タイ式トラディショナルマッサージ体験記

3/1(日)
朝8時に起きる。この日は初めての別行動。友人がサイアムスクエアに行っている間に、僕は一人で生まれて初めてのマッサージを体験しに行った。行った場所は「有馬温泉」。ホテルから歩いて15分位の場所にある。(注:名前は怪しげだが、真面目なマッサージやさんです)

有馬温泉に入ってみると、早速2階に案内される。室内はとっても清潔。いかにも日本人好みの店だ。となりには、日本人のおじさん2人がすでに先客として入っていた。僕は案内された場所で待っていると、若いマッサージ師さんが洗いたてのタイシルク製!?パジャマを持ってきてくれた。早速上下とも着替える。着替え終わるのを見計らって、マッサージ師さん登場!気合いを入れるかのように、長い髪を束ねなおしていた。

マッサージは脚先から始まる。まず脚を濡れタオルで拭いて綺麗にし、指からマッサージしていく。マッサージ師さんは、結構日本語が上手で「おしごとですか?」とか「なんさいですか?」など、いろいろ話しかけてくれる。話によると、僕の担当はなんと同い年(21才)のマッサージ師さん。隣はおばさんマッサージ師だが、僕のほうの担当はとってもカワイイ!!同い年のマッサージ師さんは、僕のマッサージをしている間、おばさんマッサージ師の言うこと(タイ語)がとってもおもしろいらしく、クスクス笑っている。これまたカワイイ。店に入るまでは、「きっとオバチャンが気合い入れてマッサージしてくれるのだろう」と思っていたが、意外な展開にまさに嬉しい悲鳴だ。

マッサージは進むにつれて、過激な荒技が飛び出してくる。言われるままにカラダを動かすと、一気に「ぽきぽき」とからだが音を立てる。また、その技を掛けるときの体制がすごい。もうお互い密着状態。表現が難しいが、2人で脚を組んだりすることもあれば、僕の脚が抱かれてしまうこともある。こんなことをされても、オバサンならば緊張しないだろうが、さすがに同い年(それにカワイイ!)マッサージ師さんだと、緊張しまくってからだじゅうに力が入ってしまう。そんな様子を見てか、一言「かったいねぇ〜!!」と言われてしまった。まったく日本語が上手だ。それに僕が「痛い!」と言うと、かわいい口調で「がまん、がまん」と言ってくれる。もう極楽。チェックアウトがもう少し遅ければ、あと2時間居ても良かったのに・・。でも、肉体的・精神的にも、完全にリラックスできた気がする。

店を出て、チェックアウトをするためにホテルに向かってあるくと、不思議とからだが軽くなっている様な気がする。けれど、少しだけもまれた場所が痛い。


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