旅先でインターネット
旅行に行っても、やはりメールやWEBは気になるもの。そこで、旅先でインターネットにアクセスする方法をまとめてみた。
- インターネットカフェを探す
これが一番簡単で手っ取り早い。しかし、ハワイのように日本人が大挙して押し寄せるような観光地でないかぎり、日本語フォントを用意してくれている店はほとんどない。よって、旅行中のメールは半角英数で送るように、あらかじめ知人etc.には伝えておこう。インターネットカフェでは、メーラーが使えない場合が多いので、TELNETアクセスでプロバイダのメールサーバーからメールを読むか、WEB上でメールを読む必要がある。どちらも、契約プロバイダが上記のようなサービスを提供していなければ、カフェからメールを読むことはできない。ちなみにNIFTYやBIGLOBEは、これらのサービスに対応している。
バンコク市内の場合は、伊勢丹と棟続きのワールドトレードセンター(WTC)6階で、インターネットカフェを発見した。10分30バーツだったと思う。また、安宿街カオサンにも数軒のインターネットカフェがあった。最近得た情報によると、ドン・ムアン(バンコク)空港にもインターネットカフェがあり、こちらは日本語フォントを用意してくれているとのことだ。
クアラルンプールの場合は、「伊勢丹&Lot10」の向かいにあるBBプラザの2階の書店で、NetCardというインターネットアクセスのプリペイドカードが売られていて、その書店内にNetCard用端末が置いてある。また、同じくBBプラザの3階にあるセガのゲームコーナーにも、インターネットカフェがあった。なおシンガポールでは、残念ながらカフェを見つけることはできなかった。
おまけとしてハワイの情報を書くと、ホノルルの場合はアラモアナセンター内に、クレジットカードでWEBが見られる端末が置いてある。また、EVAホテルワイキキの2階にも、WebSiteStoryCafeというカフェがあり、日本語フォントも搭載していた。こちらは30分3ドル。
- 携帯端末とカードモデムを持っていく
マレーシア・シンガポール共に、モジュラージャックの形式が日本とまったく同じなので、ノートPCなどの携帯端末とモデムカードがあれば、ホテルの電話ジャックにモデムからのケーブルを差し込んで通信することができる。ただし、海外の回線は日本と微妙に規格が異なるので、日本仕様のモデムを持ち込んでも、問題なく動作するという保証はないし、最悪の場合はモデムなどが故障することも覚悟しなければならない。
僕の場合、マレーシア・シンガポールでは、ホテルのジャックにモデムをつないで問題なく通信できたが、タイのホテルでは通信をしなかったので、タイ国内でもうまく通信できるかどうかはわからない。
なお当然のことながら、端末とカードを持っていっても、契約しているプロバイダorパソ通業者が、海外にAPを設置しているか、またはローミングサービスを行っているかしなければ、通信をすることはできない。
僕の場合はNIFTYにINFONETという国際パケット網を使ってアクセスした。INFONETのAPは、タイ・マレーシア・シンガポールのすべてに設置されているが、70円/分という課金がつらい。
- ホテルのビジネスセンターを利用する
高級ホテルのビジネスセンターは、たいていインターネットアクセスができる環境が整えられている。料金がべらぼうに高い以外に、日本語が使えないなどの環境面はインターネットカフェとまったく同じだ。僕はバンコクのホテルでビジネスセンターを利用してみたが、30分で150バーツだった。
- PCショップのデモ機をいじる
PCショップのなかには、インターネットをタダでやらせてくれるところもある。バンコクならばプラトゥーナム近くのPantip
Plazaという場所に、パソコンショップが集結している。まるで秋葉原のような場所なので、パソコンファンは一見の価値あり。
- 日本語フォントが無くても日本語のWEBサイトを閲覧できるサービスを発見!
最近知った情報だが、日本語のテキストをグラフィック化して再送信してくれるサービスを行っているサイトがあるとのことだ。「Shodouka」という名前のサイトでURLは、http://www.shodouka.com/
だ。このサービスを使えば、日本語フォントの入っていない環境からでも日本のWEBサイトを閲覧することができる。ただし、SSLなどのセキュリティには対応していないので、このサービスを経由してNIFTYのINTERWAYなどを利用することはできない。
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