発表会について


春木流では、市内小山でお稽古処をしている「若草流」とともに、年に2回の発表会を行います。

お正月明け(1月か2月)に行うものを「はつびき会」、夏(7〜9月)に行うものを「ゆかた会」といいます。

初心者さんから師匠までが、2曲ずつの発表をする身内でのお浚い会です。


下記に、発表会で必要なもの、事柄をご紹介します。

発表会で必要なもの
@自分の発表する曲の歌詞譜面。

A三味線と道具類。自分用のを買ったら持参しましょう。それまでは、お貸しします。

B着物、浴衣。「はつびき会」では着物、「ゆかた会」では浴衣を着用します。
春木流では、お揃いの着物を作ったりはしません。手持ちのものなら何でもいいのです。
ポリエステルでもウールでも、着物の形をしていれば問題なし。
ただし、浴衣であっても「足袋」だけは履きますから、忘れずに。

C帯に挿す「白扇子」。これは、先輩方にご挨拶をする時に膝前に置いたり、
唄だけを唄うときに、手に持って唄うのです。
デパートや和楽器店で「小唄の時に使う、白い紙の扇子」と言えば、買えます。
1500円くらいからあります。

D費用。春木流の発表会は、会費制です。
会場代、お弁当代、お茶代などを、全員で公平に「割り勘」にするのです。
会場にもよりますが、安い時で4千円、高くても7千円程度です。

E会主(私の師匠)への「ご祝儀」。
「本日は会の開催、おめでとうございます。宜しくお願いいたします」という意味をこめて
会主へご祝儀をお渡しします。
幾らくらい包むの?というのが心配でしょうね。
そこは、それぞれのお弟子さんの気持ち・懐具合による、というのが実情です。
幾ら以上、などと決まった額ではありませんよ。
費用は、なるべく抑えるようにいつも私の師匠ともども工夫をしています。

会場設営からお弁当の手配まで、お金のかからないよう、みんなで協力しあっています。
初心者さんにも、座布団を配置したりのお手伝いをおねがいすることもあります。
「みんなで楽しむ」ために、ご協力をお願いしますね。

TOPへ