俵杉(たわらすぎ)算
俵杉(たわらすぎ)算とは、米俵(こめだわら)の数の総数を計算する問題です。
米俵を三角形に積んだ姿を杉形(すぎなり)というのですが、この杉形が杉の木の形に似ていることから
俵杉算と呼ばれています。俵杉(たわらすぎ)算
問題:米俵が積んであります。 一番上が1俵、 その下の段が2俵、 その下の段が3俵・・・
一番下の段の米俵が13俵あるとき、米俵は全部で何俵あるでしょうか?
答え1:ピタゴラスの三角数がヒントです。
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1 3 6 10 15
式は
1=1
3=1+2
6=1+2+3
10=1+2+3+4
15=1+2+3+4+5
となっており、三角数は、
1からある数までの和で表わされています。
これを公式化すると以下のようになります。
n番目の三角数 : n(n+1)/ 2
問題では、13段目を計算するので、13段の三角数 = 13(13+1)/ 2 = 91