お稽古に必要なもの

(1)お稽古にはどんな格好で行けばいいの?
気になりますよね。大丈夫。普通のお洋服でいいんです。
デニムにチュニックでも、ワンピースでも、ジャージでもかまいません。
普段の格好のまま、いらしてください。
発表会のときは着物が必要ですが、高い着物やお揃いを買う必要はありません。
手持ちの着物でよいのです。

(2)持って行くものは?
@筆記用具。
小唄の歌詞と三味線の譜面をお渡しします。
歌詞の意味などの説明をしますから、そういうものを書き留めるために必要です。

A録音機器。テープ・MD・ICレコーダーなど。
まず、「お手本」を弾き唄いしますから、それを録音してもらいます。
家でお浚いをする時に、それを聴きながら練習するのです。

Bお稽古用三味線。
最初は必要ありません。お稽古用三味線を用意しています。
ただし、家で唄しかお浚いができませんから、「小唄を続けよう!」と決意されたら、
その時が買い時です。
ただし、ここで大事な注意点があります。
三味線には色々な種類があり、素人にはその違いがわかりません。
ですから、安いからといってネットで買ったりしないでください。
また、三味線はメンテナンスが必要な繊細な楽器です。
信用のおける和楽器店でお買い求めになり、後のメンテナンスもお任せするのが一番です。
春木流では、二本木にある「つるぎ和楽器」にお世話になっています。
お稽古用三味線は、ソフトケース付きでだいたい6〜8万円いたします。
お稽古を続ける決心がついたら、相談しましょう。

C小道具類。
指すり(左指につけて、棹のすべりをよくするもの)
膝ゴム(右の太ももに置いて、三味線が滑らないようにするもの)
調子笛(三味線の調弦に使う笛)
駒(三味線の糸を胴の革の上で支える部品)(
糸(絹の糸を使うので、時々切れます)
つや布巾(三味線を拭く布)
・・・だいたい、以上が三味線の小道具ですが、
これらはBのお稽古三味線を購入する時、準備してください。
最初の二つ、指すりと膝ゴムは、入会の時プレゼントします♪

以上が、初心者さんのお稽古に必要なものです。
お三味線を買うときが、一番、費用がかかりますね。
ですから、充分にお稽古に通われて、「よし!」と思ったら、考えましょうね。

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