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活動記録
シンジュの大木が大量の種を蒔いて困っています。

 9月29日撮影
 トラスト地にシンジュの(約15m)大木があり、10月ともなると広い範囲に種が落ちて、春には多少乾燥した場所に幼木が芽生えてきます。
 私たちのイベント広場は産廃の埋め立て地なのですが、この広場はいつの間にかシンジュが優先種となり、江川岸にも幼木がびっしり。稀少種の原野にもだいぶ発芽しています。
 この木の生育の早さは恐ろしいものがあり、どうしたものか困っています。
 明治維新の頃に中国から移入されたようです。移入してから100年間定着したものは「在来種」扱いにした方がよいという説もあるようですが、この異常な繁殖力に問題ありとして対処しなければ、乾燥気味の土地はシンジュ林となってしまい、生物多様性は完全に失われてしまうことでしょう。 

☆シンジュの小木を伐採しましたが後片づけが大変
  10月9日撮影
 切った後片づけが大事です。雨の中<太さで用途別に分類します。細いのは冬の行事の焚き火用、太いのは虫のすみか「虫元気」を作るための材料にします。
(C) Saeko Ogawa 2005

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