「海の日」を記念して、親子で海の環境といのちのつながりを考えるデイキャンプを実施します。
私たちの生活の中で「ポイ捨て」されたごみは、風や雨により川に流れ、やがては海にたどり着きます。瀬戸内海は「閉鎖性海域」のため、まるで「ごみ箱」のように、生活ゴミが貯まってしまいます。
特にプラスチック系のごみについては、美観を損なうだけではなく、
@ 水に浮くことにより魚網などに海洋生物が絡まり窒息する。
A 形状が餌に似ているため、誤食したり、海鳥が雛に食べさせてしまう。
B化学物質を吸着する性質により誤食した海洋生物の食物連鎖に伴う「生物濃縮」
など、海のいきものの命を脅かすだけではなく、そのいきものを食べる私たちの命も脅かしています。その命のつながりを「漂着物調査」や「いきもの観察」などの海の体験型学習を通じて親子で考え、解決への提案をしていきます。
<日 時> 平成22年7月19日(海の日)
<実施場所> 梅津寺ほか
<実施内容> 1.オリエンテーション
2.講義「海のごみに脅かされるいきものたち」
3.「ビーチクリーンアップ」(海岸の清掃と漂着物の調査)
4.海のエコ・クッキング(地元産の食材を使った環境に配慮した調理実習)
5.海のいきもの観察
6.海の宝物づくり(工作など)
7.エンディング「わたしたちにできること」
<参加対象> 小学生と保護者
<参 加 費> ひとり500円 ※保健代、昼食材料費として
<そ の 他> チラシ・申込書