐パーツで接続.

ピラーへケーブルを収める ヒューズボックス内の電源を捜索中

今後の参考にと『Japan Camping Car Show 2104』へ.
車で出掛けるつもりが,大雪の渋滞を敬遠して電車で移動.
個性的な工夫が随所に,どう料理するのか余計に悩みが増えた1日.
リヤゲートが車内から開閉出来ないので改造.
内張りのボードを取り外して開閉のカラクリを観察.
斜め下方に引っ張れば開くようなので,不要な携帯ストラップを取付け.
ボードに明けた穴からストラップを引き出す.
ゲートを閉める時の取っ手を取り付ける.
マホガニーの丸棒15φとアルミ板3tで製作.
鉄板は1tのペラペラなのでエビ印のハンドナッターでナットを埋め込む.
しかし,車内からの開閉は十分注意する必要がありそうだ.

ゲート開のためのストラップ取り付け ゲート閉のための取っ手用ナット取り付け
ゲート閉のための取っ手



■外部AC入力&ギャレー製作
自分には外部ACがあるサイトを利用するシーンはあまり想像し難いが,
まあ,キャンピングカーとしての控えめなアピールポイントでもあるので,
外部AC入力を後部ナンバープレート横に取付ける.
20φの穴明けをして七星の防水型ワンタッチコネクターをビス止め.
コルゲートチューブで保護したケーブルを右側の引込口から車内へ.
少しは,『らしく』なったかな・・・
ところでバモスの後席窓は今時では珍しい手動式.
しかし,キャンプ最中はいちいちキィーを入れなくとも窓を開閉出来る.
と何かで読んだ,確かに意外と時代遅れが重宝しそうだ.

外部AC入力取付け

ギャレーの製作準備を始める.
シンクはどうしようかと大分迷ったが,
庄内厨房サービスのSH-1506CPを選択,ステン製で150mm深で十分だ.
給水・排水タンクは,Iwataniのウオッシャブルタンク10L.
大型給水口は手を入れて洗浄可能,安定感もあってリーズナブル.
ギャレー側面型取りのため,ダンボールを当てボディー内側をトレース.
徐々に微修正を加え,ほぼ同形の型紙が完成.

シンクとタンク ギャレー側面の型取り

11tの安物合板を型紙どおりに切り出していく.
ケチった見返りが既に出始めている,
板反りが激しいは,合板の所々に隙間があるは(泣)
板の厚みの分がボディーと密着せず,更に微修正を加えていく.
就寝スペースも意識し,タンクやサブバッテリーの収容場所も確保する.
切り出した板を仮組みして,水平・垂直面を確認する.
木工ボンドとスクリュー釘で組み上げていくと,何となく形になってきた.
久々のノコ挽きで全身が筋肉痛,腰も痛いし,もうBEERかな.
お守り,鹿除けの笛「Deer Warning」をフロントバンパー下部に取り付け,
効き目は如何.

ギャレー仮組み シンクの収まりをチェック
本組み 鹿除け笛も実装



■ギャレー製作(その2)
事前に設計図を起こすのは性格から無理なので,
走りながら軌道修正して,修正が無理な時は少し戻ってみるとか,
若しくは力ずくで誤魔化すなどなけ無しの技?を駆使して進める.
いろいろとアイディアを練りながらの製作は楽しい.
しかし,ほとんど直方体の荷室に見えても,
微妙にラインがカーブしていたりで,頻繁に現物合わせが必要.
しかも常に水平・垂直を意識する必要から水準器は手放せない.
組み上がった合板に木目となんちゃてカーボンの粘着シートを貼る.
木口はウェンジのウッドテープで化粧する.
上部収容棚は蝶番とマグネットキャッチで扉を取り付け.

完成のギャレー 収容棚

アルミパネルにスイッチとヒューズを取り付ける.
シンクポンプ,TV,ルームランプ,取り敢えず予備の4系統を配線.
外部AC入力と1kWインバーター出力は外部ACの有無で自動切替.
切替出力を2口コンセントに接続,DC12Vシガーソケット2口も取り付け.
シンクの給水は,手持ちの松下の車用シャワーを流用.

スイッチパネル&コンセント類 シャワー&シンク

リアゲートを開けた状態で折り畳みのサイドテーブルが使える.
換気を気にせずカセットコンロもOKなので以外と使い勝手が良い.
ギャレーの中は,ディープサイクルのサブバッテリー,ポリタンク2個.
上部はインバーターや電気配線とシンクの凸部で埋まってしまった.
なべ・やかん類を収容出来るかと期待してたが,スペース確保は厳しい.

サイドテーブル サブバッテリー
ポリタンク2個



■ルーフまわり
お次はルーフまわりの処理.
まず,屋根にサブバッテリー充電用のソーラーパネルと,
TV用のブースター内蔵シャークアンテナを取り付け.
ケーブルの引き込みは,リアゲート上部のチューブから割り込み.
切れ込みを入れた箇所は,バスボンドで防水処理.
ソーラーパネルのボルト固定は車内からの厚手の鉄板で補強固定.
ボルト取り付けの関係で天井を外した序でにデッドニング.
まず防振シートを貼り付けていく,次に断熱材を敷き詰める.
また,TV電源,アンテナケーブルやルームランプ用電源を布線する.
ルームランプは大きめのエルグランド用中古品を調達.
LED化も考えたがフィラメントの暖色光のままとした.
2段階の明るさとなるよう手元スイッチを改修.
ギャレーと反対側の左側上部にも収容棚を取り付け.
外にルーフキャリアは極力取り付けたくないので,
ハイルーフの空間を使って収容できるように車内キャリアを製作.
アルミパイプとエンドキャップを加工してボルト止め.
サーフボードなど長尺物の収容に都合が良い.

ソーラーパネル&TVアンテナ デッドニング
車内キャリア ルームランプ追加
収容棚



■寝床まわり
完全なフラットスペースを確保すべく,
フロアーマットを剥がして床の構造と後部座席まわりを観察.
普段,後部座席は収納しておくけど,短時間で使えるようにもしたい.
収納した座席高+αを床の高さとすると床下スペースが中途半端.
でも,高くすると折角の垂直方向の開放感が失われるので妥協点かな.
MR車なので,床を蓋するとエンジンまわりのチェックが出来なくなる.
が,両立は無理なのでやむを得ない.エンジントラブル時は頑張る.
微妙なカーブは型取りをしながら合板をカット.
組み上げてから裏はラッカー塗装,表にはクッションフロアを貼り付け.
収容スペースは蓋を持ち上げて出し入れする,仕切り板で4つに区画.
左右端の床下空間がもったいないので釣竿などの長尺物収納に.
塩ビの蓋ねじ込みタイプ80φを2箇所に取り付けた.
リアゲートとの隙間には傘,100均のホルダー改で固定.

寝床 床下収納スペース
長尺物はここから 後部座席との収まり



■TV・換気など
TVは,効率を考慮してDC12Vドライブの機種19吋を選定.
走行中は窓側に収納して,視聴時はワンタッチで90度オープン.
てな具合を実現したかったが,なかなか思うようにはいかない.
2箇所ネジ留めなので,更に構造を工夫したいところだが.
車中泊して判ったが,外れにある道の駅は地上波が厳しかったり.
BS受信も考慮しようと画策中.
夏場の熱帯夜は避けたいので換気をどうする?
左側の窓に網戸,右側の窓に排気ファンで換気したらどうか.
網戸はKキャンさんの記事を参考にアルミジョイナーと板材で枠組み,
押さえゴムでジョイナーの隙間に網を固定.
スライドドアー内側のカーブに枠を微調してローレットビス4箇所で固定.
排気は右側の窓を半分強開けたところにファンパネルを挟み込む.
ベニア板にファンを3個2段取り付け,PWM回路でスピードコントロール.
カーテンはまだ製作途中,留めは真鍮丸棒で折り畳めるように加工.

TVの収納具合 網戸
網戸コーナーの処理 ファンパネル
ファンパネル外側から カーテン留め金具



■小物など
使い始めて判ったが,脱いだ靴置き場が困る.
リアゲート付近に空きスペースがあるので,
靴ホルダーを製作,内張りボードにビス留め.
登山靴サイズも収納できて4足OK.
外から乗り降りするのに足が短いからか少し高さがある.
ニトリの折りたたみ式踏み台を常載することにした.
車内のテーブルは,ギャレーから反対側の窓まで橋渡し.
これが意外と幅広で使い勝手が良い.
移動中は現地ネタをタブレットで情報収集したい.
助手席にドリンクホルダー付き小型テーブルを製作.
後ろにはエアーバックが控えているので,
乗せるものによっては,停車中に使うなど十分注意が必要だ.
テーブルが邪魔な時はビスを緩めて取り外して折りたためる構造.

靴ホルダー 車内テーブル
助手席用小型「テーブル



■BS受信
残念ながら取り付けたTVはBS無しだ.
仕方がないので追加するチューナーを物色.
DCドライブ,HDMI出力の条件で既に選択の余地は無い.
I/O DATAのチューナー,パラは格安のマスプロ製を調達.
パラボラは90度倒して前後を逆にする.
こうしてフロントガラス越しに車内からの受信を試みたい.
ポール取付金具部をバラして,代わりに適当な板切れをビス留め.
仰角を(90度-本来の仰角)に設定した時にバランスが取れるように.
参考に各地の仰角&方位角表はパラの裏に貼り付けておいた.
車外に転がしてBS受信,アンテナレベルとビープ音で方向調整.
以外とあっけなく調整完了.

チューナー BS受信中

車内助手席あたりにアンテナを置いて受信できるのか.
そのためには概ね衛星方向に車を駐車する必要がある.
試しに車外で受信して方向を確認.
受信レベルを見ながら動物的感覚で手持ちアンテナを移動させてみる.
ビープ音が一瞬高くなる,おっ!ロックオン.
車にあったCDケースを台にして角度を微調.
ばっちり受信できた,メデタしメデタし.
後は邪魔っけなアンテナをどう収容しておくかだ・・・

アンテナレベル確認中 助手席にアンテナ



■オーバーヘッドコンソールボックス
先日の4泊5日旅の経験から更に収容棚が欲しくなった.
折角のハイルーフ,前席のオーバーヘッド空間に棚を設けたい.
なるべく軽量化したいので,4tベニアで組み上げる.
収容の利便を考え4分割の仕切りをつけて,補強も兼ねる.
仕上げは天井に合わせ,スエード調の生地をボンドで貼り付けてみた.
ところで,高速ではロードノイズに邪魔されカーオーディオが聞き辛い.
コンソールボックスにサブスピーカーを付ければ不満が解消されそうだ.
口径65mmのFOSTEX P650Kが軽量で都合が良い.
リアスピーカー用出力を期待して20pコネクターを確認したが無し.
そこで閃いたのが空前のオーディオブームだった若かりし頃,
金を掛けずに擬似4chを楽しんだスピーカーマトリックスを採用.
オーバーヘッドスピーカーを後部用としてメインスピーカー出力に接続.
試聴してみるとこれが以外と調子良い.
棚の収容力は次の旅で検証してみたい.

ベニア板で製作 取付け
収容口の様子 オーディオコネクターをチェック



■タープ
たまたまイベントで見掛けたウォーマーランタン.
コーヒーなんか温めたり一石二鳥で良い雰囲気.
ところで我が家の錫メッキ製フュアーハンドランタン276BABYは?
長年の海辺キャンプで錆だらけ,ワイヤーブラシ&CRCでメンテナンス.
ランタンを吊るす場所を模索していたが,序でにタープ作戦.
凧作りで余りのリップストップナイロン,ブルーとグレーでツートン.
久々のミシンで悪戦苦闘,何とか長方形のタープが出来た.
コ型のアルミ棒を加工してレインモールに2箇所取付,
タープとはカラビナで連結.支持ポールはネットで調達,
ポール2本&ペグロープセットで\1,000也とコスパが良い.
ランタン用の金具も付けて試験点灯,うぅ~良い感じ.

タープ用金具 タープ完成
ランタン点灯



■ノイズ対策
走行中のノイズは可能な限り軽減したいものだ.
随時車載品を追加しているが最近ノイズが気になってきた.
どうもカセットコンロから発しているようだ.
元々車載は想定外だろう,五徳とかがカタカタ五月蝿い.
丁度良い既設の穴を利用してハンドナッターで4φナットを取付.
蝶ネジと板材で五徳パネルとカセットカバーを固定する.
五徳パネルの反対側は,アルミ角材を加工してパネルをビス固定.
早速,テスト走行.気になっていたノイズは一掃された,スッキし!

対策前 対策後



■あれこれ改修
これまでの旅で『ここはこうしたほうが良いなあ』と思ったこと.
車検を機に降ろした設備の小改修をいろいろと.
①オーバーヘッドコンソールのリアスピーカー,鳴りがショボい.
 ゲイン調整が出来るように右側SP横にATTを追加.
②TV支持金具は水平を確保するため,
蝶番にワッシャーを何枚も噛ませていたが,
 アルミダイキャストでしっかりと製作した.
 『麦とホップ』の空き缶を溶かしてブロックにした残骸が役立った.
 追加したルームランプは,後部屋外からでもON/OFF出来るよう,
 TV用ベースプレートにスイッチを追加して使い勝手向上.
 入手したスイッチは構造的にイマイチなので時々接触不良(泣)

リアスピーカーゲイン調整 TV取付金具など

③ギャレー内部の空間が勿体ないので,100均のストックケースを追加.
 小物棚のスペースも中途半端なので,出来るだけワイドに改修.
 ティッシュの引き出し口が微妙に小さい.
 ちょっこし調べたらメーカーによってまちまち,余裕をもって2cm拡張.
 これですっきりとちぎれずに引き出せる筈.
④リアシート使用時に床を半分折りたたむため,蝶番に負荷が掛かる,
 つっかえ棒を追加した.棒は未使用時に取外し収容可.
などなど.

ティッシュ取り出し 小物棚改修

序でに懸案の体重測定.
一体どんだけぇ~てな事で,常設設備の一覧.
これだけで約90kg,重量級の人間一人が常時乗っかている感じだ.
やはりギャレーとバッテリーが支配的だ.
積みっぱなしの小物もいろいろあるので,おおよそ100kgぐらいか・・・

重量表



■あれこれ改修その2
何度かの旅でまた細々とした改善点が炙り出された.
ルームランプは雰囲気重視で電球仕様のままだったが省エネを図る.
100均でLED製品を物色,6V仕様照明のLEDをバラシてシリーズ接続.
消費電力は2.4Wに改善,LED取付の背面はアルミテープで照度を期待.
調理ではキッチンペーパーが必需品,
100均ハンガーを加工してペーパーホルダーを取付け.
シンクのシャワーヘッド位置がイマイチ,
思うようにターゲットに水が飛ばないので変更.
汚水タンクの水を醤油チュルチュルで捨てるのは手間.
排水系統を追加,車外でバケツで受ける選択肢を追加.
テレビは地上波受信が厳しいポイントが意外とある.
しかし,BS受信はアンテナが意外と邪魔くさいし,セッティングも面倒.
アンテナの収容場所,寝袋棚の横にねじで水平固定できるよう改修.
IFケーブルは窓から入れるのは面倒,後部にF形入力コネクタを取付け.
アンテナ台座は足をアジャスター付きに変更,
丸形水準器も取り付けた.小型なのに視認性抜群.
これでセッティング作業が多少なりとも軽減できるかな…,
次回の旅が楽しみだ.

ルームランプ改修 ペーパーホルダー追加
車外排水系統 車外排水系統外側
BS端子追加 パラボラアンテナ座改修
パラボラアンテナ収容



■全体レイアウト
ここの所,いろいろと物を放り込んでしまい雑然としたので少し整理.
収容場所も分かり易くと
妹尾河童著『河童が覗いた』シリーズの手書きイラスト俯瞰図を模倣.
まだ余分な物があるかも,贅肉を削ぎ落せ.
更に旅を重ねれば徐々に持ち物も洗練されてくるだろう.
レイアウト図
/Click to enlarge/


■エアデフレクター取付け
とろとろ走っていて効果の如何はと言われると返す言葉も無いが.
ソラーパネル前側面の微々たる風抵抗が
気になっていて『どげんかせんといかん』と.
パネルにはそのつもりでM6×3の取付穴を準備してあったのだが,
構想(先送り)5年でやっと実現することに,
太めの塩ビ管をカットの案もあったが,
結局,1.5tアルミ板の端材を金床上でプラハン握って叩く叩く叩く,
約100R程度のカーヴを作る.
『く』の字形の固定金具を3個準備して
塗装済みの板を超極低頭ビスM4×6で固定.
高速トラックのような燃費効果などは期待出来そうにないが,
まあ気休めと言ったところで…

アルミ板を叩く 板の取付け

■メンテナンス
コロナ明けの久々のハーフにエントリー.
ポツポツと雨粒が落ちる曇天,最後尾で出走待ち.
今まで通りのサブツーは厳しいと体が音を上げている.
完走目標で走り始める,15km過ぎから足が攣りそうになる.
何とか騙しだましでゴール,2時間8分のタイムでヤレヤレ.
もうすぐ車検のタイミングでアイドリング不調となる.
タコメーターの針が600rpmまで落ちたりふらつきエンストしそう.
ハラハラしながら微妙なアクセルワークで何とか家路に着く.
床下を開けて埃まるけのエンジンルームを覗いてみる.
ISCV:アイドリングスピードコントロールバルブ.
この長ったらしいブツが怪しいかも,取り外して丁寧に清掃.
EG始動,ふらつきは多少改善されたような,気のせいかも…
イグニッションコイルのコネクターを順番に外してみる.
シリンダー#1はEG停止,#2は変化なし,#3はEG停止.
と言う事は#2がサボっている,コイルを外して覗いてみる.
プラグホールにオイルが溜まっているのが見えた.
もうOリングが劣化していると推測,後は車検時に依頼しよう.
入手した新品コイル&プラグは全数交換してもらい快調に.
前回車検時にタイミングベルトなどは交換して安心していたが,
やはりODO11.4万kmとなればいろいろとありますな.


ハーフマラソン ISCV
エンジンルーム イグニッションコイル&プラグ
交換品

序に調子が悪かったリアゲートの整備.
何度かやらないとちゃんと閉まらなかったり,勝手にロックしたり.
ボードを剥ぐって内部を眺めてみるが,目視では異常なし.
リアゲートキャッチ部を取り外してパーツクリーナーで清掃.
接点の導通もテスターでチェック,問題なし.
アクチュエーターも分解点検,グリスアップ.
一通りやって戻したところ気持ちよくロックするようになった.


リアゲート リアゲートキャッチ
導通チェック アクチュエーター
分解点検

■軽トラの巻
車検も近づいてきたタイミングでスタンドで指摘を受ける.
『タイヤが2014年製と古いし,ヒビだらけで要交換』
丁度チラシで特売品が目に留まる,手組みに挑戦してみる.
問題はビート落しとビート上げをどうするかだ.
バルブの虫を緩めてエアーを抜き,車でタイヤを踏んずけてみる.
その近くをタイヤレバーで抉るもなかなかビートが落ちてくれない.
次善の策,ジャッキとベルトでタイヤを絞りつつ,レバーで抉る.
『カパッ!』と何かの弾みでビートが落ちた.
反対側も落としてから,ホイールを外すまで汗だくの作業.
一本目の作業で何となく感覚が掴めたので引き続き二本目に突入.
エアーバルブも新品に取り替え.
ガソリンスタンドで給油の序にエアーを注入.
しかし,ホイールとのすき間が出来てしまいビートが上がらない.
仕方なく奥の間の専用マシンで組付けてもらった,1k円の出費.
販売時に寝かせて置かれたため,細いタイヤが更に細くなった.
その為,エアーが『スースー』で注入しづらい状況になったようだ.
残りの二本はタイヤの内側に板を差し込み暫く放置の作戦.
ビートクリームもしっかり塗布し,レバーも新しく入手.
これで残りの二本は比較的サクサクと作業が捗った.
ビート上げはスタンドで,見事に『ポン!,ポン!』と楽勝.
意外と手古摺ったが何とか手組みが終えた,ヤレヤレ…


ビート外し1 ビート外し2
ホイール外し バルブ交換
間隔広げ タイヤレバー

以前にも見掛けた事はあったものの,改めて訪れる.
戦争末期の特攻艇『震洋』の格納庫,その戦争遺跡.
結局使われず幸いだった,ひっそりと物置と化している.
さて,最近軽トラのAMラジオの音声が歪んでいる.
我が家の引越しでは大活躍,何度ピストンしたことか.
いっその事カーステに交換しようとググるとVW用がヒット.
早速@1,500で入手しどう料理しようかと画策.
フロントSPは元々両サイドにスペースが有るので,
手持ちのONKYO 10cmSP OM-OF101をハンドナッターで固定.


震洋格納庫 カーステ新旧
フロントSP取付用ナット フロントSP取付

リアSP出力もあるので,手持ちのSPで波動スピーカーに.
Olasonic製SPをサイズピッタシの塩ビ管に収める.
管内には漏斗を二つとバスレフポートを取付け.
シート後上部にビス止め,ルーフをはぐり配線.
ここまでは順風満帆の余裕綽々だった.
いよいよ本丸のカーステ本体取付.
AMラジオを取り外そうとフロントパネルを外しにかかる
が,ハンドル付近が引っ掛かり到底外れそうにない.
ハンドル外しを始めたが,ボルトがビクともしない(泣)
あっさりと諦め,ラジオ周辺だけパネルをノコで切断.
晴れて取り出せたが,今度はVWカーステが収まらない.
何と次なる試練,必殺力技,ノコで取付枠を広げる.
奥行もスペーサーを噛ませ何とかクリアー(汗)
ラジオ用アンテナも欧州仕様なので変換ケーブルで接続.
結論,JAPAN仕様にEURを収めるのは根性と力技が必要.
早速,日本発のミリオンセラーとなった陽水『氷の世界』
をコピーCDで,いいじゃん!という事でミッション終了.
ps.コミックで全読したBLUE GIANTを映画で涙した.
『巨人の星』を見た後にキャッチボールしたように,
流石にサックスを吹く(ドレミ程度)ほど若くは無かった.


リアSP リアSP後ろ
リアSP取付 リアSP配線
カーステ後配線 カーステ取付完了

近所の居酒屋,無給で働く配膳ロボ.
なんとマスターの手作りでまだ進化中とのこと.
良心的な店なのでまた『飲みホー』しよう.
ところで最近軽トラに乗ることがしばしば,シトシト雨がしばしば.
間欠ワイパーモードが無いので面倒と思う事シバシバ.
仕方がないので間欠回路を追加することに.
ワイパーのオートストップラインに回路を割り込ませるため,
ステアリングコラムカバーを外して捜索開始,どのワイヤー??
ピンアサインなど資料が見つからずモーター側から逆探索することに.
追加回路はコラムカバー内に収め,VRツマミで間欠時間調整.
何故か時々誤動作,どうも電源ラインにノイズが乗るようだ.
パスコンを追加して解決,梅雨時が待ち遠しいなぁ~


配膳ロボ
ワイパーモーター
間欠回路
間欠ワーパー完成

■R/C軽トラキャンパーの巻
100均の500円R/C改は孫に持っていかれ手持無沙汰の状態.
止む無く軽トラR/Cを入手,『積んで走ってキャリーだぜ!』
最大積載量500g,リンゴ1個を運べる働き者.
以前から気になっている軽トラキャンパー仕様に仕上げる.
構想は固まっている,ボートを逆さにしたようなキャビン.
ロフト風の寝床,長テーブル,スパーカブ積載可などなど.
まずは小物の製作,キャビン後部ドアの蝶番.
うぅん~悩んだ末,缶ビール空き缶を刻んでペンチで加工.
ハンドル操作する運転手の人工関節をどうする?
頭が4φのマップピンを2tプラバンで挟み込み可動させる.
ヘッドライトをよりリアルにしたい.
1tプラバンをヒートガンで温め,木型に当てがって整形.
内側にガンダムメッキシルバーを塗布してリフレクターに.


軽トラR/C ミニ蝶番
人工関節 ライトリフレクター

スーパーカブはF-toysを組立て,コスパすごっガム1個付き.
肝心のキャビンはマホガニー細板で曲げを入れながら整形.
床は千鳥張り,ロフトには丸窓,寝袋でゴロゴロって感じ.
最大のミッションは,両さんがハンドルを握り運転してる風.
ステアリングの動きをハンドルまでのギミックは試行錯誤.
片手ハンドルで多少お行儀の悪い両さんに仕上がった.
キャビン内部もらしくなって,早速お出掛けしたいワクワク感満載.
走らせてみると小回りが利きキビキビと走り,何故か笑えてくる.
何時かはリアルを製作したいと密かに画策する今日この頃.


スーパーカブ キャンパー全景
運転席 両さん運転
キャビン後部 キャビン内部

■100均500円R/Cの巻
別件で立ち寄ったところ,例のものが山積み状態.
チラ見したつもりの残像が気になってとうとう手を出してしまう.
取り敢えず窓,ライトはくり抜いてカードケースを切って接着.
フロントグリルはメッシュを黒塗装して内側から貼付け.
電動ウインチはアルミ丸棒にSUS線を巻き付けてリアル感を期待.
前後サスは丸棒に銅線を巻き付けそれ風に,まあまあかな.
マフラーはアルミパイプを斜めカットして差し込み.
内装は手持ちハコスカパーツをレジンで複製して黒塗装.
シート,ダッシュボード,ステアリングなどを固定.
タイヤまで黄色いのでゴム系黒スプレーを吹いた.
ライトはジオラマ用LEDを仕込み駆動モーターにパラ付け.
ステッカーを適当に貼付け,ボディーを汚してよりリアルに.
500円でこれだけ楽しめるとは100均great&wonderful&amazing


全景 後ろ姿
フロント 車内



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