

2001年6月
2001年6月30日(土)雨
6月も今日が最後、明日からは一年も折り帰しになってしまう。
去年の今日はまだインターネットなど覗いたこともなく、自分の世界には無用なもの、
縁のないものだと想っていた。
毎日、仕事、家族、趣味の園芸に情熱(?)を燃やしつつも自分の手で触れるもの
からしかお返事の帰ってこない世界に充足していたように想う。自分でいうのもおかしいけれど
欲のない性格?辛抱強いということを正当化することで充足しているつもり・・の自分だったのかもしれない。
もっと美しくなりたい、あんなことがしてみたい、もっと上手になりたい・・
そう思うことが欲だとしたら、結構なことではないか、明日が楽しくなる。
パソコン生活が始まって明日がちょうど一年目。
「やればできる」「願いは叶う」呪文のように自分を励ましながら、
ホームページを立ち上げたのが10月も終わりになっていた。
未だに未熟さと無知に悩まされ、苦悩してはいるものの、
あれから8ヶ月、今日までの間にたくさんのお友達に出逢い、学び、励まされてきたことに感謝します。
明日からまた新しい何かに出会えるかもしれない・・・
今ではそんな欲張りな自分になってしまいました。
2001年6月26日(火)曇り後雨
テレビドラマ「はぐれ刑事純情派はお茶の間で14年間も放映される人気番組です。
藤田まことさんの人情溢れる配役もさることながら、その主題曲をお好きな方も多いと思います。
堀内さんがアリスで活動していらっしゃる頃は私も高校生で、当時はちょうどフォークソングの最盛期真っ只中。
タクロウ、ヨウスイ、サダマサシ・・心を捉えて離さない曲は今でも聞くたびに
当時の思い出をクローズアップさせ胸をキュンとさせてくれます。
今日は楽しみにしていた、堀内孝雄さんのコンサート。
今年は30th ANINIVERSARY
歳月は流れ、時代が変わってもいつも変わらずに見ていた夢、歌うことに架ける情熱。
支えてくれた家族や友人に寄せる想い・・・
トークにも歌声にも感激してしまいました。
2001年6月15日(金)雨

倉庫の入り口に巣を作って毎年忘れずに帰ってくるツバメ。今年も元気な赤ちゃんを5羽育て上げた。
天敵から身を守るためには人間に近い所を選ぶそうだ。
我家でも1日中入れ替わり立ち代り人間が出入りしているのに、涼しい顔で睦みあい、卵を生んだ。
最初から見ているとほんとうに感心するばかり・・まずは中古住宅の補修からはじまる。
くちばし一つで枯草や、土を運び新しいベットができる。
卵を生むと、変わりばんこに暖め、約一週間、中の様子は見えないけれど
卵の殻が下に落ちている。「あっ、みよけた!!」それからは親鳥のなんと忙しいこと!
飛んで行ってはくちばしに虫などをはさみ運んでくる。一回で一匹、1羽分。だんだんヒヨドリも大きくなってくると
姿がみえてくる。「5羽もいたんだね〜」
頭に白いフワフワした毛をのせたヒヨドリは日増しに大きくなり益々食欲は旺盛になる。
親鳥がくちばしで運ぶ虫はどこでみつけるのかな?
トンボや蝶が多いみたい。一斉に我が先とばかりに身を乗り出して催促の合唱。
親鳥は飛んでは餌を運びヒヨドリの口につっこむとまた飛んで行く。
休む暇もなく、また飛んで行く。一日中5羽の小鳥の為だけに働く。
すごいものです。見ていると感動して涙さえでそうになってきます。
子育てとはこうゆうものなのですね。
今日は朝からいつもより大きな「ピーピー」と鳴く声がきこえました。
親鳥が巣のまわりを飛びながら、小鳥をさかんに呼んでいました。
いよいよ、初飛行です。巣の縁に足をかけて、ダイビングするみたいな緊張が伝わります。
「エイ!!」とんだ〜!!やったあ!!初飛行成功!!
3羽はすぐに飛び立ちましたが、もう2羽はなかなかダイビングする勇気がないようです。
親鳥は根気よく巣のまわりで「ピーピー」と教えています。
半日遅れて、全員が飛び立ちました。巣の中がからっぽになりました。
毎日見ていた巣がからっぽになって、なんだか寂しくなりました。
2001年6月10日(日)曇り時々雨

日本海から砂丘、松林を越えると小高い角田山を登る。その裾野の切れ端あたりに
ブドウ畑を開墾してワインナーセリーを作ってしまった人がいる。
Cave d'Occi ワイン工房。
アルコールがまったく苦手な私がこのシーズン毎日曜日に通うコース。
広いイングリッシュガーデンがバラの香りで匂い立つ。
広い芝のガーデンでは時々ウェディングパーティーが開かれている。
地下にワイン蔵。レストランが2つ。ティールームにはオープンテラスも。
エントランスからそれらの建物を繋ぐようにボーダーガーデン、中庭、シェードガーデン、ハーブガーデン、と
ステキな小道が続きます。目を上げると澄んだ空と緑の山。
1周グルリと回っても空と山を遮る建物などないのです。
4週続けて通ってもつぎつぎと咲く薔薇やボーダーのお花は
尽きることなく楽しませ、うっとりさせてくれます。
そして、隣接してガラス美術館があります。
そこではまた手作りガラス工芸品をはじめ、
ガラスとビーズを組み合わせたアクセサリーなどを購入できます。
ペンダント、ブレスレット、ピアス
今年の3点セットも揃えました。
目に心にたっぷりのお土産を持ってまた元気にがんばろうと思います。
2001年6月3日(日)晴れ

ワールドカップ、新潟スタジアムをビッグスワンといいます。
サッカーにはあまり詳しくない私でも、5月29日から行われているコンフェディションズカップの
全日本チームの活躍に熱い感動をもらいました。
チケットを取ってまで応援に行くこともしませんでしたが、このビッグスワンで繰り広げられる熱戦に
テレビ中継では夢中になっていました。
初日対カナダ戦では3−0で圧勝!昨日は対ブラジル戦で1−0で粘り勝ち!!
これで、グループリーグ1位決定。あとは横浜ドームの対フランスとの決勝戦を残すのみです。
選手のエネルギーとサポーターのエネルギーが弾ける。
スポーツの感動をありがとう!!
裏話しです。
娘の通う高校はすぐ近くにあります。交通の混雑を考えて試合当日は休校になりました。
ホテルマンの話し・・中田選手はとても礼儀正しくて紳士でした。
学校の先生は紀ノ国屋書店で数人の選手を見かけ興奮ぎみでした。
古町の商店街ではキムタクが目撃されています。
通学バスにトルシエ監督がのっていました。
新潟はいつものんびり、穏やかで有名人などめったにお目にかかれないので
みんなで、興奮しています。
来年のワールドカップにむけてまた期待がかかります。
ニッポン、ガンバレ!!