カー・ジャック 私が 愛車で走っている時だ。 信号待ちで右折車線に止まっていた。 そしたら 急に1人の年配の女の人が道路を横切り 真中車線の 私の車の左窓をノックした。 何事かと思ってびっくりした。 「何でしょうか」…。 って聞くと「ちょっと乗せてって」 って言うのだ。 「え゛」って思ったけど信号も変わりそうだし 断る理由が口から出て来ない。 強盗でもなさそうだし。 仕方なく乗せてしまった。 「お買い物して 荷物が重かった」 …んだそうだ…。 「あ そこを左」 「次の信号を右行って」。 …私はタクシーでわない…。 私も用事が有ったし これ以上行くと迷子に成りそうだった。 「すみませんが此処までしか行けません」。 って やっとの思いで釈放された。 その年配の人は 「もう少し乗せて欲しかったのに」って ぶつぶつ言いながら降りて行った。 「ごめんなさい」ってば。 どーして私が謝らなくては。(泣)。 右折車線にはいっぱい車が止まってたのに 何故私が犠牲に。 いつも 甘く見られる自分が情けない。 ・・なぜだ・・。 スタスタ歩ってゆくオバタリアンの 後姿を観ながらそう思った。