素浪人昔話U んな訳で午前部に移籍した私は ストイックにハシった。 カッコいい男の子なんて視界に入れないように。 それよか 席を毎日変えていた。 朝の満員電車は過酷だったし 痴漢も沢山・・・。 いつもの痴漢男は電車降りる前に こっち見て笑うのだ。許せん〜〜〜!!。 ボブ・サップみたいなボディーガードが居たらなー。 その痴漢男。見かけはスタイル良くてイケ面な 壮年リーマン風。 もてそうな彼が何故痴漢に走るか・・・ んな分析は問答無用!! 痴漢の心の闇なんて考えてるヒマはない素浪人。 カミナリ恐い世田谷で何とか生き延びた素浪人。 姉のお陰でもある。 渋谷の某大学4年の彼女は鼻で風切ってる。 妹から見れば ぼわっとヌけてるんだけど 通学途中に姉の「ワンピース・チャック全開』事件も 目撃している。(背中全部空いてる)。 気が付いた時。私は完全に他人に(ごめんにゃ〜) ピアノの才能は半端じゃない。と話題を変える妹。 受験の前の日 ワインを買って来てくれた。 「眠れないでしょ」なんて。 ワイン全部飲んで爆睡の私だったが 彼女は心配で一睡も出来なかったらしい。 長女って心配性。 いろいろ落ちまくってた某日。 合格発表後 新宿のK書店で待ち合わせ。 私と目が合った途端 飛び上がってしまった彼女。 目で解かったらしい。・・・。 1メートルは飛んだ。 いや。3メートル位。 やっと大学受かった とか言うより 彼女が飛び上がって喜んでくれたのが嬉しかった。 チャック全開事件の事はナイショ。 な素浪人。 ![]()