素人考えで思うこと

癌の宣告
細胞診を行い、癌ってことがわかると、医師は、「甲状腺癌ですねぇ」とさらっと宣告。
自分が子供の頃は、患者に告知するのしないのってドラマがありましたが、今は普通にいうんですね。それだけ治癒率が高いってことでしょうか。
甲状腺癌って
癌って言われて、正直ショックです。
でも、進行遅いし、転移も少ないからそれほど心配しなくともと言われ、実際切除してみると、リンパ節に転移がありました。そしたら、リンパの転移はあまり気にしなくてもよく、血液経由の転移のほうが心配である、との説明。

統計的には、乳頭癌の場合、5年後の生存率が90%以上。手術したとして再発率は10%。とか言われています。
統計的には、いい数値だと思うのですが、患者が知りたいのは、「自分は、どうなの? 転移はあるの? ないの? 自分は90%側なの?10%側なの? 」ってことですね。

手術にしても、私は片葉の摘出ですみましたが、いろんな方の体験記を読むと、方葉を切除後、再発して残ったもう方葉も切除した方もいらっしゃり、そんなんだったら、初めから両方とってしまったほうがいいという意見もあるような気がします。

結局問題になるのは、体内に潜んでいるかもしれない癌細胞。こいつは、甲状腺の特徴を受け継ぎながら息づいている。なので、甲状腺には頑張らせないよう、甲状腺をおとなしくさせることが、癌細胞をおとなしくさせること、のようです。

実際のところ、存在が特定できないものが進行するかってのは、医師にだってわからないですよね。
でも、医師は、それでも一生懸命診断してくださってるし、定期検査で見つかれば、いち早く対処もできるはず。
自分と医師を信じ、悲観せず、長い気持ちで闘うしかない、ですよね。


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