

2001年12月
12月10日(月)晴れ時々雪
今日はとてもおかしな天気。
晴れていたかと思うと突然に雪が舞い、しばらくするとまたお日様が射す。
最高気温が5℃だから、気温は低い。
もう、12月も中旬になってきたのだから、雪が降ってもおかしくないけれど。
年末に向けて、事務の仕事も追いこみに入ってきた。
25日締めの月末払いの給料支払いには毎年、テンテコマイをしている。
年末調整はその後にしか計算出来ないのに、もうお休みが迫ってくる。
今のうちにできることを終らせてしまわなくては・・
今日は、年賀状を書いた。やっと半分、あとは明日で終っちゃうかな?
うふふ・・PCは便利だな。「おちゃのこさいさい」だわ。
でも〜、自分の年賀状はこうはいかない。
宛名をみながら、つい、彼女はどうしてるかしら?
あのときは楽しかったね。その節はありがとう〜。家族は元気?
いろんな想いが駆け巡る。
去年の年賀状に立ち止まる。
一年に一回だけのご挨拶になってしまう人もいるけれど、
こうして、息災を喜び合い、一年ごとの礼を尽くす日本の風習もまた美しいと思う。
12月5日(水)
My birthday
「そんな年になっても誕生日が嬉しいの?」とか「もう年はとりたくないわ〜」とか・・
私はそんなふうに思ったことなんてありません。
いつも年のことを忘れているせいかもしれません。
お誕生日に、お祝いをしてもらうのもとても嬉しいものです。
でも、15年前の誕生日からはまた特別なものになりました。
17年前の12月9日に闘病の母が亡くなりました。
とても仲の良かった夫婦をみていたし、
それからの父の落胆があまりにも大きかったのも心配していたものです。
公私共に忙しかった父も2年後の12月5日に他界してしまったのです。
私をこの世に送り出してくれたと同じ日に・・・
両親とも早過ぎる死でした。
悔しくて、悲しくて、淋しくて・・せめて夢にでも逢いたいと思いながら
眠れない日が続きました。
そんな中で、支えてくれたのはやはり家族です。
姉妹の励まし合い、子供の無邪気さ、そして主人の優しさ。
父は母の闘病中、他家に嫁いだ娘、ちょうど妊娠中の娘達になるべくの負担をかけたくないと
看病をほとんど毎日、自分がやりました。仕事の前、終ったあと、全霊を尽くしたといっても過言ではありません。
戦前生まれの世代といいますが、そんな世代生まれの男がかいがいしく病人の世話を
傍目でみても、照れるくらいに尽くしていました。
その父が亡くなった時に主人が言ったのです。
「仲のいい、夫婦だったよな。おやじさんのことを本当に尊敬していたよ。
俺達もそんな夫婦にならなくちゃな。俺もそんな男になりたい」
今、思い出しても涙が溢れそうになります。
15年前のMy birthdayです。
辛い別れと一生分のプレゼントをもらいました。
12月2日(日)雨
珍しく、日曜日の夕食を長女が作ってくれました。
すっかりご馳走になって、お腹も心も満足〜。
まだいくらもしないうちからまた、甘い香りが流れてきました。
今度は、クレープのデザートです。
大好きなチョコスナックとバナナと生クリーム。
サクサク、トロトロ、ムッチリの組み合わせは絶品です。
今、こんな穏やかな顔をしている彼女を見ながら、思うことは
人生、山あり、谷ありだな・・そして明日は必ずやってくる・・
自分のことなんて、なんということはないのです。
子供が元気で楽しくしてくれてさえいれば・・
いつか、きっと病気にも打ち勝って人並みに結婚して、
赤ちゃんを産んでくれる日がきっとくると信じています。
12月1日(土)雨
いよいよ、今年も残す所一ケ月になってしまいました。
仕事も、家事もなぜか気せわしく、毎日が過ぎて行きます。
ささやかな日常を綴るだけの日記もつい休みがちでしたが・・
楽しかった日も辛かった日もHPのBBSで暮れてきたようです(笑)
大好きな園芸のお話をしたり。珍しいお花の写真を見せてもらったり、
種や苗の交換をしたり・・・頂きものが圧倒的におおののですが・・
咲いたお花を綺麗にデジカメで写したいということからお願いしたデジカメ講座。
こちらでは、とても素晴らしい画像の世界に惹き込まれてしまいました。
本当は園芸もPCも充分に味わっているほどの余裕のない一日です。
もっと、あんなことがしたい。もっとこんなことがしたい。
知りたいことがたくさんあって、やりたいことがたくさんあって
でも、一日は24時間しかなくて、お休みは日曜日しかなくて・・
そう思うとストレスになります。
だから、今はあせらないで、急がないで行こうと思っています。
こんな歳になっても、未来に期待をよせ、夢を見れるなんて嬉しいことです。
PCをこわごわ触りながら、HPを開設してしてみて、本当によかったとそう思う毎日です。