よう、俺だ。

今日はwavファイルと諸々について簡単に説明していくぜ。
windowsで音楽やる以上は切っても切れない知識だからな。

<wavファイルとは> さて、まずwavファイルってのはなんなのか、っつーとだな、RIFFの一種なんだわ。
RIFFってのはまぁ、マイクロソフトとIBMが提唱したファイルの書き込み方の一種で、オーディオ用に割り当てられたのがwav、ってわけだ。(これに対してマックのaifはAIFFって形式で書かれてるんだ)
wavっつーとリニアPCMの無圧縮のイメージがあるけど、wavファイルにはmp3とか圧縮データも書き込むことが出来る。

<基本的なパラメータ>
wavの音質を決めるのが、サンプリングレートと量子化ビット数だ。
・サンプリングレート
1秒間あたりに格納されるデータの数。単位はHz。
当然この値がでかい方が音声の再現性は高い。
・量子化ビット数
音のでかさを何段階で表現するか、っていうやつだ。
2のビット数べき乗で段階表現する。8で256段階、16で65535段階(だったっけ?)だ。
当然この値もでかい方が良い音になる。単位はbit(b)

ファイルのビットレートはここから計算される。

ビットレート(bps)=サンプリングレート(hz)×量子化ビット数(bit)×チャンネル数(ch)

CDの場合、
44100×16×2=1411200
てな具合でビットレートが決まってる。
まぁ、ビットレートは一つの音質の指標と言うことだな。

<PCM>
PulseCodeModulation…パルスコード変調の略で、AD(アナログデジタル)変換規格の一つだ。
時間あたりでアナログ信号をサンプリング・量子化、数値としてデータを残す。
SRとbit数の差による再現性の相違
図はちょっと荒いが、緑がアナログ信号(原音)、赤・青がデジタルに変換して信号(録音)だ。
時間あたりに値を記録して擬似的に信号を再現する。
上記のように、サンプリングレート・ビット数が低いと赤のように、高くなると青のようにだんだんと細かくなっていき、原音に近づくってわけだな。

<構造>
RIFFヘッダ
ヘッダサイズ(RIFFヘッダ及びヘッダサイズを除く)
WAVEヘッダ
fmtチャンク
fmtチャンクの容量
フォーマットID
チャンネル数
サンプリングレート
バイトレート
ブロックサイズ(サンプルあたりのバイトレート。これだけチャンネル数を反映)
サンプルアタリのビットレート
拡張部分容量
拡張部分
dataチャンク
波形容量
波形データ


まぁ、さらっとwavについて触れてみたが、だいたいこんなもんか。
今日はここまでだ。