今日は作曲論を述べよう。だが述べる前にまず結論を述べよう。
読むよりも他の曲のコードとかメロディパクって弄り回した方が早い。
遊びで良いからまずやってみるべきだ。

まずは俺の曲作りの全貌を教えるぜ。
ジャンル決定→構成決定→使用楽器決定→コード進行決定→ベースライン・メロディ・リズム作成→完成
と言った感じ。 さて、ここではまずロック風ポップを
Aメロ→Bメロ→サビという基本的な流れで
主旋律にフルート、伴奏にストリング、ベースにエレキベース、リズムにドラム
という編成の曲を考えてみるとしよう。
すると次にコード進行だ。
コードは適当に選べばいいと言うものではない。
まずは、だ。調を決定する。
すると使う音階と基本的なコードが決定する。
例えばまずCメジャーだと、ドレミファソラシ、というのが基本的な音階となる。
そこで3和音(トライアド)を作っていくと、C,Dm,Em,F,G,Am,Bm-5となる。
ここから適当にコードを4つセットで持ってくるだけで恐らくコード進行は完成するが、
最初の一小節は1度コード(C)にしておく方が望ましい。
その他に7度音やsus4,add9など、音の広がりを出したり不安定さを出すコードや、
減5(dim)、増5和音(aug)、また−1度メジャー(調がCの場合だとBにあたる)などのコードは切なさを醸し出す。
とは言っても言葉ではわからないだろうからさっさと話を進めて、まずはコード進行を作るとしよう。

C G Am Em
Dm C Dm G

というコード進行を作ったとする。
そしたらまず打ち込むべきは

//ここから
TR=2
@49 l1 q100 o5
「ドミソ」「レソシ」「ドミラ」「"シミソ」
「レファラ」「ドミソ」「レファラ」「レソシ」
//ここまで

これでコード通りの伴奏(全音符だけど)になったはずだ。
次にリズムをつけるとしよう。以下の分をエディタに追加してみてくれ。

//ここから
TR=10V=127EP=127//ドラムは大きめが良い

~{ど} = {v127n36,} //Bass-drum
~{た} = {v110n38,} //Snare2
~{タ} = {v95n38,}
~{つ} = {v(Random(30,80))n44,} //Hi-hat close
~{ち} = {n42,} //Hi-hat half open
l8
SUB{
[8どーーーどどーー]}
ぱつ「つた」つつつ「つた」つ
[3つつ「つた」つつつ「つた」つ]
ぱつ「つた」つつつ「つた」つ
[つつ「つた」つつつ「つた」つ]
つつ「つた」つl16つたつーたーつた
//ここまで

次にベースライン

//ここから
TR=3
@34 o3 l8 q95
[8ド]
[8"ソ]
[8"ラ]
[4"ミ]シ"ミシミ//シはEmの構成音
[8レ]
[8ド]
[8レ]
[4ソ]レドシソ
//ここまで

基本ルート弾きのベース。フレーズ末端に軽いフィルをつけてやる。
ベースはホントは表と裏で音量を変えた方が良い。拍の表裏が明確になる。
これでだいぶソレっぽくなってきたんじゃねぇか?
あとはメロディだ。
一見この作業が一番難しい作業に見えるかも知れないが、
何のことはない。コードに合う音にリズムをつけているだけなのだ。
コードに合う音というのは、まずコードの構成音だ。
例えばCメジャーならド、ミ、ソだな。
これが小説の長さに合うように適当にリズムをつけてやるだけで良い。
無論、これだけではバリエーションが出ないし、メロディの流れが悪くなる。
そこで登場するのが非声和音だ。
多くの人がここで躓き、メロディーを失うのさ。
ドーミーソー、ってやるだけでもCメジャーのメロディにはなる。
だが流麗さがない
そこでこうしたらどうだ。ドレミファソー。メロディがなだらかに繋がっていくだろう?
ここで構成音ではないレとファが非和声音と呼ばれる。
要はアレアレ。
構成音と構成音を繋げばいいワケよ。
そのバリエーションはリズムの取り方と音の飛び方で未知数、ってこった。
まぁ、なんだ。
つまるところ聞こえがよけりゃいい。悪けりゃ直せばいい。
以下の文をまたコピペしてみてくれ。

//ここから
TR=1
@11 l8 q100 o6
ミ2ーミファソ
レ2.ド"シ
ド2ードドレ
ミ2."ラ"ソ
"ラ2ーレミファ
ソード"シドーーー
"ラーーファーーミー
レ2ミーレー
//ここまで

さて全部貼り付けて再生させてみて、どうだろう。
わずかワンフレーズだが曲らしく聞こえるだろう?
あとはA,B,サビの分だけフレーズを作っていけばいいだけの話だ
サンプル
気持ちフレーズで音量を変えてやるとメリハリがつく。
サンプルはつけてないけど
強弱の付け方は曲によるけど、
大抵最初メゾフォルテ、Bメロをピアノでちょっと押さえて、
サビでフォルテ、一気にいく、って感じかな?

最初に言ったけど、まず色んな曲をカバーしてみるといい。
どのパートもどういうリズムや音回しがどう聞こえるのか、
っていうのを体で覚えられると思う。
それでは今回の講義はこの辺までだ。
あばよ!