Out of the Blue 詞・曲:John Pearlson

2016年に吹奏楽オリジナル作品として作曲したが、2020年になってこれに歌詞を加えた。日本語・英語まじりの歌詞だが、英語を使う部分では脚韻も踏むようにしてある。暗い歌詞が後半まで続くが、コロナ禍からの脱却も念頭に置いて「雲外蒼天」という四字熟語を用い、最後に明るい展望が見えるような内容にした。

ほどけた手と手から 戻らない日々が逃げた
大切にしてた あの日、あの笑顔はない
青い吐息の向こう 届かない空についた
あの嘘がしっぺ返し 突然雨が降る

Out of the blue, it was out of the blue
That it got dark and wildly blew.

あさっての方を向いてたlittle blue bird
何も手に付かないほどI’m conquered
枯れた花束渡して立ち去るIt’s absurd
そうさ身勝手な押しつけじゃ伝わるはずなどないthose three words

誰も振り向いたりしない いつも一人きり
心のどこかで いつか分かり合えると信じてた
君はどっちつかずに見えてたのに
あっちこっちで噂広めて
俺の心ズタズタにしてYou ran away

洒落た仕草・えくぼ・ニキビ 君の魅力はまだ消えない
All of a sudden, all of a sudden,
Out of the blue, it was out of the blue
That I realized it was true.
I feel blue, I feel blue. I can find no clue.

分かってるつもりだったさmasquerade
君と交わしてしまってたunfair trade
虹も夕日も夜空もeverything’s gonna fade
そうさ「諸行無常」だけど今「雲外蒼天」がthe only aid

戻らないもの嘆くよりも 明日の光信じよう
禍福いずれにしても 出会いはいつもout of the blue

※注1 those three words とは I love you の3語のこと
※注2 「雲外蒼天」 試練を乗り越えていき、努力して乗り越えれば快い青空が望めるという意味。