ぐへへ…講師のDJ.Hだ。
得意教科は理科(中学レベル)だぜ。

さて今回はある程度打てるようになった奴向けの
覚えるだけでスグに使える小技をまとめようと思う。

○ペダル
こいつはコントロールチェンジという類の命令で、
ピアノのサスティンペダルを模した物だな。
アルペジオとかを入れたい時、音が伸ばすために使うモンだ。
//ここから

テンポ76
TR=1
@1 q100 l16 o5
[ドミソシ`ミシソミ]
["シレ#ラシ`ファ#シラレ#]
r1
[ペダル ドミソシ`ミシソミ 放す]
[ペダル "シレ#ラシ`ファ#シラレ# 放す]

//ここまで
「放す」を入れねぇと次のコードの時も音が延びっぱで
不協和音とかになっちまうから気をつけねぇとな。

○t.N() こいつはフラムとか装飾音を入れたり和音を分散させる時に使うモンだ。

//ここから

TR=1
@1 q100 l1 o5
「ドミソ」
t.N(0,10,20)
「ドミソ」
t.N(0)
「ドミソ」

//ここまで

こんな感じ。これも元に戻すのを忘れるとあとでリズムがおかしくなる。
戻し忘れてもプログラム的にはおかしくないのでエラーが出ないからこれも注意だ。

○OctaveUnison

こいつはプログラムの頭にでも
Include(unison.h);
で定義を読み込んでやらねぇとつかえねぇ。

//ここから
テンポ180
Include(unison.h); TR=1
@49 q100 l8 o5
ド"レ#"ソ#ドレ#レドレ#
ド"ファ"ラドレ#レドレ#
レ"ファ"ラ#レファレ#レファ
ソ"シレソシレソシ
r1
OctaveUnison(
ド"レ#"ソ#ドレ#レドレ#
ド"ファ"ラドレ#レドレ#
レ"ファ"ラ#レファレ#レファ
ソ"シレソシレソシ
)

//ここまで
とまぁこのようにオクターブ上とユニゾン出来るから和音を書いたりせずに便利、ってわけだ。
他にも3度とか5度ユニゾンが用意されてたりするが、やはり不協和音になってしまうので
和音を気にせずに打ち込めるのを考えると使えるのはオクターブだけだな。

○SUB

これは1トラック内で別々のパートをならす時に便利だ。
タイムポインタをSUB文の時点に戻すことが出来る。
オーボエがツインでハモったり、ドラムを手と足に分けて打ち込む時なんかに俺は使ってるぜ。
//ここから
TR=1
@49 q100 l4 o5
SUB{ドレミー} ミファソー //ここまで
SUB内外でリズムを揃えないと当然ちゃんと演奏されないから注意だ。

○?
これは非常に重宝する。?の位置に当たる小節・拍から再生する、と言う物だ。
//ここから
TR=1
@49 q100 l4 o5
SUB{ドレミファソラシド1} ミファソラ?シドレミ1 //ここまで
間違えて打ち込んだりした時やエラーが出た時なんかに、
プレビューする時便利だ。

○Key
こいつは曲のキーや雰囲気を調整したりする時に使う。
が、こいつでやるとKEY(v)以降のノートが全部v音分上がる。
ドラムとかにも影響があった気がするから気をつけろ。
ドラムトラックは一音ごとに音が違うからナ。スネア(38)が一音上がってみやがれ。
全部拍手の音になるぞ!
トラックごとのキー設定はTrackKey(v)だな。

だいたい使うとしたらこの辺だな。
これだけ使えるようになればそれなりの曲が作れるんじゃねぇか?
まぁ、今日はこの辺りで終わりだ。あばよ。